コーヒーかすを使った肥料の作り方は?エコでお得に手作りできる!

 
コーヒーを抽出して飲む方は、残った
コーヒーかすをどうしていますか?

そのまま可燃ごみとして捨てることも
できますが、再利用することも可能です。

実は、コーヒーかすを使って
肥料を作ることができるんですよ。

家庭菜園をしている方なら、
肥料は必ず使いますよね。

コーヒーかすを再利用した肥料を自分
作ってみれば、よりエコな栽培が
できること間違いなしです。

ただし、コーヒーかすを
そのまま撒くのでは肥料として
使えません。

1か月かけて堆肥化する必要があります。

その手順を簡単に説明すると
次のようになります。

① コーヒーかすを乾燥させる
② 発酵させる環境を作る
③ コーヒーかすを入れる
④ 発酵させる
 
この4つの手順で手作りの肥料を
作ることができますよ。

 

目次

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乾燥が大切!コーヒーかすで肥料を作る4つの手順をくわしく解説

冒頭でも説明したように、
コーヒーかすをそのまま撒いても
肥料としては機能しません。

それどころか、発芽を阻害する要因にも
なってしまいます。

手間はかかりますが、ぜひ発酵させて
堆肥にしてみましょう。

まずは材料です。

・コーヒーかす
・段ボール
(小さなミカン箱くらいのサイズ)
・腐葉土
・新聞紙(数枚)
・スコップ
・タオル(段ボールを覆えるサイズ)

これらすべてを用意しましょう。

では、作り方を説明します。

 

コーヒーかすを乾燥させる

はじめにして最も大事な手順が、
こちらの乾燥です。

コーヒーかすは湿っているため、
そのまま堆肥化させると途中で
カビが生える危険があります。

そうなると、肥料としては
役に立たなくなりますね。

 
乾燥させる方法は3つです。

レンジで温める

コーヒーかす10グラムに対して
500Wで約2分温めます。

耐熱皿にコーヒーかすを敷き、
温めましょう。

レンジでは少量ずつしか
温められませんが、短時間で済む上に
レンジ内の消臭までできるので
メリットが多いですね。

 

フライパンで炒る

多めのコーヒーかすを
乾燥させたいときは、フライパンで
炒りましょう。

フライパンにコーヒーかすを
そのまま入れて炒めます。

こげないように常に混ぜること
意識してください。

 

天日干し

乾燥した季節なら、天日干しも可能です。

新聞紙の上にコーヒーかすを敷き、
カラカラに乾くまで干しましょう。

量にもよりますが、数日かかります。

 

発酵させる環境を作る

コーヒーかすを乾燥させたら、
いよいよ肥料を作りましょう。

段ボールを組み立てて、
台の上に置きます。

これは段ボールの通気性を
よくするためで、植木鉢や机の上など、
段ボールを安定しておけるものなら
なんでも構いません。
 
次に、
新聞紙を台と段ボールの間に敷きます。

段ボールの中の底にも敷き詰めましょう。

発酵途中で水分が出た際、
新聞紙が吸い取ってくれます。
 
新聞紙を隙間なく詰めたら、
腐葉土を段ボールの7割くらいまで
入れましょう。

 

コーヒーかすを入れる

発酵させる環境が整ったら、
コーヒーかすを入れます。

腐葉土の上にパラパラと撒きます。

ここで注意するのは、腐葉土7に対して
コーヒーかす3くらいの量が限度だと
いうことです。

コーヒーかすの量がこれより少ないのは
問題ありませんが、多いと発酵が
うまくいかなくなることがあります。

 

発酵させる

コーヒーかすを入れたらタオルで覆って、
雨やごみ除けにします。

そして1か月程度発酵させましょう。
1日に1回、スコップで中身を混ぜます。

空気を含むように混ぜるのがコツです。

土に触れて温かく感じるくらいに
なったら、発酵がうまく進んでいる
証拠です。

1か月したら、土に肥料を混ぜて
使いましょう!

 

効果が減るので要注意!コーヒーかすで作った肥料の使用期限は?

コーヒーかすを肥料として使えるのは、
出来上がってから3か月ほどです。

その間は発酵が進み、
肥料としての役割を果たしてくれます。

それを過ぎると、肥料としての効果が
減っていくので注意してくださいね。

 

まとめ

コーヒーかすを肥料にするのには
想像よりも手間がかかると
思いましたか?

それだけ肥料というのは難しいのです。

ただ、
ごみとして捨てていたコーヒーかすを
再利用できるのは環境にも優しいですね。

肥料から手作りして育てた作物には
愛着がさらにわくかもしれません。

コーヒーを飲んでいる人は
ぜひ試してみてくださいね。
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