面倒くさい家事のひとつである、掃除。
掃除が苦手で汚くなるまで
放置してしまった…
という経験をした方はいませんか?
掃除が苦手な人、
掃除の時間がなかなか取れない人には
ついで掃除がおすすめです。
ついで掃除とは、日常の動作に
掃除を取り入れることです。
何かのついでに行うことから、
ついで掃除と呼ばれています。
今回は、4つの場所別に
ついで掃除のやり方を紹介します。
【寝室やリビング】
モップとハンディモップを使い分け、
ほこりを軽く取りましょう。
【キッチン】
シンクはメラミンスポンジ、
調理台はふきんを使って
溜まった汚れをふき取ります。
【トイレやお風呂】
入浴後や就寝前に拭き掃除をします。
浴室の壁はブラシを使い、
浴槽の中はスポンジを使いましょう。
【玄関】
帰宅後などにほうきを使って
たたきに溜まった砂埃を
掃きましょう。
目次
ズボラでもきれいが続く!場所別のついで掃除のやり方を解説!
先ほど述べた、4つの場所について説明していきます。
寝室やリビング
基本的に、家にいるときに一番長くいる場所が寝室や
リビングです。
ここの掃除は、朝起きてすぐや
夜寝る前に行うのがおすすめです。
床にはホコリが溜まりやすいので、
モップを軽くかけましょう。
特に部屋の四隅にはホコリが移動し
蓄積しやすいので、時間がないときは
そこだけ重点的に掃除しても大丈夫です。
さらに、ハンディタイプのモップを使って
家具の上をサッと拭いていきます。
モップは目立つ場所に置いておけば、
うっかり忘れることもありません。
おすすめの場所は、
テレビの近くかゴミ箱の隣です。
どちらもリビングのなかで目にする機会が
圧倒的に多いためです。
また、ホコリを落とすような掃除では、
上から下に(天井近くの家具から初めて
最後は床、というような方法で)掃除を
するというのが基本となります。
しかしそこは厳密に守る必要はありません。
まずは継続して掃除をする、ということが
一番大切なことです。
キッチン
キッチンは、基本的には調理後に掃除をするのがおすすめです。
シンクはメラミンスポンジで磨きましょう。
シンクが輝いていると、気分も上がります。
その次は、ガスコンロ付近や
IHヒーターをふきんでふき取ります。
調理台もふきましょう。
コンロや調理台は汚れがつきやすい
のですが、毎日少しずつ掃除を
していれば、がんこな汚れがこびりついて
苦労することもなくなります。
また、電子レンジを使った場合は、
電子レンジの中もふきんやシートでサッと
拭いておくと、清潔な状態を保てます。
電子レンジは湯気などで湿度が
高くなりやすく、普段は扉が
閉まっています。
そのため、意外なことに
汚れが目立ちやすく、
カビも生えてしまいます。
見落としがちな場所ですが、
電子レンジの掃除は欠かさないように
しましょう!
トイレとお風呂
お風呂は、入浴後の浴槽が温かい状態で掃除をすると汚れが落としやすいので
おすすめです。
浴槽をスポンジで磨き、
壁をブラシでこすります。
特に壁にはシャンプーや石鹸のカスなどが
ついていることが多いため、それらを
落とすようにしてこすりましょう。
トイレは、その日に付いた汚れを取る
という意味合いでも
お風呂の掃除の後に行うか、
寝る前に掃除するのがいいですね。
床をモップで軽くふいた後、
除菌シートやトイレブラシで
便座の外側と内側を掃除します。
掃除が苦手な方に、
個人的におすすめできる方法は、
流せるタイプのトイレ掃除シートを
使うことです。
シートタイプは使い捨てができて
衛生的であるからです。
また、掃除したあとに流して終わりなので
手間もかかりません。
玄関
玄関は砂ぼこりが溜まりやすい場所です。ほうきを玄関に置いておき、
帰宅後に掃きとりましょう。
玄関は外と中との境目なので、
外のホコリが流入しやすいです。
毎日やると、かなり清潔な状態を保つことが
できますよ。
もう挫折しない!ついで掃除を続けるための3つのコツとは?
ついで掃除は続けることが大切です。続けるためのコツを3つ紹介します。
いつやるか決める
先ほど掃除方法を紹介したときにも述べたように、どのタイミングで
掃除するのかを決めておくと
楽になります。
ベストなタイミングは、人によって
異なります。
まずは自分の生活リズムを考えて、
そこにうまく入り込ませるような形で
掃除するタイミングを決めてみましょう。
今ある生活リズムを無理に
変えてしまわないので、
習慣化もしやすくなりますね。
掃除道具を新調してみる
新しい道具で気分を一新させると、自然とやる気も湧いてきます。
部屋を綺麗にするのだから、
そのための道具も綺麗なほうが
いいですよね。
形から入ると気合が入る、という人も
いることでしょう。
ホームセンターなどで格安の掃除道具を
買えば、お金もそこまで使わずに
掃除道具を一式そろえることが
できるはずです。
できなかった日があっても気にしない
これはささいなことですが、最も重要なことです。
ついで掃除は毎日続けることによって
成果が現れますが、時には様々な理由で
掃除できない日もあるでしょう。
そのようなときに自分を責めず、
明日やればいい!と思うように
してください。
実際、ついで掃除を毎日していれば
汚れの蓄積は少なくなります。
1日くらい掃除をしない日があっても
ほとんど支障はないのです。
まとめ
今回はついで掃除の中でも基本的な場所に絞って紹介しました。
ついで掃除が身についてきたら、
窓や階段、庭やベランダの掃除など
掃除する箇所を増やしていくのが
おすすめです。
すべての場所を一気に掃除しようとすると、
相当な時間がかかるでしょう。
しかしついで掃除なら、
一つ一つの掃除時間が短いので
長時間掃除をしているという感覚には
なりません。
ストレスを溜めることなく掃除ができて
家の綺麗な状態を保てれば、
とても素晴らしいですね。
掃除が苦手な人も、掃除のやり方を
変えたい人も、ついで掃除を
日常生活に取り入れて、今よりも
綺麗な部屋を目指してみてくださいね!