床の間のタブーとは?知らないと困る4つの重大なマナー違反!

和室の客間や旅館でよく見かける床の間。

床の間は洋室にはない、
和室独自のスペースですね。

座敷の床が一段だけ高くなっているのは
その部屋の中で一番いい場所であることを
示しています。

そんな床の間ですがしてはいけないこと、
置いてはいけないものがあることを
知っていましたか?

床の間に関するタブーはいくつかあります。

・上になんでもかんでも置く
・上に人が乗る
・放置する
・人が嫌がるものを置く
 
この4つは特にしてはいけないことです。

旅館にある床の間でもしてはいけないことは
同じなので注意しましょう。

 

目次

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床の間はキレイに使うのが基本!4つのタブーをくわしく解説

冒頭でも床の間のタブーを4つ述べましたが、
床の間は部屋の中で最も格調の高い場所です。

基本的な考え方として、
床の間を雑に扱うのはやめましょう。

一つずつ詳しく解説していきます。

 

上になんでもかんでも置く

床の間の上になんでもかんでも物を置くのは
いけません。

マナー違反ですし、
床の間は物置ではないためです。

普段使わないような荷物を
まとめて置いておく…というような使い方は
避けておきましょう。

また、お客さんが来たときに物を別の場所へ
ひっこめればいいというわけではありません。

いろいろなものを床の間に雑多に
置いておくと床が傷ついてしまいますよね。

そんな床の間を見ると、お客さんにとっても
印象が悪くなってしまいます。

床の間は物置ではなく飾る場所だと
覚えておきましょう。

また、旅館に泊まったときに床の間の上に
キャリーケースや鞄を置くのもタブーです。

荷物で床が傷ついて旅館の部屋の見た目が
悪くなってしまったら大変ですからね。

 

上に人が乗る

他人がいるときに床の間の上にあがるのは
まずマナー違反ですし、
誰もいないからといって上に乗って
遊んだりするのもよくありません。

というのも、
床の間は上に人が乗って使うように
作られていないためです。

人が上に乗って衝撃を与え続けると、
床の間の床が割れて抜け落ちる可能性
あります。

そうなると修理代が高くつきますよね。

余分な出費をしないためにも、
むやみに床の間の上に乗るのは避けましょう。

 

放置する

ここで言う放置とは、
掃除などのメンテナンスを怠ることです。

床の間に何も飾らないというのは
いけないことではありません。

しかし、何も飾っていなかったり
飾りが少ないからと言って掃除をサボると
途端に汚くなってしまいます。

一段高いからといって
汚れにくいわけではないのです。

床の間の近くは、
客間の中で最も上座の席です。

上座の近くが綺麗ではない、というのは
あまり気持ちのいいものではないでしょう。

床の間は定期的に掃除をして
綺麗にしておいてくださいね。

 

人が嫌がるものを置く

床の間は客間にあることがほとんどなので、
人に嫌な思いをさせそうなものを置くのは
やめておきましょう。

ド派手な置物や飾りは、見る人によって
評価が分かれるので避けたほうが無難です。

床の間に掛け軸をかけることも多いですが、
あまりにおどろおどろしいものを
選ぶのもおすすめしません。

客間の雰囲気が一気に悪くなるためです。

 

床の間には何を飾ればいいの?お好みに合わせたおすすめ活用法3選

床の間のタブーを知ったところで、
おすすめの使い方を紹介します。

季節の飾りつけをする

正月やひなまつり、端午の節句、七夕など
季節の飾りつけをして客間をにぎわせるのは
とてもいいことです。

 

掛け軸や手ぬぐい、生け花

掛け軸と生け花は、
床の間の定番アイテムですね。

伝統的な床の間にしたい人
ぜひ設置してみてください。

掛け軸だとハードルが高いと思う人に
特におすすめしたいのは手ぬぐいです。

最近の手ぬぐいは柄も豊富なので、
季節に合わせて交換するのも楽しいですね。

それに手ぬぐいなら値段もお手頃です。

100均や雑貨屋に手ぬぐい用の枠が
売っていますよ。

 

仏壇を置く

床の間に仏壇を置くのは問題ありません。

ただし、サイズや向きなどは各家庭によって
異なるので事前に調べておきましょう。

 

まとめ

床の間にはタブーがありますが、
どれも難しいものではありませんでしたね。

基本的なことさえ注意しておけば、
床の間は各個人で好きなように飾り付けが
できる素敵な場所です。

もし床の間の使い方に悩んでいる人がいたら
ぜひ気負いせずに使ってみてください。
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