紙ストローのデメリットとは?実はプラストローより不便だった⁈

最近、環境保護のためプラスチック製品を
控える活動が広がってきています。

プラスチック製品の代わりとして、
紙製品が採用されることが多いですね。

その中でも、カップの飲み物を
買ったときに付いてくるストローが紙製に
なってきています。

紙ストローは自然に還る素材で
できているため、プラストローのように
捨てられても環境破壊には
つながりにくくなります。

環境に優しい紙ストローですが、
普及していく過程でデメリットも
見えてきました。

主なデメリットは、

・ふやけてしまう
・コスパがかかる
・一度しか使えない
・糊の味がする
 
これらの4つです。

どれもプラストローにはなかった
デメリットと言えますね。

 

目次

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環境に優しいだけではない⁈紙ストローの4つのデメリットを解説

冒頭でも述べたように、
環境に優しい紙ストローには
4つのデメリットがあります。

紙ストローを利用した経験がある人なら
どれも納得できるはずです。

一つずつ詳しく見ていきましょう。

 

ふやけてしまう

紙ストローの最大のデメリットが
こちらでしょう。

プラスチックと違い、
紙製品は本来水に弱いものです。

紙ストローでは耐水加工がされていますが、
ずっと水分に耐えられるわけではありません。

長時間経つと紙ストローは
ふやけてしまいます。

時間をかけてドリンクを飲むタイプの人だと、
終盤でストローがふにゃふにゃになって
飲みづらくなってしまうことでしょう。

 

コスパがかかる

紙ストローはプラスチックストローと比べて
生産コストがかかります。

紙を筒状にして糊でくっつけたり
耐水加工するためです。

そのため、一本当たりの値段はどうしても
高くなってしまいますよね。

安いドリンクを売るお店だと、
このコストが上がるのは痛手です。

 

一度しか使えない

プラスチックストローは何度か使うことが
できますが、紙ストローは
ふやけてしまうことから使用は一度きり
なります。

一度しか使えないのは衛生的とも取れますが、
環境に優しいのが売りの紙ストローとしては
一度しか使えないのは少し気になります。

プラごみは減らせますが、代わりに可燃ごみが
増える原因になりそうですね。

ポイ捨てされた場合、プラごみよりは
可燃ごみのほうが自然に還りやすいのですが
ゴミの量自体は増えてしまいそうです。

ここは難しいところですね。

 

糊の味がする

これは、紙ストローを使用したことがある人は
分かると思います。

紙ストローで飲み物を飲んでいると、
だんだん接着用の糊の味がしてきたことは
ありませんか?

これは紙ストローがふやけてしまうことで
糊の味が混ざってしまうのです。

また、口でくわえている部分は早く
ふやけるので紙の味がしてくることも
あります。

私が初めて紙ストローでドリンクを
飲んだとき、途中から紙の味が少し混ざって
不思議な気分になりました。

慣れるまでは気になる人が多そうです。

 

紙ストローのデメリットは解消できる?今後期待される解決策3つ

デメリットを述べましたが、
これらには解決策がありそうです。

まずコスパの問題ですが、
紙ストローはプラスチックストローよりは
コスパがかかるものの、ストロー全体で
言えば安いほうです。

今後、生産量が増えて効率化が進むことで
コスパが良くなっていくことが見込まれます。

ふやけたり糊の味がするのは、
紙である以上仕方のないことです。

それが苦手な人のために
プラスチックストローと選択できるように
なるのが理想的と言えるでしょう。

一度しか使えない問題ですが、
よくストローを使う人は金属製や
竹製のストローを使うのがいいでしょう。

こられは最初から何度も使うように
作られているので耐久性も良いものが
多いです。

 

まとめ

現在、紙ストローにはいくつかの課題が
ありますがだからと言って紙ストローを
廃止するほうがいいとは言いません。

紙ストローがプラスチックストローよりも
環境にいいことは確かですし、
今あるデメリットも解決できそうなものが
ほとんどです。

これからは、個人の好みや考え方によって
使うストローの素材も選べるように
なればいいですね。
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