刺身や煮つけ、フライなど、
どんな調理方法もできるので
重宝していることでしょう。
しかし、アジは小骨が気になることが
あると思います。
アジの小骨は基本的に食べても
問題ありませんが、刺身や焼きアジの際は
取ったほうがいいでしょう。
そのまま飲みこんでしまい、
喉を痛める恐れがあるためです。
反対に、煮つけや南蛮漬け、フライなど
酢を加えたり煮込んだりして
骨を柔らかくする調理法なら小骨も
柔らかくなっているので噛みやすいです。
小骨を取る際は、おろした後にピンセットを
使うのがいいですね。
目次
アジの小骨が食べやすくなる調理法とは?小骨の取り方をくわしく解説
冒頭でも述べたように、味の小骨は調理方法によっては
そのまま食べることができます。
アジの骨は基本的に小さく、魚全体の中では
噛みやすいです。
魚の骨は熱を加えたり
酢を加えて調理することで
溶けて柔らかくなります。
それを利用して、煮つけや南蛮漬け、
マリネをすれば骨も柔らかくなり
食べやすくなります。
フライにすると、食感は強くなりますが
煎餅のようなパリパリとした食感になるので
スナック感覚で食べることができますね。
ただ、小さな子どもやお年寄りなどは
噛み切れない場合があるので
家族に居る際は取ったほうが
いいかもしれません。
また、アジの刺身や焼き魚にする場合は
骨が固いままなので噛みにくいです。
では、アジの小骨は
どうやって取ればいいでしょうか?
アジの小骨は主に2種類あり、
・腹骨
・血合い骨
に分けられます。
腹骨は文字通りアジの腹付近についている
骨です。
こちらは目視がしやすいので、
取りやすいでしょう。
おろしたアジをまな板に置き、
包丁を横から入れて骨を取り出します。
血合い骨はサイズが小さく、数が多いです。
アジの小骨というと、この血合い骨のことを
指す場合が多いでしょう。
こちらは包丁で取ると、
身まで大量にもっていかれるので
骨抜きやピンセットで抜くのがいいですね。
血合い骨は、
背身と腹身の境界付近にあります。
そこが赤くなっており、
骨が頭から尾にかけて並んでいます。
背身と腹身の境界付近は、血が溜まるので
赤くなるのです。
頭側の血合い骨のほうがサイズは
大きめなので、まずはそこから探して
抜いていきましょう。
最初は時間がかかるかもしれませんが、
慣れればすぐにできます。
実は捨てると勿体無い?アジの小骨を食べる2つのメリット
アジの小骨の食感が苦手、いちいち探しながら食べるのが
面倒だという意見もあるかもしれません。
しかし、小骨も食べるメリットはあります。
まず、魚全般に言えることですが、
魚の骨にはカルシウムやマグネシウムなど、
たくさんの栄養分が入っています。
昔の人が魚の骨まで食べたり
今でも骨でせんべいを作ったりするのは
栄養があるからです。
カルシウムは人類にとって
必須の栄養素ですね。
できるだけ、食べられそうな小骨は
しっかり噛んで食べることで魚に入っている
栄養を取りこぼすことも少なくなります。
次に、しっかり噛むことで
顎を鍛えられます。
小骨が入っていると、
一気に身を食べることができなくなります。
必然的に食べるスピードが遅くなり、
噛む回数も増えるので、
顎を健康に保つためにはいいでしょう。
まとめ
アジの小骨はしっかり加熱すれば食べられます。
苦手な場合は、
まずは小アジから試すのがおすすめです。
小アジは普通のアジよりも骨のサイズが
小さくなり、骨も柔らかく噛みやすいです。
小アジ以外の小魚も、同じように
骨まで食べやすいものばかりです。
骨が苦手なら、小魚系から挑戦して
慣れていくようにしてみましょう。