自宅でぬか床を買って
ぬか漬けを作るのが
人気になってきています。
ぬか漬けの程よく酸味の効いた味は
とてもおいしいですよね。
いつもと違う方法で
野菜を食べたい時にはうってつけの
食べ方だと思います。
最近はお店やインターネットで
気軽にぬか床が買えるようにも
なりました。
本来ぬか床は、毎日しっかりと
かき混ぜる必要がありますが、
一週間に一回程度のかき混ぜで
ぬか漬けを作れる商品まで
販売されています。
しかし、簡単にぬか漬けを
作れるようになっても問題は起きます。
何回も作っているうちに
野菜から水分が出て
ぬか床が水っぽくなってしまうのです。
放置すると雑菌がわいてきます。
このような場合は
どうしたらいいでしょう?
ぬか床が水っぽくなった時は、
乾物やキッチンペーパーを入れたり
ぬかを足したりすることで
余計な水分をなくせます!
すべて簡単にお手入れできますよ。
目次
今すぐできる!ぬか床が水っぽいときの対処法3選!
ぬか床が水っぽい時のお手入れ方法として簡単な順に並べると
・乾物を埋める
・キッチンペーパーか布巾で吸い取る
・新しいぬかを足す
という方法があります。
どの方法もおすすめですが、
私としては新しいぬかを足すのに
チャレンジしてほしいです!
順を追って一つずつ
説明していきましょう。
① 乾物を埋める
乾燥昆布や乾燥しいたけなどの
乾物を、ぬか床に埋め込み
数日~5日ほど待つと、
ぬか床に溜まった水を取り除けます。
乾物はそのまま
ぬか床の旨味にもなりますし、
もう少し長めにつけて
乾物自体もぬか漬けにしてしまえば
楽ちんです。
水っぽさもなくなって
ぬか漬けの材料にもなるので
便利だと思いますよ。
ただ、一度にとれる
水の量が少ないのが難点です。
② キッチンペーパーや布巾で吸い取る
キッチンペーパーなら
そのまま折りたたんで、
布巾なら濡らして固く絞ってから
ぬか床の表面を優しく押しましょう。
キッチンペーパーや布巾が
水を吸ってくれますよ。
この方法は、何日も待つことなく
水を吸い取れます。
すぐに水っぽさをなくしたいときに
おすすめです。
一度で取り切れなければ
何回か試しましょう。
ただし、このとき塩分も一緒に
吸い取ってしまいます。
塩分が減ると
ぬか漬けがおいしくなくなるので
塩を少しずつ足しましょう。
③新しいぬかを足す
① と②の方法はとてもお手軽です。
しかし、ぬか床は
新しくぬかを足さないと
どんどん量が減ってしまいます。
ぬか漬けをずっと作り続けたい人は
③の方法をおすすめします。
新しいぬかを足すことを
「足しぬか」といいます。
この方法なら
ぬかの量が増えるため、継続して
ぬか漬けを作ることができるように
なります。
まず、新しいぬか1カップと
小さじ1くらいの塩を用意します。
ぬか床の中にこれらを入れ、
混ぜていきます。
このとき、ぬか床が味噌くらいの
固さになるまで足しましょう
こうすることで、ぬか床の水は
新しいぬかに吸収されます。
ぬか床の旨味を失うことなく
水っぽさをなくせるのが
いいですね。
秘訣!足しぬかをするときは入れすぎに注意!
風味を損なわずにぬか床から水分を取れる足しぬかですが、
一つ注意点があります。
それは、
ぬかや塩を入れすぎないように
することです。
どちらも入れすぎると
ぬか漬けの味を落とすことになります。
まず塩を入れすぎると、
ぬか床につけた野菜が
過剰に塩分を吸い込み
塩気の強いぬか漬けができあがります。
塩辛すぎるのは
おいしくありませんし、
塩分を取りすぎるのも
体によくないです。
また、ぬかを入れすぎると
ぬか床内の乳酸菌が減ってしまい、
ぬか漬けの風味が悪くなります。
なので、足しぬかをするときは
足しぬか袋の内容物を
一気に入れるのではなく
1カップずつ足していきましょう。
ぬか床の様子を見ながら
ゆっくり足すことで
おいしいぬか漬けを作れるようになります。
まとめ
ぬか床が水っぽくなったときのお手入れ方法を紹介してきました。
ぬか床は一度買ったら
長期間にわたって使えるものです。
自分で手をかけ
ゆっくり作ったぬか漬けは
市販のものよりも
おいしく感じるはずです!
せっかくぬか床を買ったのだから、
足しぬかをして自分好みの味の
ぬか床を作ってほしいと思います。