うま味調味料にはどんな種類がある?うまさ引き立つおすすめの使い方

あなたは料理をするときに、
うま味調味料を使っていますか?

うま味調味料は、その名の通り
料理にうま味を足す調味料です。

料理の仕上げとしてササっと振りかけると、
味にコクが出ておいしくなるので
重宝している方も多いかもしれませんね。

実は、うま味調味料には
いくつか種類があります。

スーパーで気軽に買えるうま味調味料のうち、
代表的なものを紹介しましょう。

・アミノ酸系うま味調味料
・核酸系うま味調味料
・複合うま味調味料

この3つが代表的なものです。
それぞれおすすめの使い方もあるので、
詳しく説明します。

 

目次

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よく見るうま味調味料3選|実は種類によって使い方が違う?

先ほど3つのうま味調味料を挙げましたが、
正直この名前だけでは
何がなんだか分かりにくいですね。

基本的に、市販のうま味調味料は
サトウキビを発酵させて作っています。

材料は同じということですね。

では、どこか違うのかというと
発酵させる菌に違いがあります。

一つずつ詳しく紹介していきましょう。

 

アミノ酸系うま味調味料

アミノ酸系うま味調味料は、
パッケージに「調味料(アミノ酸)」と
書いてあるものです。

主な成分はグルタミン酸ナトリウムです。

サトウキビから糖蜜を取り、
グルタミン酸菌で発酵させて作ります

ちなみに、グルタミン酸菌は
昆布だしで出せるうま味成分です。

よって、
和風の味付けにはもってこいですね。

優しいうま味を出すのに向いています。

基本的に、肉や魚料理のときに使うのが
おすすめです。

 

核酸系うま味調味料

核酸系うま味調味料は、
パッケージに「調味料(核酸)」と
記載されています。

主な成分は
・イノシン酸ナトリウム
・グアニル酸ナトリウム
・リボヌクレオチドナトリウム
です。

アミノ酸系うま味調味料と違い、
いくつかの成分が混ざっているのが
特徴ですね。

①と同じく原料はサトウキビですが、
イノシン菌などで発酵させて作ります。

鰹節のだしや干しシイタケのうま味と
よく似ているともいわれています。

核酸系うま味調味料は味の濃い料理の
うま味を出すのによく使われており、
中華料理や煮物、鍋物など料理全体に
しっかり味を付けたいとき
おすすめです。

また、野菜にもよく合ううま味なので
野菜スープにも使えます。

 

複合うま味調味料

最後は複合うま味調味料です。

複合うま味調味料は、2種類以上の
うま味調味料が含まれているものを
指します。

パッケージには「調味料(アミノ酸等)」と
表記されます。

①のアミノ酸うま味調味料と違い、「等」が
付いているので見落とさないように
しましょう。

鶏がらスープの素や中華だし、
出汁パックなどは
複合うま味調味料であることが多いです。

料理全般で使えるので、
うま味調味料を持っていない人や
とりあえずうま味調味料を
試してみたい人におすすめしたいです。

 

料理の幅がグッと広がる?うま味調味料のおすすめの使い方2選

うま味調味料の種類を簡単に紹介しました。

では、具体的にどのような使い方が
おすすめなのかを述べていきます。

肉や魚の下味

肉や魚料理の下味をつけるのに、
うま味調味料が向いています。

うま味が浸透してはっきりとした味わいに
なりますよ。

個人的におすすめなのは、
餃子のタネを作るときに
うま味調味料を混ぜることです。

餃子がぼんやりした味になるのを
回避できます。

 

減塩中の料理

うま味調味料は、
減塩中にぴったりな調味料であることを
知っていましたか?

うま味調味料は、
食塩よりもナトリウムの量が少ないです。

そのうえでうま味も
しっかりつけられるので、
減塩中の味付けにはおすすめできます。

ただし、
ナトリウムがゼロというわけではないので
かけすぎるのはやめましょう。

 

まとめ

うま味調味料の種類やおすすめの
使い方について分かりました。

うま味調味料は、出汁を取る時間が無い人や
味付けがピンとこないときなどに
とても便利な調味料です。

サトウキビから作られているので、
適量範囲内をとっていれば
体に悪いこともありません。

料理の時短をしたかったり
料理の幅を広げたい人はぜひうま味調味料を
試してみてください。

 
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