知識ゼロでもわかる!レアメタルの種類と用途について総まとめ

みなさんは「レアメタル」という言葉を
ニュースで一度は聞いたことがあると
思います。

しかし、レアメタルと言われても
それがどんなもので、何に使われているかを
説明できる人は少ないのではないでしょうか。

結論から言うと、レアメタルは現在31種類あり
電池や合金、永久磁石などに使われています

レアメタルの定義は以下のものとされています。

「地球上の存在量が稀であるか、技術的・
経済的な理由で抽出困難な金属」のうち、
工業需要が現に存在する(今後見込まれる)ため、
安定供給の確保が政策的に重要であるもの1)経済産業省HPより

難しい言葉が並びますが

簡単に言うと、次の要素のどれかを満たすもの、
という意味です。
  • もともと地球で採れる量が少ない。
  • 量はあるけど、それを採る技術がない。
    もしくはコストがかなり高くなるため
    現実的ではない。
  • どこかの国に偏って存在しているため、
    今後の政策次第では入手が困難になる。
このことから分かるように、
レアメタルというのは様々な理由が原因で
入手することが困難な金属と言えます。

以下にレアメタルの一覧を表記します。
リチウムベリリウムホウ素[ 希土類 ]チタン
[Li][Be][B][Ti]
バナジウムクロムマンガンコバルトニッケル
[V][Cr][Mn][Co][Ni]
ガリウムゲルマニウムセレンルビジウムストロンチウム
[Ga][Ge][Se][Rb][Sr]
ジルコニウムニオブモリブデンパラジウムインジウム
[Zr][Nb][Mo][Pd][In]
アンチモンテルルセシウムバリウムハフニウム
[Sb][Te][Cs][Ba][Hf]
タンタルタングステンレニウム白金タリウム
[Ta][W][Re][Pt][Tl]
ビスマス
[Bi]
聞き覚えのある金属から、初めて聞く
金属まで多岐にわたっていますね。

さらに厳密に言うと、レアメタルの中には
レアアースという分類があり
17元素存在します


以下がレアアースの一覧です。
スカンジウムイットリウムランタンセリウムプラセオジム
[Sc][Y][La][Ce][Pr]
ネオジムプロメチウムサマリウムユウロピウムガドリニウム
[Nd][Pm][Sm][Eu][Gd]
テルビウムジスプロシウムホルミウムエルビウムツリウム
[Tb][Dy][Ho][Er][Tm]
イッテルビウムルテチウム
[Yb][Lu]
なんだか仰々しい名前ばかりですね…。

 
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年々需要が増加中⁉レアメタルとテクノロジーの進歩の関係とは

最近、レアメタルという言葉をニュースで
よく耳にする理由は、その需要が
年々高まっているからです。

例えば、自動車メーカーが盛んに
開発している電気自動車は
リチウムイオン電池から動力源を
確保しています。

リチウムイオン電池はその名称から
分かるように、リチウムが大量に
使用されます。

そしてこのリチウムこそがレアメタル
なのです。

また、LEDという名称で馴染みのある
発光ダイオードにもガリウムという
レアメタルが使用されています。

このように私たちの生活の身近なところで
レアメタルは使用されており、
新たなテクノロジーが登場するたびに、
需要は増加する可能性があります。

以上のことからも、世間がレアメタルに
注目する理由がよくわかります。

 

日本にもあった!?レアメタル採取の可能性を秘めた「都市鉱山」とは?

冒頭で述べたように、レアメタルは
様々な理由で確保するのが困難である
ことが問題です。

しかし、日本にも多くのレアメタルが
眠っている可能性があることが
最近わかっています。

その可能性の一つが「都市鉱山」です。

都市鉱山とは、廃棄される家電製品や、
パソコン・スマートフォンに
組み込まれている電子部品に存在する
レアメタルを再利用可能な資源として
見立てたものです。

日本のような島国では、限りある資源を
有効に活用するために都市鉱山から
レアメタルをリサイクルすることは、
非常に重要な考え方と言えます。

他にも、日本の排他的経済水域から
大量のレアメタルが採掘できる
可能性があります。

これは石油天然ガス・金属鉱物資源機構
(通称JOGMEC)が発表したもので、
電池材料として使用されるコバルトが88年分
ニッケルが12年分見つかったことを
根拠にしています。

私たちも貴重なレアメタルを無駄に
しないためにも、電子機器を捨てる際には
適切な方法で処理することを
心掛けたいですね。

 

おわりに

レアメタルは種類がたくさんあり、
なかなか覚えることは難しいですが、
主に家電製品や電子機器に使用されており、

私たちの暮らしになくてはならないもの
だということがわかりましたね。

また、レアメタルによって、電気自動車の
ような新たなテクノロジーが誕生する
可能性があることは非常にワクワク
させられるものだと思います。

日本でもレアメタルが採掘される可能性が
高いこともあり、今後もレアメタルの
ニュースからは目が離せませんね。

脚注   [ + ]

1.経済産業省HPより
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