汗をかいた後や少し涼みたいときなど、
いつ飲んでもおいしいですよね。
家で麦茶を作るときは
ティーバッグを使う人が
多いと思いますが、
麦茶は水出しで作っていますか?
それとも煮出しで作っていますか?
水出し麦茶と煮出し麦茶は、
色々な部分で大きな違いがあります。
それぞれのメリットやデメリットを知ると、
自分に合った入れ方が分かりますよ。
水出しと煮出しの麦茶には、
以下の点で違いがあります。
・香り
・コスパのよさ
・作る時間
・保存期間
目次
水出しと煮出しの4つの違い:それぞれのメリット・デメリット
初めに、水出しの麦茶と煮出しの麦茶のメリットとデメリットを
おおまかに紹介します。
一つ目に、水出し麦茶のメリットは
コスパがよく手間がかからないことです。
デメリットは、
風味が出にくいことやカルキ臭が
気になることです。
そして煮出しの麦茶のメリットは、
短時間でできて香りもいいことです。
デメリットは、
やや傷みやすく、冷ます手間がかかることです。
では、これらのメリット、デメリットも
参考にしながら
水出しと煮出しの違いを
紹介します。
香り
まず、麦茶の香ばしさを強く出せるのは煮出しの麦茶です。
沸騰させて作るため、
ティーバッグからしっかりと
風味が出ますよね。
反対に、水出しの麦茶は
香ばしさはそこまで出せません。
代わりにあっさりとした飲み口になります。
麦の香ばしさや風味を
味わいたい人は煮出しがおすすめ、
水のようにガブガブ飲みたいなら水出しで
作るのがおすすめです。
コスパのよさ
ティーバッグで作る麦茶は煮出しでも水出しでもコスパがいいのは
間違いありません。
ペットボトルの麦茶を買うよりは
遥かに安い値段で大量に作ることが
できます。
しかし、水出し麦茶のほうが
若干コスパがいいと言えますね。
というのも、煮出しの麦茶を作るには
お湯を火にかけ沸騰させるためのガス代や、
あたたかい麦茶を冷やすための冷蔵庫の
電気代など色々な料金がかかります。
水出し麦茶の場合は、
ポットに水とティーバッグを入れて
冷蔵庫にしまうだけなので
電気代だけで十分ですね。
コスパがよいといっても少しの違いですが、
積み重ねると大きな金額になりそうです。
作る時間
作るのにかかる時間は、煮出しのほうが短いです。
沸騰させたお湯で数分煮出し、
1時間ほど冷ませばできあがりです。
あたたかい麦茶が欲しいときは、
煮出したものをそのまま飲むことが
できるので10分程度あれば
問題なさそうです。
一方、水出し麦茶は
時間をかけてゆっくり抽出されるので
1リットルあたり1時間程度の時間が
かかります。
2リットルまとめて作ると
2時間越えですね。
すぐに麦茶が飲みたい場合は
煮出しで作るのがよさそうです。
保存期間
麦茶は元々保存期間が短いお茶です。緑茶のようにカテキンの抗菌作用が
効かないため、作ったら2~3日が限界
と言われています。
ただ、水道水で水出し麦茶を作った場合、
水道水に残った塩素によって
雑菌の繁殖を少し抑えられます。
煮出しの麦茶では塩素は抜けてしまうので、
これは期待できません。
また、煮出しの麦茶で温度変化が大きく、
日が経って劣化したのが分かりやすいという
特徴もあります。
と言っても、
水出しの麦茶でも持って数日なので
できるだけ早く飲むのがベストです。
あると便利な麦茶グッズ:粉末や希釈タイプと横置きポット
ここまでは水出しと煮出しの異なる点を解説しましたが、
ここではあると便利なものを紹介します。
粉末の麦茶や希釈するタイプの麦茶は、
ティーバッグタイプのものとは別に
用意しておくと便利です。
ティーバッグよりは値段が高めですが、
時間がない日でもすぐ作れるという
大きなメリットがあります。
マイボトルに必要な分だけ
作ることもできるので、
非常に衛生的ですね。
もう一つ、便利なものは
横置きできる麦茶ポットです。
麦茶をよく飲む人は麦茶ポットを
持っていますよね?
普通の麦茶ポットは
冷蔵庫のサイドポケットに入れますが、
サイドポケットは入れるものが
増えがちになります。
そんなときに横置きできる麦茶ポットなら、
冷蔵庫の空いた場所に倒して置けるのです。
これはとても便利ですね。
まとめ
水出しと煮出しの麦茶の違いやそれぞれのメリット、デメリットが
分かりました。
人によって、どのメリット、デメリットが
重要なのかは異なります。
麦茶を作る時間がない人や、
水代わりにしている人、
お茶の時間にゆったり楽しみたい人など
麦茶に求めるものは様々だと思います。
あなたの好みに合わせて
作ってみてくださいね。