あなたは花粉症に悩んでいますか?
目や鼻がかゆくなったりくしゃみが出たりと、
花粉症は辛いものです。
自分自身が花粉症でなくても、家族の中に
花粉症の人がいるという場合もあるでしょう。
できるだけ花粉は家の中に
入れたくありませんが、部屋の換気は
しなくてはいけません。
どうすれば花粉をなるべく入れずに換気が
できるのでしょう?
・朝に換気する
・レースカーテンをする
・窓は10センチ程度開ける
・空気清浄機を稼働させる
これらの4つの点をしっかり守れば、
花粉の飛ぶ季節でも快適に換気をすることが
できます。
目次
部屋への侵入を防ぐ!花粉を入れずに換気する4つのポイント
先ほど紹介した4つの点を守ることで、換気をしても部屋の中に花粉が
入りにくくなります。
これから一つずつ解説しますが、
特に①~③は絶対に守って欲しいです。
それに加えて④も実行すると、
より効果が出てきます。
朝に換気する
まずは換気する時間帯です。換気する時間帯は朝6~9時台、
朝に換気できない場合は15~16時台が
おすすめです。
なぜこの時間帯がいいのかは、
スギ花粉の経路を見れば分かります。
スギの花が開き花粉が出てくるのが早朝で、
そこから風に乗って都市部へ飛んでいきます。
つまり、朝の時間帯は
まだ花粉は多くないということです。
花粉が到達する前の、朝6~9時頃が
最もベストな時間帯になります。
11~14時ごろは、最も花粉が上空に
飛んでいる時間帯なので、
換気は控えましょう。
15~16時くらいになると、一旦落ち着きます。
朝よりは花粉が多いですが、
ここでも換気のチャンスがあります。
17~19時くらいになってくると、
上空に飛んでいた花粉が落ちてくるので
換気はやめておいたほうがいいでしょう。
レースカーテンをする
カーテンと一緒にレースカーテンを付けている家庭は多いですが、
あなたは換気するときにレースカーテンまで
開けてしまってはいませんか?
実は、レースカーテンをした状態で
換気をすると、花粉の流入量を
25%程度にまで落とすことができます。
逆に言えば、レースカーテンを開けて
換気をしてしまうと、そうでなかったときの
4倍も花粉が入ってくるのです。
レースカーテンをしたままでも
十分空気の入れ替えはできるので、
安心してください。
また、定期的にレースカーテンを洗濯して
綺麗な状態を保つことも大切です。
窓は10センチ程度開ける
早く換気を済ませようとして、窓を全開にしていませんか?
確かに窓を大きく開ければ
一度にたくさんの空気が取り込めますが、
花粉も勢いよく入ってきます。
勢いに乗って部屋の中に
入ってきてしまうので、窓を全開にするのは
おすすめできません。
一般的な寝室やリビングの広さなら、
窓は10センチ程度開けて15分くらい
換気をすれば十分です。
空気清浄機を稼働させる
空気清浄機が家にあるなら、換気の最中は稼働させましょう。
対策を取っていても、一定量の花粉は
どうしても入ってきてしまいます。
空気清浄機を窓に向けて設置し、
換気中はオンにしておくことで
部屋に入った花粉を吸いこんでくれます。
花粉が部屋に入ってしまったら?すぐに除去できる2つの手順を紹介
ポイントを抑えて換気をしても、花粉は入ってくることがあります。
その場合は、部屋の掃除を行い
除去してしまいましょう。
まずは、部屋を加湿します。
加湿器があればそれを使って、
湿度を上げましょう。
なければ濡れタオルを部屋に置いたり
沸騰させたお湯を入れたバケツを
置いたりします。
花粉は湿った場所では下に落ちるので、
部屋に漂っていた花粉を床に
落としてしまえるのです。
花粉を落としたら、拭き掃除をしましょう。
掃除機やはたきを使うと
再び花粉が舞い上がるので、モップやふきん、
シートなどで拭いていきます。
これで部屋の花粉は
ほとんどなくせるはずです。
まとめ
季節に関わらず、換気はとても大切です。長時間換気せずにいると
部屋の空気がよどみますし、
身体にもよくありません。
できるだけ花粉の対策をしつつ、換気をして
新しい空気を取り入れていきましょう。
また、あまりに花粉の影響を強く受けるなら
病院などでしっかり診てもらうことも
重要ですね。