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掛け合わせたような形の“ランリック”。
この商品が再度、注目を浴びています。
その理由は、
『低価格』『軽いのに強度がある』という点。
1968年に登場した黄色のデザインだけではなく、
今では赤や黒、紺色などのバリエーションも増え、
購入者の好みに合わせ易くなったとも言えます。
もちろん、いくら安くても、
ちょっと乱暴に使うだけで壊れるようでは
意味がないですよね?
『ランリック』は価格が1万円前後と、
ランドセルに比べて安価ですが、
「6年間、入学から卒業まで使い切れた」という
レビューも沢山ありました。
それでは気になるランリックの特徴について
詳しく解説していきましょう!
目次
ランリックは軽くて丈夫って本当?その魅力をまとめてみた!
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/school-supplies-5541102_640-300x190.jpg)
京都の学生用品販売会社「マルヤス」さんが
製造販売しているナイロン製のカバンです。
元は京都の一部の地域で通学用カバンとして
愛されていましたが、最近ではその特徴から、
全国の保護者から注目を集めています。
・ランリックは『低価格』
ランリックの価格は1万円前後。
対してランドセルの価格は4万円からと幅広く、
高級なものだと約10万円の値がついています。
なにかと物入りな入学準備にあたった際、家計への
影響を考えるとこの差は非常に大きいものです。
・ランリックは『軽い』
6~7歳から使い始めるので、少しでも軽い物を
選んであげたいですよね。
カバン自体が重いと、教科書を入れた際の
負荷は幼い子どもにはとっても可哀そうです…。
ランリックの重さは670~850g。
対してランドセルは870~1300gと言われています。
軽量化が進んで随分軽くなったとはいえ、
今でもランドセルって重いんですね。
・ランリックは『強度がある』
お値段がお安い分、強度の心配もありますよね?
ちょっと投げたり体当たりしただけで壊れては
安くても意味がありません。(笑)
レビューで実際に使われていた方のコメントを
調べたのですが、「6年間壊れず使いきった」
「軽くて使いやすいのに丈夫」というものが目立ち、
壊してしまったというものは見かけませんでした。
しっかりした強度と耐久性がうかがえますね!
・どこで買える?
製造メーカーである『マルヤスさんの実店舗』
『学用品販売店』『通販』で入手可能です!
いざ使う時に心配…ランドセル以外での通学ってOKなの?
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/971035-300x276.jpg)
「そもそも、小学校通学ってランドセルじゃないと
ダメじゃないの?」という疑問がありますよね?
実は「ランドセルを使って通学しなくてはならない」
という法的義務はありません。
『ランドセルじゃないとダメ!』と校則で
制限している学校も少ないと思いますので、
最終的な判断は保護者に委ねられています。
しかし現状のシェア率を見てみれば、
ランドセルの割合が非常に高く、
『小学生の通学=ランドセル』のイメージが
根強いのも事実ですから、
“少数派”になる可能性が非常に高いのです。
まとめ
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/56dda962fe7de013cdc93716c8a5e9ae-300x225.jpg)
メチャクチャ重かった!
終業式の日にまとめて荷物を持ち帰って
自爆するタイプだったので、
元から重いランドセルに恨みを重ねていました(笑)
もちろん愛着もありましたが、
“女の子は赤・男の子は黒”という
暗黙の空気も覚えています。(笑)
当時では珍しいピンクのランドセルを背負っている子が
いましたが、入学当初は「なんで色が違うの?」なんて
思ったものです。
今回ランリックが注目を集めた背景に
「ランドセルが当然という空気に疑問」
「6年間使うにしてもランドセルは高価すぎる」
「丈夫であっても重くて暑い」
など様々な理由がありますが、
中でも胸を刺した理由に、
「貧困問題」というものもありました。
切ない…。
ただ、集団意識が強い日本では、
ランリックがメジャーではないエリアで使うには
ちょっと勇気がいるかもしれないのかな、
と感じました…。
『今までがそうだったから変えない』のではなく、
『ルールにさえ守っていれば
より良い物を個人の意思で選べて、
それを周りの人が受け入れる社会』になれば、
もっと選択肢が増えて自由になれるのにな~
なんて、この記事を書きながら考えた筆者でした。