綺麗を保つ秘訣!汚れ別ビニールクロスのお掃除方法とメンテナンス!

大切な家具をキズや汚れから
保護するビニールクロス

食べこぼしなどの日常のお手入れは、
マイクロファイバー布巾での
水拭きが基本です。

 
水拭きでは落ちないしつこい油汚れには、
中性洗剤や重曹水で拭く方法がおすすめです。

 
また、鉛筆やインクなど
落としにくい汚れがついてしまった場合は
できるだけ早くウェットティッシュや
マイクロファイバー布巾で拭き取り、
重曹水や中性洗剤
アルコール除光液の順
汚れ落としを試してみましょう。

では、これからビニールクロスを
きれいに長持ちさせるための方法
詳しくご説明していきますね。

 
 

目次

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簡単お掃除方法4選!汚れ別に紹介!

おすすめはマイクロファイバー布巾

まず、塩ビ(PVC)のビニールクロスの
汚れを拭き取るのに適切なのは、
布巾やタオル、ペーパータオルなどの
柔らかい素材のもの。

おすすめはマイクロファイバーの布巾です。
細かい繊維のおかげで綿の布巾よりも
表面の凹凸に入った汚れを
しっかりとらえて落としやすいですし、
水切れがよいので乾燥も早いです。

 
一方、『激落ちくん』などの
汚れ落としメラミンスポンジは、
こすった部分の表面に
細かいキズが残って透明性が落ち、
見た目が悪くなってしまう
可能性があるので
あまりおすすめしません。
 
「そうは言っても、こびりついた汚れは
こすらないと落ちないし…」という方は、
力加減に注意して汚れ部分だけ
優しくこするようにすれば大丈夫です!

食べこぼしには水拭きが基本

ダイニングテーブルに敷く
ビニールクロスの汚れで
最も多いのは、飲み物や食べ物に
よるものでしょう。
こぼれてしまったコーヒーやお吸い物などの
水性の汚れは、
まだ濡れているうちなら水拭き
簡単に落ちます。

時間が経って乾燥し、
マットにこびりついてしまった場合
水で汚れをある程度柔らかくしてから
マイクロファイバーでぬぐうように
すると取れやすいです。
簡単ですね!

 
これは注意点ですが、
ビニールクロスの素材である
塩ビは熱に弱いです。
呉々も「早く汚れをふやかそう」と思って
お湯(50度以上)をかけたりしないで
くださいね!
その部分だけ変形してしまいますよ。

油汚れには中性洗剤と重曹水を

「でも、揚げ物などの汚れ
水拭きじゃ落ちないでしょ?」という方。

そうなんですよね。
水拭きだけでは油汚れが落ちず、
テカテカしたままの部分が
残ってしまうことがあります。

油汚れに向いているのは、
食器洗いなどに使う
中性洗剤や重曹水です。

原液のままだと濃いので、
うすめた中性洗剤をつけた布などで
油を拭き取ったあと、
洗剤が残らないように
水拭きで仕上げてください。

そして手垢汚れのような
軽い油汚れには
重曹水を含んだ布巾での水拭き
効果的です。

重曹はニオイの防止にもなるので
おすすめです!

濃度の目安は
お湯100mlにつき重曹小さじ1杯」程度。

重曹水を作り置きしたスプレーを
テーブルの近くに常備して、
汚れたらすぐにシュッと一吹きして
ティッシュで拭くのも良いですね。

皮脂は油性なので、
もちろん中性洗剤でも
汚れを落とせます

なお、アルコールが含まれる洗剤
強い油汚れに有効ですが、
塩ビに含まれる成分の一部が
溶け出す可能性があるので要注意です!

長時間アルコールに触れさせたり
頻繁に拭き掃除に使ったりしていると、
ビニールクロスが変形したり
質感が変わってしまうことがあるので
あまりおすすめはしません。

衛生的にはOKでも、
見た目が曇ったりフニャッと
なってしまうとなんだか
ガッカリしてしまいますよね。

ですから、
アルコール系洗剤を使った後は、
すぐにしっかり水拭きをするなど
注意してご利用ください。

インクの汚れがついたときは?

さて、鉛筆やボールペンの
インクマジックなどの
落としにくい汚れの場合は
どうでしょう?

これらの落としにくい汚れが
ビニールクロスについてしまった場合に
共通して言えることは、
「ビニールに染み込む前に
なるべく早く拭き取ることが大事」
ということです。

とにかくスピード命!です。

時間が経過して染み込んだ
インク汚れは落とせませんので、
まだ表面に浮いているうちに
ウェットティッシュ
マイクロファイバー布巾で
拭き取りましょう。

まず試すべきなのは重曹水や中性洗剤
食器用のアルコール消毒剤など
日常で使われる洗剤です。

一口に塩ビ(PVC)といっても、
素材に配合されている成分に
バリエーションがあるため、

アルコールなどの有機溶剤を使う場合は、
例えば、
除光液→エタノール→ベンジンというふうに
「弱い薬品から強い薬品へと順番に」
クロスの端のような
目立たないところで
ビニールの変形がないことを
確認してから使用してください。

また、付着したばかりの汚れは
消しゴムで落ちることもありますが、
摩擦熱で透明性が落ちてしまうこともあるので
部分的な使用にとどめましょう。
 
繰り返しになりますが、
ビニールは熱に弱い!
覚えておいてください。

 

丸洗いしてもいい!?コツと注意点!

「テーブル全体に派手に
ソースこぼしちゃった…。」

「大掃除のときくらいは丸洗いして
さっぱりさせたいな~」という方へ。

ビニールマット丸ごと水洗いが可能です。

ただし、
熱に弱いので50度以上のお湯
使わないでください。

また、キズがつかないように
ブラシやスポンジの使用は必要最低限
にしましょう。

洗い終わって濡れたマットを乾かすときは、
乾いた布で水気を取ってから
風通しの良い「日陰」で乾燥させてください。

早く乾かすために直射日光やドライヤーにあてると
紫外線で劣化したり熱で変形したりするおそれがあります。

 

まとめ

ビニールクロスは汚れから
家具を守るカバーとしての
役割を持っているため、
「常に新品のような
ピカピカの状態にしておく」のは難しく、
丁寧に使っていても経年劣化で
黄ばみが出てくることもあります。

ビニールクロスを長年使ったあとは
買い換えることメンテナンスの一環
割り切りましょう。

それでも、汚れを早い段階で
取り除いておくようにすることで
美しい状態を長持ちさせることができます。
定期的なメンテナンスを
心がけましょう!
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