梨の食べ頃の見分け方は?知っておくべき3つのチェックポイント

夏から秋にかけて、梨の旬の時期になります。

甘くてシャキッとした食感の梨を食べると、
爽やかな気分になりますね。

しかし、梨は食べ頃や選び方を間違えると、
甘さが足りなかったり固くなったものに
当たったりします。

当たり外れが大きいのが
梨の特徴と言えるでしょう。

では、梨の食べ頃はいつなのでしょうか?

そして購入時に食べ頃の梨を見分ける
ポイントは何でしょう?

梨の食べ頃は、基本的には買ってすぐです。
日を置くほど甘くなるわけではありません。

そして、
・色が黄色っぽいまたは赤みが出ている
・ずっしりと重い
・お尻部分がふっくらして軸が
しっかりしている

この3つに当てはまる梨は、
食べ頃を迎えて甘い梨です。

 

目次

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買ってきた梨はすぐに食べる!食べ頃の梨を見分ける3つのポイント

先ほども述べましたが。
梨は買ってからなるべく早く食べるように
しましょう。

これは梨が追熟しないからです。

追熟というのは、時間をおいて果物を熟し、
さらに甘くさせる方法のことです。

りんごは追熟させると甘みが増しますが、
梨は食べ頃を迎えたらそれ以上は
甘くなりません。

放置すると新鮮さが失われていく
一方なのです。

つまり、お店で食べ頃を迎えた梨を買い、
それをすぐに家で食べるのが
最もおすすめだと言えます。

色、重さ、形の3つの観点から
食べ頃の梨の特徴を解説しましょう。

 

色について説明する前に、
梨には大きく分けて2つの種類が
あることを知っておきましょう。

青梨赤梨です。

青梨は、二十世紀梨が有名ですね。

文字通り全体が青(黄緑)っぽい色を
しています。

赤梨は、豊水や幸水が有名です。
こちらは熟す前は黄色です。

青梨の食べ頃は、
全体が黄色っぽくなっているもの
食べ頃です。

また、全体にまだら模様が出ている青梨も
食べ頃だと言えます。

赤梨は、黄色からところどころ赤みが
出てくると食べ頃です。

 

重さ

青梨、赤梨両方ともずっしりとした重さが
あるものが食べ頃です。

大きさはあまり関係がなく、
小ぶりでも持った時に重量感があれば
甘くなっている可能性が高いです。

最近は箱入りで梨が売られており、
重さが分かりにくいこともありますね。

箱入りの梨だと重さで判断するのは
難しいですが、そうでない場合は
ぜひ重さも判断基準に入れてみて下さい。

 

梨の中で最も甘い部分は、
お尻と皮の近くです。

中心部に行くほど甘さは少なくなります。

梨のお尻部分がふっくらとしていたり、
安定感のあるどっしりとした形をしていれば
食べ頃を迎えていると言えます。

また、食べ頃の梨は軸がしっかりしており
置いたときのバランスが良いことが
多いです。

置いたときにふらふらしたり
傾いたりするような梨ではなく、
軸のしっかりした梨を選びましょう。

 

甘くない梨はコンポートにアレンジ!美味しいおやつレシピ

ここまで紹介したポイントを踏まえて
食べ頃の梨を買ったとします。

しかし、それでも梨が甘くなかった
ということも十分あり得ます。

梨は甘いものとそうでないものの差が
大きいので、すべての梨を甘くするのは
難しいのです。

甘くない梨だったときは、コンポートという
おやつにしてしまいましょう。

材料は
・梨1個
・水200cc
・砂糖大さじ2
・白ワイン100cc
・レモン果汁
です。

まず、鍋に水、砂糖、白ワインを入れて
煮たたせます。

火を止めて切った梨を並べ入れ、
再び煮立たせましょう。

レモン果汁を少々かけ、
落し蓋をして弱火で10~15分煮立たせます。

梨の色が透明になりかけたら火を止めます。
冷蔵庫で十分に冷やしたら完成です。

砂糖の甘味が加わって、
優しい味わいのおやつになりますよ。

バニラアイスと一緒に食べる
もっと美味しくなるのでおすすめです。

 

まとめ

梨は少し高級感のある果物で、
特別なデザートとして楽しむ人も
いることでしょう。

そんなときに食べ頃ではない梨に
当たってしまったらとても残念ですよね。

今回紹介した見分け方を覚えて、
注意しながら見極めましょう。

青梨はさっぱり系、赤梨は甘味が強いという
特徴もあるので、あなたの好みに合わせて
種類も選んでみてください。

きっとおいしい梨にたどり着くことが
できるはずです。
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