静電気がよく起こる人必見!原因と簡単にできる予防方法とは?

毎年、冬になると
とある現象に悩まされる人が
増えてきます。

それは静電気です。

車のドアや部屋のドアノブなど、
ふとしたときにバチっと走る電流

少しピリッとするくらいのときもあれば、
電流が目に見えるんじゃないかと
いうくらいの痛みを感じることも
ありますね。

なぜ冬は静電気がよく起こるのでしょうか?
そして、どうしたら予防できるのでしょう?

静電気が冬によく起こる理由は、
摩擦によって身体の中に溜まった電気が
うまく放出されず、金属などに触ったときに
一気に放電されるためです。

予防法としては、

・肌、髪の毛を保湿する
・服の素材を変える
・ゴム底の靴を履かない
・金属に触れる前に壁を触る

などがあります。

 

目次

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静電気はなぜ起こるの?すぐにできる4つの予防方法とは?

静電気が冬によく起こる理由は、
身体に溜まった電気が
一気に放電されるからです。

人は歩いたり体を動かしたりすると、
摩擦によって電気が生まれます。

その電気は一年中発生するのですが、
空気がそこまで乾燥していない春や秋、
ジメジメしている夏では、
自然に身体から放電されていきます。

しかし、日本の冬の空気は
かなり乾燥しており、身体からの放電が
行われにくくなってしまいます。

それによって、金属などの物体に触れた時に
一気に放電が行われるため、痛みを感じる
レベルの静電気が発生するのです。

 
予防方法としては、
・肌、髪の毛を保湿する
・服の素材を変える
・ゴム底の靴を履かない
・金属に触れる前に壁を触る
この4つが代表的なものです。

 

肌、髪の毛を保湿する

静電気の一番の原因は乾燥です。

日ごろから手や髪の毛を保湿して、
乾燥を防ぎましょう。

ハンドクリームをこまめに塗ったり
髪の毛にトリートメントをするなどして
保湿を心がけたいですね。

 

服の素材を変える

洋服の素材には、帯電しやすいものと
しにくいものがあります。

素材の組み合わせによっても
微妙に変わってきます。

特に帯電しやすい
(静電気が溜まりやすい)のは
ウール+ポリエステル
組み合わせです。

寒い冬は、ウール素材のニットの下に
ポリエステルの肌着という組み合わせも
しがちですが、静電気が溜まりやすいので
注意が必要です。

おすすめの組み合わせは、
フリースなどのポリエステルの下に
同じポリエステル素材の肌着を
着ることです。

同じ素材なら帯電はしにくくなります。

また、木綿や麻素材はどの組み合わせでも
帯電がしにくいです。

温かさでは木綿や麻は
少し劣ってしまうように思うかも
しれませんが、最近は木綿でも
温かい肌着が増えています。

ニットをよく着る方は、
肌着を木綿素材にするのが
おすすめです。

 

ゴム底の靴を履かない

ゴムは絶縁体のため、
スニーカーなどのゴム底靴は
足元からの放電ができなくなります。

身体に電気が溜まる要因になるので、
革靴に変えてみると多少改善されます。

革靴はお手入れが必要になりますが、
洗練された雰囲気にもなるので
ぜひ挑戦してほしいです。

 

金属に触れる前に壁を触る

4つの中で最も手っ取り早い方法です。

金属は電気を通しやすく、
触れると一気に放電されます。

しかし、木やアスファルト、紙、石は
ゆっくりと放電してくれます。

ドアノブに触れる前に壁やコンクリートを
触って放電しておけば、バチっと
なることはなくなります。

冬場は静電気に悩まされる私ですが、
正直なところ、この方法が
一番効いているような気がします。

道具も要らず、誰でもできるという
メリットもあります。

ただ、この方法には
大きなデメリットもあります。

それは、素手でいろいろな場所に触れるため
余計な菌やウイルスの付着
招いてしまうことです。

冬は風邪をもらいやすい季節でもあるので
なんでもかんでも触っておけばいい、
という訳ではありません。

このあたりとのバランスが
難しいところです。

 

ガソリンや精密機器の取り扱い時に静電気を除去する理由とは?

近年はニュースなどで知っている人も
多いでしょうが、静電気によって
ガソリンスタンドで火災
発生することがあります。

身体から放電された電気が引火し、
火災になるのです。

ガソリンを扱う際には
静電気を除去する作業
必ず行いましょう。

 
また、パソコンなどの精密機器を
使った作業をするときも
静電気に注意しましょう。

故障とまではいかずとも、
電源ボタンやマウス、コンセントに
触れたときの静電気で誤作動を
引き起こす可能性があります。

 

まとめ

静電気の発生原因と予防法が
分かりましたね。

静電気は衣服を着て活動している限りは
必ず起こるものです。

つまり、人が社会活動を行う上で
静電気の発生をゼロにすることは
できません。

身体に溜まった電気をいかにして
うまく放電させるかという点が重要に
なってきます。

 
最近では静電気予防グッズも
売られていますが、そのような
グッズがなくても、着るものや行動を
少し変えるだけで静電気対策になります。

すぐに実践できることが多いので、
今からでもぜひ試してみてくださいね!
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