氷はなぜ指にくっつく?原因とくっつかないようにする簡単な方法

暑い日は冷たい飲み物が
飲みたくなりますよね。

飲み物を冷やそうとして
冷凍庫から氷を出すとします。

そのとき、手で直接氷を触ると
指にくっついてしまうことはありませんか?

一度くっついてしまうと煩わしいですよね。

しかも強めにくっついてしまうと、
剥がすときに痛い思いを
することもあります。

なぜ氷は
指にくっついてしまうのでしょうか?

実は、理由はとても簡単です。

氷と指の温度に差があり、
指が触れた部分の氷が溶けて
再び凍ってしまうからです。

 

目次

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氷が指にくっつくのはなぜ?原理とくっついた時の対処方法を紹介

先ほど述べたように、
氷が指にくっつくのは
氷と指の温度差が原因です。

では、その仕組みをもう少し詳しく
解説しましょう。

また、指にくっついてしまったときの
対処方法も説明します。

まず、氷ならなんでも
指にくっつくわけではありません。

冷凍庫から出したばかりの氷が
指にくっつきやすいのです。

冷凍庫の中の温度は、
だいたいマイナス10℃以下くらい
ですよね。

強力な冷凍庫なら
マイナス18℃以下の場合も
あるかもしれません。

なので、冷凍庫から出したばかりの氷は
表面の温度がとても冷たく、
冷凍庫と同じくらいのマイナス10℃前後で
あることがほとんどです。

氷からしてみれば、指の温度は相当高い
ということが想像できますね。

その指で氷に触れると、
触れた部分だけが溶けます。

しかし氷は非常に冷たくなっているため、
溶けた水が再び凍ってしまうのです。

このとき、指に付いた水も一緒に凍るので
氷に指が接着剤のようにくっついて
しまいます。

指が触れた箇所が一度溶けてから再び
凍るのがほんの一瞬の出来事であるため、
くっついているように見えるんですね。

では、氷に指がくっついてしまったら
どうすればいいでしょうか?

慌てることはありません。

あまりに長時間そのままにしておくと
皮膚が炎症を起こす危険もありますが、
すぐに剥がすことができます。

指が氷にくっついたら、
水の中に氷ごと指を突っ込みましょう。
 
そうするとすぐに氷が指を離れていきます。

なぜかというと、
水の中に氷を入れることによって
氷全体が溶けるためです。

水を接着部分に当てさえすればいいので、
水道水を指に流してもOKですよ。

 

氷が指にくっつかない?誰でもカンタンに実践できる触り方2選

氷がくっつく原理が分かったところで、
くっつかないようにする方法も
紹介しましょう。

トングなど、
直接手で触らないというのが一番の
予防方法ですが、そうもいかないという人は
これから紹介する方法を
実践してみてください。

 

指を濡らしてから触る

指を水で十分に濡らしてから触ると
くっつくことはありません。

指についている水の量が
あまりに多いために、
一瞬で凍ってしまわないからです。

水道水で指をしっかり濡らすだけなので
簡単ですね。

 

しばらく氷を放置する

冷凍庫から出したての氷が
くっつきやすいので、
少し放置してから触るのもおすすめです。

目安としては、氷の表面が溶け始めて
水滴が出てくるくらい
ちょうどいいですね。

氷全体が溶け始めてくると
指を触れても再び凍ってしまうことは
ありません。

 

まとめ

一般的に冷凍庫から氷を出すときは
製氷皿から出すと思います。

その際に直接手で触って
くっついてしまうというケースが
多いのかもしれませんね。

スコップのようなものを使って
手で触れなくても氷を出せるようにするのも
一つの手かもしれません。

頻繁に氷を使わない人なら、
お店で氷を買ってきて
それを使うのもいいですね。

直接触れることなくコップに出せますし、
製氷皿も常に清潔に保てます。

最近では、アイスキューブという
溶けないプラスチックの氷も
売られています。

何度も再利用できるので、
環境にも優しいですね。

一口に氷と言っても
今はいろいろな方法があるので、
ぜひ自分に合うスタイルを
探してみてください。
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