知らないと大変なことに!?会社員の副業の確定申告はいくらから必要?

最近は副業への注目度が非常に高いですよね。
正社員で勤めながらも、
勤め先が副業を解禁されるケースも
ニュースになりました。

じゃあ、いざ会社勤めをしながら
副業を始めたとしましょう!
次に多くの方が抱く疑問は

『いくらから確定申告って必要なの?』
というもの。
ズバリお答えすると・・・

『年間20万円以上の所得』から
確定申告は必要となる!です。

俗にいう“20万円ルール”というものですね。
(詳しくは
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm )

その詳細と例を交えてわかりやすく
ご紹介していきますね。

目次

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ここに落とし穴が⁉20万円以下の所得でも申告が必要なものとは?

 
まず勘違いしやすい『収入』と『所得』の違い
についてご説明しますね。

◇収入とは 会社員の場合の『収入』とは、
社会保険や住民税などが天引きされる前の額
を指します。

◇所得とは 会社員の場合の『所得』とは、
総支給額(収入)から“給与所得控除額”を引いた金額
のことを指します。

間違い易いですが、
『所得』と『手取り』は異なりますので
注意してくださいね!

では、本当に「副業の年間所得が20万円以下」
であれば、確定申告は不要なのでしょうか?

実はここには大きな落とし穴があります。

確かに「副業所得が20万円以下」だった場合、
税務署への確定申告は不要です。

しかし、いくら「年間所得が20万円以下」と言えど
『住民税』の申告は必ず必要となります。
 
「知らなかった!」となってもペナルティが
課せられる場合もありますので、
地方自治体への申告を忘れないようにしてくださいね。

住民税申告方法は各自治体のホームページで
案内されていますよ!

 

こんな場合はどうする?ケース別で確定申告の有無を簡単解説!

副業と一口に言っても、パートやアルバイトの
『給与所得』を得るものや、ソーシャルワークなどで
『雑所得』を得るなど様々あります。
それでは、例を交えてご説明しましょう。

共通事項として、
1か所の企業で働く会社員 (年収300万円) が
副業を始めた!というイメージで読んでくださいね。

【ケース1】
週末限定でアルバイトを始めて、
副業の年間所得が19.9万円となった場合。
確定申告は不要!
年間所得が20万円をきっているので、
確定申告はいりません♪

 
【ケース2】
ソーシャルワークでWEBライターとして
副業の年間雑所得が25万円となった場合。
確定申告が必要!
しかし、仕事用にパソコン(10万円)を
購入していたので、『経費』として計上した場合
雑所得25万円ー経費10万円=15万円・・・と
なり、確定申告は不要!
 
【ケース3】
アルバイトで年間所得が15万円、
さらにWEBライターでの年間所得が10万円と
なった場合。
確定申告が必要!
アルバイト所得15万円+ライター所得10万円で
合計20万円を超えるため。

ただし、ライターの勉強として
テキストやセミナー参加に8万円を使用した場合は
経費として計上できるので、
確定申告が不要となります。

 
このように、条件によって確定申告の有無は
変わってきます。
複雑なように感じますが、ポイントさえ押さえてれば
難しくはありませんので正しく申告していきましょうね♪

 

まとめ

副業なんてしないで、悠々自適に生活できるのが
理想なんですけど(私はw)、なかなかそうも
いかないのが現実です。

そんな筆者も昼間は会社員、家ではWEBライター、
空いている時はバイト…たまにFX…なんて
色々かじりながら生活していますが、
最初にぶち当たった壁はやっぱり
“確定申告”のことでした。

とにかく行政書類を読むのが大っ嫌いな私は
『20万円ルール』を知った後は
集められるだけ集めたもろもろの明細を握りしめて
確定申告相談窓口に駆け込んだ覚えがあります。(笑)

窓口ではすごく丁寧に納税について
説明してもらえますし、
申告書の書き方も教えてもらえます。

『納税』なんて聞くだけで
肩が凝ってきちゃいそうですが、
ご自身の置かれている条件や所得金額を理解するだけで
徐々にポイントが掴めてくると思います。

最初は私みたいに窓口に駆け込むのも
一つの手段だと思います!
直接説明してくれるので、理解も深まり
今後のためにもなるのでオススメです♪
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