押しづらくなっていませんか?
買ったばかりのときは軽かったはずなのに、
気が付いたら重くなって
押しにくくなったような気がする…。
一度キーボードの重さが気になってしまうと
作業効率が落ちてしまいますし、
重いキーボードを使い続けていると
手も疲れてしまいます。
キーボードが重くなる原因は主に3つあり、
それぞれ解決方法もあります。
・汚れが溜まっている場合→掃除をする
・摩擦で消耗して固くっている場合
→グリスを塗る
・ゴムが劣化した場合→ゴムを交換する
2つ目と3つ目の原因は、
主にデスクトップパソコンのキーボードに
当てはまります。
目次
なぜキーボードは重くなるの?3つの原因とすぐに試せる修理法
冒頭でも述べた通り、キーボードが重くなる原因として多いのは、
汚れか摩擦かゴムの劣化です。
パソコンに付属しているキーボードは、
キーを物理的に押して下にある部品と
くっつくことで反応し、文字が打てるように
なっています。
その間に何か異物が詰まっていたり、
部品が消耗するとキーが重く感じて
反応も悪くなるのです。
では、一つずつ詳しく解説しましょう。
汚れが溜まっている
原因として一番多いのは、キーボードの汚れです。
デスクトップパソコンのキーボード、
ノートパソコンのキーボード共に
当てはまります。
買ったばかりのキーボードは綺麗ですが、
使っているうちにキーボードには汚れが
溜まっていくのです。
例えば、指の皮脂やホコリ、髪の毛、服の繊維、
食べかすなど、あらゆる細かなゴミが
キーボードの下に潜り込みます。
それらのゴミが溜まりすぎると、
キーの下で動作を邪魔するように
なってしまいます。
解決方法は、
キーボードを掃除することです。
ノートパソコンなどのキートップが
外せない機種のものは、エアダスターを
キーの上から吹きかけて汚れを
吹き飛ばしましょう。
その後に、
細かな部分の汚れを綿棒で落とします。
デスクトップパソコンに付属する
キーボードは、キートップが外せるものが
あります。
そのタイプなら、キートップを外して
掃除したほうがより綺麗になりますよ。
キートップを外した状態のキーボードに
エアダスターを吹きかけて汚れを落としたら、
綿棒で細かな部分の汚れを落とします。
キートップをスポンジなどで綺麗に拭き、
元の位置に戻せばOKです。
キートップを外すときは、写真を撮るなどして
キーボードの配列を間違えないように
しましょう。
摩擦で消耗して固くなる
キートップを外せるタイプのキーボードでは、長年使っているうちに摩擦でキーが消耗して
固くなってきます。
目安として、購入時よりも
打鍵音が大きくなってきたら
キーが消耗しているということです。
この場合の解決法は、
グリスなどの潤滑剤を塗ることです。
キートップをキー外し、
グリスをキーと穴の部分に塗りましょう。
もちろん、キーボードの掃除を行ったうえで
グリスを塗るようにしてくださいね。
グリスで滑りが良くなることで
キーが軽くなります。
ゴムの劣化
こちらもキートップを外せるタイプの機種に限った原因ですが、キートップの
下の穴に設置させているゴムが
劣化していることがあります。
このゴムが劣化して伸びたり
固くなったりすると、キーが沈んだまま
戻ってこなくなります。
これは、同じキーを酷使していると
起こりやすい現象です。
この場合の解決法は、
ほとんど使わないキーからゴムをもらって
交換するのが手っ取り早いです。
キートップを外し、
穴の中にあるゴムを取り外します。
ほとんど使用しないキーからも同様に
ゴムを外し、交換しましょう。
交換したキーのゴムは劣化したものなので
沈んでしまいますが、ほとんど使わないなら
あまり気になりませんね。
ただし、この方法は無限に使えるわけでは
ないので、あまりに劣化するゴムが
増えてきたら新しいキーボードに
買い替えるようにしましょう。
キーボードが重くなるのを防ぐには?簡単にできる2つの予防法
キーボードが重くなるのを予防出来たらいいですよね。
そのために、2つのことを意識して
行いましょう。
まずは、
定期的にキーボード掃除することです。
月に1回はエアダスターを吹きかけて、
キーボードに溜まった汚れを落としましょう。
キーボードを清潔に保つのは、
衛生面でもメリットがあります。
次に、キーボードにカバーを
かけるようにしましょう。
特にデスクトップパソコンのキーボードは、
使わないときにそのまま放置していると
ホコリが溜まってしまいます。
カバーをかけるか収納しておくことで、
ホコリからキーボードを守りましょう。
まとめ
実は、キーボードは消耗品でもあります。パソコンに付属しているキーボードは
千円程度の安いものが多く、長く使うのには
適していません。
定期的なメンテナンスは大事ですが、
長く使ったキーボードは思い切って
変えるのも有効な手段です。
大きさや押し心地など、たくさんの種類の
キーボードが売られているので
ぜひあなた好みのキーボードを
探してみてくださいね。