グリーン水素の作り方は?環境にやさしいエネルギーである理由とは?

最近、環境保護のために
脱炭素やクリーンエネルギーなどの
取り組みが活発になっています。

その一つとして注目されているのが、
グリーン水素です。

水素エネルギーは現在、半導体の工場や
石油化学工業の分野では
かなり活用されているエネルギーで、
将来は自動車の動力源にも水素エネルギーが
役立つと言われています。

水素エネルギーの中でも最も環境に
良いとされているのがグリーン水素です。

環境にいい理由は、その作り方にあります。

グリーン水素は、再生可能エネルギーを使って
水を電気分解し、酸素と水素に分けることで
作られます。

製造過程で二酸化炭素が全くでないので
環境にいいんですね。

 
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グリーン水素の作り方を2つのポイントでわかりやすく解説!

冒頭でも述べたように、グリーン水素は
二酸化炭素を排出せずに水を電気分解して
水素を取り出したものです。

これだけだとピンと来ないかもしれないので、
もう少し詳しくグリーン水素の作り方を
説明します。

まず、グリーン水素の作り方を理解するうえで
知っておいてほしいことが2つあります。

①水は水素と酸素でできていること
②一般的な水素エネルギーの作り方
 
 

水は水素と酸素でできていること

水素は、宇宙に最も多く存在する物質のうちの
一つです。

宇宙の約7割は水素でできており、
太陽が発熱したり星が光ったりするときの
エネルギーにもなっています。

これを聞くと、水素がエネルギーとして
優れているのがよく分かりますね。

しかし、地球上の水素は基本的に
酸素と結びついて水として存在しています。

水はそのままでは、発電などに使う
エネルギーとしては利用できません。
 
そこで、水を分解して
水素と酸素に分ける必要が出てくるのです。

 

一般的な水素エネルギーの作り方

水を分解するときには、別のエネルギーを
使って電気分解しなければいけません。

水を振っても水素と酸素に分かれないのと
同じです。

このときに、通常は石炭や天然ガスなどの
化石燃料を使って電気分解します。

この方法で作られた水素は、
グレー水素と呼ばれています。

化石燃料はコストが安い一方、この方法だと
化石燃料を燃やすことになるので
二酸化炭素も一緒に排出されてしまいますね。

結果的に二酸化炭素を減らすことには
ならないので、環境にいいとは言えません。

 
この2点を踏まえたうえで、
化石燃料の代わりに再生可能エネルギーを
使って電気分解させたのがグリーン水素です。

再生可能エネルギーには、水力や太陽光、
風力が使われています。

二酸化炭素を排出せずに
水素を取り出せるので、環境破壊をせずに
新しいエネルギーを作り出せるのです。

 

グリーン水素のメリットとは?環境保護だけではなく生活にも優しい⁈

ここまで、グリーン水素は環境のために
良いエネルギー製造方法だと
説明してきました。

しかし、それ以外にもグリーン水素の
メリットがあります。

それは、日本のような
エネルギー資源の少ない国が
輸入に頼る割合を減らせるということです。

日本は、石油や天然ガスを
ほとんど輸入でまかなっています。

日本の国土から採ることができないためです。

輸入に頼っていると、石油価格が高騰したり
天然ガスの供給がストップした際に
大変なことになりますよね。

これは家庭レベルにも深刻な問題で、
石油の価格の変動によってモノの値段が
高くなると家計にも直接響きます。

しかし、グリーン水素は水があれば大丈夫です。

再生可能エネルギーと水、
そして技術さえあれば、すべてを石油や
天然ガスに頼ることなく、ある程度安定した
エネルギー生産ができるようになります。

実際、日本ではエネファームやFCVなどの
技術開発も盛んにおこなわれています。

 

まとめ

グリーン水素は環境にもよく、
日本のようなエネルギー資源の少ない国にも
ありがたいものであることが
分かっていただけたかと思います。

現在は、グレー水素と比べてコストが高いのが
課題となっています。

しかし、ここ最近の技術の発展により
コスト削減がどんどん進んでいます。

将来的には、かなりコストを抑えて
グリーン水素を作り出すこともできるように
なるかもしれません。

今後、注目していきたいですね。
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