もちもちとした感触が
人気のクッションの一つです。
使っている最中は
気持ちのいいビーズクッションですが、
長年使用するとへたってきますよね。
普通の羽のクッションなら
そのまま捨てることができますが、
ビーズクッションはそれができません。
というのも、ビーズクッションの中身は
発泡スチロールなので
もし途中で破れて中身が飛び出たら
車や道路を汚してしまうためです。
そのような理由から、
ビーズクッションは中身を出してから
捨てるのがいいとされています。
では、どうやってビーズクッションの中身を
捨てればいいのでしょうか?
小さいクッションなら、ハサミで穴をあけて
ごみ袋に中身を移せばOKです!
中身の量が多い、大きいクッションの場合も
基本的には同じですが、
中身がこぼれる危険があるので
ペットボトルで管を作って
ゴミ袋に移しましょう。
目次
大小サイズ別に解説:ビーズクッションの中身の捨て方
もしあなたが住んでいる自治体が焼却場へビーズクッションを持ち込むのを
許可しているなら、直接持ち込むのが
一番楽です。
しかし、
焼却場まで遠いとそうもいきませんね。
冒頭でも触れましたが、
家でもビーズクッションの中身を
分けて捨てることは可能です。
まずは必要な物から説明します。
・ハサミ(クッションに穴をあける用)
・ゴミ袋(45Lくらいの大型タイプ。枚数は
クッションの大きさに応じて用意する。)
・ガムテープ
大きいクッションの場合は、
こちらも準備してください。
・ペットボトル(2Lくらいの大きいものを
推奨。キャップも必要。)
では最初に、
小さいクッションの中身の捨て方です。
ここでいう小さいクッションとは、
用意したゴミ袋にすっぽり入るくらいの
大きさを指します。
まずゴミ袋の中にクッションを入れ、
ハサミで穴を開けます。
クッションの生地を伸ばしてつまみ、
ゆっくりと切るのがポイントです。
勢いよく切ったりビーズ部分にまで
刃を入れたりすると、
中身が噴き出てこぼれてしまいます。
穴を開けたら、
中身のビーズをゴミ袋に移しましょう。
外側の生地のビーズが付いてしまったら、
最後にガムテープをくっつけて
落とします。
ゴミ袋の口をしっかり縛って、
終了です。
小さいクッションは
ビーズの量も少ないので、
一人でも作業を行なえます。
次に、大きいクッションの場合の
捨て方です。
大きいクッションの中身を捨てるときは
二人以上で作業をしましょう。
どうしても手伝ってくれる人がいない場合は
一人でもできますが、こぼしやすいので
慎重に行なってくださいね。
まず、ペットボトルの管を準備しましょう。
ペットボトルの底部分を
ハサミかカッターで切り取ります。
キャップも閉めておいてください。
次に、クッションに少しだけ穴をあけて
ペットボトルの底部分を差し込みます。
小さいクッションの時と同様に、
穴をあけるときはビーズが噴き出やすいので
注意してください。
差し込んだら、
クッションとペットボトルの接続部分を
ガムテープでぐるぐる巻きにして
固定させます。
キャップの下にゴミ袋を設置して、
キャップを開けます。
このとき、一人はゴミ袋を持ち
もう一人はクッションを抑えましょう。
クッションを静かに抑えながら、
ビーズを出していきます。
途中でゴミ袋がいっぱいになったら
キャップを閉めてからゴミ袋を交換し、
作業を続けてください。
すべて出し終えたら、
ゴミ袋の口をしっかり閉めて終了です。
中身のビーズがこぼれてしまった!でも掃除機で吸うのは危険です!
もし作業途中で中身のビーズがこぼれても掃除機で吸ってはいけません。
掃除機の内部にビーズが張り付いて
詰まらせたり、掃除機の後ろから
再び排出されて舞ってしまうためです。
ガムテープか
コロコロ(カーペットクリーナー)で
ひたすら除去しましょう。
面倒くさい…
と思う方もいるかもしれませんが、
ビーズも舞わずに確実に掃除できるのが
この方法なのです。
まとめ
ビーズクッションの中身を捨てるのは大変そうだと感じたかもしれません。
しかし、ビーズクッションの性質上
このような方法で捨てるしかないのが
現状です。
ただ、工夫さえすれば
家庭でも処分できるので
買ってはいけないということでは
ありません。
購入の際は、
処分方法まで頭に入れたうえで購入するのが
いいかもしれませんね!