![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/driving-2934477_640-300x177.jpg)
自動車運転中のスマートフォンの使用やカーナビ使用の
制限が厳格化しました。
そうは言ってもお仕事で電話が手放せない人も
沢山いますよね?
そんな方にはBluetoothやハンズフリーイヤホンの
使用が推奨されています。
しかし推奨されているからといって、
どんなシーンで使ってもいいわけではありません。
やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用|警察庁Webサイト
運転中の携帯電話使用対策 ながらスマホ 警察庁
上に載せた、道路交通法改正部分(警察庁法案概要ページ)
を要約すると、完全停止の時以外、
『スマホなどを持って操作する』
『スマホやカーナビの画面を注視する』
ことがNGとされています。
ハンズフリー通話自体は違法ではないものの、
走行中、電話を取る時やハンズフリーに切り替えるときに
画面を見ると『ながら運転』とみなされてしまします。
さらに、地方条例によっては
『運転中は車外の音が十分に聞こえなくてはならない』
という記述がある地域もあるため、
両耳をふさぐようなイヤホンの使用には注意が必要です。
当たり前と思っていても、複雑な『ながら運転』に
関する法案を、わかりやすくご紹介していきますね。
目次
こんな運転はNG!ハンズフリー通話でも気を付けるべき2つのポイント
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/3144660_s-300x200.jpg)
『電話機器やカーナビ操作は、
“完全停止”のときにすること』
が鉄則となります。
この“完全停止”とは、
『タイヤの動きが完全に止まっていること』
を指します。
つまりは、渋滞などで徐行走行中はNG!
代わりに『赤信号停止中』は“完全停止”に
含まれることになります。
しかし、赤信号で止まっている時に
前方から目を離すと、青信号に気づかず後続車に
迷惑をかけるシーンが多々あります。
また、場合によっては警察官の指導を
受けることもあるそうです。
つまり、それくらいグレーな使用方法であることを
理解した方がよさそうです。
また、道路交通法で禁止されていなくても
地方条例によって、走行中の通話に 抵触する可能性がある場合もあります。
たとえば東京都には
『音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホン等を使用して
ラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は
声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと』
という一文があります。
イヤホン通話は赤信号なら問題なし? 「ながらスマホ」件数減少も 複雑な線引(くるまのニュース) | 自動車情報・ニュース - carview!
■ハンズフリー通話は違法? 複雑な道交法、どう解釈すればいい? 運転中のスマートフォン操作(ながらスマホ)などに関する道路交通法の改正が2019年12月1日に施行されたことで罰則が強化されました。 そのため、運転中の通話に関してはBlue...
つまりこれは、いくらハンズフリー通話だからといって
『両耳にイヤホンなどをして外部の音を遮断するような
使用はダメ!』ということ。
ハンズフリーだからといって過信せず、
確実に安全を確保できる使い方を心がけましょう!
ちょっとの気のゆるみが命取りに!?ながら運転の危険性について
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/3449543_s-300x200.jpg)
「ほんの少しだけ」の気持ちで目を離すとします。
ドライバーからすればたった2秒の気持ちでも
車は勝手に約33メートル前に進みます。
その間にもし前の車が急停止していたら?
もしわき道から他の車や自転車が飛び出してきていたら?
車の運転には瞬時の判断が求められます。
「たった2秒」でも交通状況は刻一刻と
変わっていくことを、改めて肝に銘じなくてはなりません。
この厳罰化は交通事故抑止に繋がったと評価されていますが
今でも年間6万件以上が検挙されているそう。
ほんの少しの油断が大事故に繋がるのだと
全てのドライバーが意識しなくてはなりませんね。
まとめ
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/driving-2732934_640-300x200.jpg)
『運転中のスマホ利用』で警察のお世話に
なったことがあるそうです。
仕事でどうしても応対しなくてはいけない電話で
「少しだけ」の気持ちでとった、との事でした。
道路脇に停められた時、罰金の支払いの時は、
「ちょっとだけだったのに」
「仕事で仕方ないのに」
と思うかもしれません。
しかし『事故をする前に戒めてくれたんだな』と
思えば、控えようという意識が強まるのではないでしょうか。
車は操作を誤れば簡単に人の人生を台無しにしてしまいます。
その事を理解していれば、自ら進んで危険を冒す人は少ないと思います。
交通事故で涙を流す人がひとりでも減ることを
願っています。