家で過ごす時間が増えてしまった昨今。
暗くなりがちな期間を、
一気に楽しい時間にしてくれるのが
ペットの存在です。
お家時間が増えてからペット需要が
急激に伸びているようですね!
ペットショップに訪れた際、
ハムスターコーナーには沢山の家族が
どの子をお迎えしようか迷っていて
ほっこりしました。(笑)
十数年来ハムスターを飼い続けている
ハムスター愛好家としては
嬉しいブームの再来だと思っています。
ハムスターはペット飼育の経験がなくても
比較的飼いやすい生き物で、
準備するものも多くはありません。
主に準備するものは下記の物です。
・ケージ
・回し車
・給水機
・巣箱
・トイレ
・巣材や床材
・エサ入れ
・エサ
種類や個体によって
必要の有無は変わりますが、
基本的には上記で事足ります。
物によっては代用も可能なので、
下記でアイデアとして詳しく
ご紹介しますね。
また飼育方法のコツは
・食べさせてはいけない食べ物を把握する
・温度と湿度管理を徹底する
・一部の種類を除いて多頭飼いはしない
上記の3つは必ず守ってくださいね!
目次
まず揃えたい!ハムスターを飼うために必要な物リスト!
ハムスターをお迎えするにあたって、必要なものは全てペットショップに
一式取り揃えられています。
初めての場合は
店員さんに確認しながら選ぶのが吉です。
ケージ(2000円~1万円くらい)
カゴ型や水槽型など多岐に渡る種類で販売されています。
案外お値段がするので、
最初は驚くかもしれません。(笑)
ちなみに我が家では、
衣装ケースを改造して飼育しています。
比較的お安い上、大きなサイズの物が
売られているので重宝しています。
ただし、脱走を防ぐためといって
フタを閉めるのは絶対にNGです。
ハムスターは
予期せぬ方法で逃げ出す脱走名人ですので、
不安なら100円ショップ等で売られている
金網を置いておきましょう。
ちなみに
筆者の飼っていたハムスターの中には、
一晩で衣装ケースの底に穴を開けて
脱走した猛者がいます。(笑)
ゴールデンハムスターは体も大きく
噛む力も強いので要注意です
回し車(800円~1500円くらい)
ハムスターの運動不足とストレス解消のために設置してあげて
ください。
体のサイズに合ったものを
選んでくださいね。
給水機(800円~1000円くらい)
いつでも新鮮な水が飲めるように、毎日お水の交換を忘れずに!
巣箱(1000円~2000円くらい)
落ち着いて眠れる小屋を設けてあげてください。
ペットショップでは
木製やプラスチック製の小屋が
販売されていますが、我が家では、
紙製の空き箱を小屋として利用しています。
ハムスターはげっ歯類ですので
かじるのが大好き!
あっという間にボロボロにしてしまいますが
ストレス発散にもなり、実質お金も
かからないのでオススメです。
トイレ(1000円~1500円、トイレ砂込み)
ハムスターはトイレを決めた場所で済ませる綺麗好きな個体が多いのが特徴です。
トイレ用のケースや砂も販売されているので
活用するとお掃除が楽になりますし、
臭いの発生も抑えられます。
…が、
トイレの存在を無視する個体もいますので、
その場合は砂浴び用として
用途を変えてくださいね。(笑)
巣材や床材(500円~1000円)
ケージの床材です。木製チップや紙製のものなど、
多岐に渡る種類が販売されていますが、
ペットショップで利用されていたものを
選んであげるのが無難です。
実はハムスターにもアレルギーがあります。
アレルギーとわかって
販売されている個体は対応しやすいのですが
知らずにアレルギー素材を
使ってしまった場合、最悪死に至ります。
特に広葉樹の木製チップは安価ですが
塵埃が起こりやすいので要注意!
比較的アレルギーを引き起こしにくいのは
『新聞紙』です。
歴代ハムスターの中に
アレルギーを持った個体が居ましたが、
新聞紙に変えた途端症状が治まりました。
新聞紙は湿気を吸い取り、
保温性と吸水性も良いので
扱いやすい巣材です。
新聞1枚を畳んでケージの底に敷き、
細かく切った新聞紙を散らして使うと
掃除がとても楽ですよ!
エサ入れ(100円~1000円)
ハムスターの餌をあげる入れ物です。ペットショップでは陶器製や
プラスチック製が販売されていますが、
我が家のエサ入れは
100円ショップで買った
深さ10㎝弱くらいの普通の小皿を
使っています。(笑)
エサ(1000円~2000円)
ハムスター専用のペレットを選びましょう。ベターなのは、
ペットショップで与えられたエサを
そのまま購入することです。
食べ慣れたエサだと
連れ帰って緊張した中でも
すぐに食べてもらいやすいんです。
ペレットだけではなく、お家にある
野菜(キャベツやにんじんなど)も与え、
バランスよい食生活を意識しましょう。
最低限の知識!絶対に守るべき3つのポイントとは!?
前述した通り、飼育に当たっては絶対に守らなければならないことが
あります。
全てハムスターの命に関わること
ばかりです。
最低限の知識として
覚えておいてくださると嬉しいです。
食べさせてはいけない食べ物を把握する
この「食べさせてはいけない」とは、ハムスターにとっての“毒”です。
絶対に与えないようにしてください。
《たまねぎなどの葱類/じゃがいも/
アボカド/チョコレート/どんぐり/
観葉植物など》
過剰摂取NG《レタス/きゅうり》
ハムスターは
なんでも食べてしまう生き物です。
“毒”だと知らずに食べ、
中毒や臓器不全を引き起こす
可能性があるので要注意です。
温度と湿度管理を徹底する
現在、ペットとして飼育されているハムスターの先祖たちは砂漠や乾燥地帯など
過酷な環境で生きていました。
なので「暑さや寒さに強い」と思っている方も
多いようですが、大きな間違いです!
野生のハムスターは温度・湿度とも
快適な地中で暮らしていました。
つまり、その環境でないと生きていけない
という事。
ハムスター飼育の際の適温は20~25℃。
適当な湿度は40~60%です。
つまり、
真夏・真冬はエアコンが必須となります。
ハムスターは暑さと寒さに
非常に弱い生き物です。
寒すぎて冬眠…そのまま仮死状態になり
死んでしまうケースもあります。
温度管理は徹底してくださいね。
一部の種類を除いて多頭飼いはしない
ハムスターは縄張り意識が非常に強い生き物です。
自分の縄張りを侵されたものなら、
牙をむいてケンカし、最悪共食い…という
ケースもあります。
ペットショップのように
複数の個体が集まっているのは
非常に可愛いですが、基本的には
一つのケースに一匹で飼育することを
オススメします。
ただし、ロボロフスキーは
多頭飼に向いている種類です。
相性さえよければ複数で飼っても
大丈夫でしょう。
まとめ
ハムスターってとっても可愛いんですよ~!
警戒心が強い子、おっとりしている子、
巣作りがとっても上手い子、
食いしん坊な子…。
あんなに小さいのに、同じ種類でも
一匹一匹個性が全く違います。
大切に接していれば慣れてくれるので、
手乗りになったときの感動はひとしおです!
可愛い仕草にぜひ、癒されてくださいね♪