様々な料理に利用できる
“あさり”。
独特の香りとダシがお料理を美味しく
引き立ててくれるので
筆者も大好きです~!
あさりって実は
殻付きのまま冷凍保存できるって
知っていましたか?
しかも冷凍あさりの方が
うま味がでて、
より美味しくなるんですよ!
冷凍する方法も簡単ですし、
解凍する手間なく、
お料理に使えちゃうんです!
生あさりだと1~2日にしか
日持ちしませんが、
ひと手間加えて
冷凍することによって
1ヶ月以上日持ちします。
まとめ買いして
お料理に活かしてみては
どうでしょうか?
目次
冷凍するとどうなる?あさりがおいしくなる理由
冷凍あさりが生あさりより美味しくなる理由は
とってもシンプルです。
あさりの細胞の中には、
“グルタミン酸”や“コハク酸”と
呼ばれるうま味成分が
たっぷり含まれています。
しかし、これらの成分は
細胞膜に包まれているため、
なかなか外に出てきません。
しかし冷凍することによって、
うま味成分を守る細胞膜が
破壊されます。
⇩
細胞膜が破壊された状態で調理をすると、閉じ込められていたうま味成分が
自然と外に流れ出て、
お料理をさらに
美味しくしてくれるのです。
あさりは1年中スーパーで
購入可能ですが、
3~4月の旬のあさりは産卵前で
栄養をたっぷり蓄えている上に
お値段もお安い!
この時期のあさりを少し多めに
購入しておいて、
冷凍保存を活かしてさらに
美味しくして食べるのもいいですね♪
知らなきゃ損!簡単なあさりの冷凍方法と調理法
殻付き冷凍あさりを作る手順はとってもカンタン!
殻の表面についた汚れを取り除く
水の入ったボウルにあさりを入れ、殻と殻をこすり合わせるようにして
表面の汚れを落としていきます。
力任せにせず、優しく
こすり合わせてくださいね。
海水と同じ濃度の塩水を作る
水200ml(1カップ)につき、塩6g(小さじ1強)の割合で塩水を作ります。
これで海水と同じ
塩分濃度が3%の塩水になります。
この計算の元、適量の塩水を
作ってください。
塩水にあさりを入れ、砂ぬきをする
上記で作った塩水にあさりが半分つかる程度浸します。
この時、あさりとあさりが
あまり重ならないように
入れてくださいね。
蓋をするなど、暗所にして
常温で2~3時間放置しましょう。
室温が高くなる夏は
冷蔵庫を使ってくださいね。
その場合は4~5時間おいてください。
真水で洗う
砂ぬきが出来たら表面についた塩分を真水で洗い流しましょう。
キッチンペーパーでしっかり水気を
取り除いたら下準備完了です!
急速冷凍する
密封ができる冷凍用保存袋にあさりを入れます。
この時のポイントは
“あさりが重ならないように平らに収める”
ということ!
袋の中の空気をしっかり抜いたら
金属トレイに乗せて冷凍庫に入れましょう!
金属トレイの上に置くのは、
熱伝導率をよくし、
早く凍らせてしまうためです。
もし急速冷凍モードがある場合は
ぜひ利用してくださいね。
解凍方法
殻付きあさりの解凍は
“一気に加熱する”ことを
心がけてください。
調理時に強火で一気に
火をいれましょう。
そうすることによって
あさりの殻がしっかり開きます。
自然解凍をしてしまうと、
殻がうまく開かず美味しく
食べられなくなってしまいます。
殻が開かなかったものは、
風味が損なわれていたり、
傷んでいる可能性があるので、
無理に食べない方がベターです。
まとめ
あさりって美味しいですよね~。- お味噌汁やおすまし
- クラムチャウダー
食卓からは外せません!
冷凍あさりは
保存に適しているだけでなく、
『より美味しくする』作用があるのが
見逃せないポイントです。
うま味が出るなら、
- あさりの酒蒸し
より美味しさの違いを
感じさせてくれるかもしれませんね!
少し手間がかかるかもしれませんが、
ぜひ挑戦してみてくださいね♪