ジーンズなどのファスナーが引っかかって
動かなくなってしまった経験はありますか?
おそらくこれを見ているということは、
今まさに引っかかってしまったのかも
しれません。
ファスナーが途中で動かなくなると
ストレスが溜まりますよね。
しかし、無理に引っ張って壊す前に
正しい対処法を見て実践してみましょう!
ファスナーが引っかかったときの対処法は、
・ファスナーを上下に動かす
・布地を横に引っ張る
・鉛筆でこする
・マイナスドライバーでこじ開ける
この4つの方法がおすすめです。
目次
引っかかりの強さに合わせた対処法4つ:ファスナーは優しく扱おう
先ほど挙げた方法は、どれもファスナーの引っかかりを
直すのに最適な方法です。
一番上の方法から試してみてください。
ただし、
どの方法も優しくファスナーを扱うことを
心がけましょう。
ファスナーを上下に動かす
軽めの引っかかりなら、ファスナーを優しく上下に
動かしていくだけで直ります。
ポイントは、
取手をなるべく水平に動かすことです。
持ち上げて引っ張ると
上方向に力が加わり、
取手が壊れる危険があります。
布地を横に引っ張る
明らかに布地をかんでいる場合は、その部分の布地を水平に横方向に引っ張ると
引っかかりが取れます。
財布のような固いものでは
難しい方法ですが、パーカーなどの
柔らかい布地なら効果が期待できますよ。
布地を引っ張るときも、力を入れすぎずに
慎重に引っ張りましょう。
①と②は道具を使わずに直す方法で、
軽めの引っかかりならこれだけで
十分なはずです。
しかし、引っかかり具合が強い場合は
以下の方法を試してみましょう。
鉛筆でこする
黒い鉛筆が手元にある人は、ファスナーの両端をこすってみてください。
鉛筆の濃さはなんでもOKです。
また、先が丸まっている鉛筆の場合は
削ってから使いましょう。
片手でファスナーをおさえ、もう片方の手で
ファスナーの引っかかり部分をこすります。
鉛筆の粒子がファスナーと歯の部分について
潤滑剤のような役割を果たしてくれますよ。
ある程度こすったら、ファスナーが動くか
試してみましょう。
動かない場合は
もう一度鉛筆でこすってみてください。
マイナスドライバーでこじ開ける
個人的にこちらの方法は③の鉛筆よりも手っ取り早いと思うので、
早く直したい人におすすめです。
マイナスドライバーを
ファスナーと布地の間に入れて
隙間をあけましょう。
このとき、力を入れすぎると
ファスナーが変形して
使い物にならなくなります。
そのため、
ゆっくりと開けるようにしましょう。
隙間から布地を出して、
最後にファスナーが上下に
きちんと動くことを確かめましょう。
手先と力加減に自信のある人は
ぜひ試してみてくださいね。
それでも動かないときは潤滑油の出番!家にあるものが使えます
鉛筆やマイナスドライバーでも動かない場合もあります。
そのときは、
直接ファスナーに潤滑剤を塗って
動くようにしてあげましょう。
家にあるもので潤滑剤として使えるのは、
固形の石鹸、リップクリーム、ワセリン
です。
クレヨンでも代用可能ですが、
無色のほうが失敗したときのダメージが
少なくなります。
潤滑剤を
ファスナーの歯(左右のギザギザ)に
しっかり塗りこみ、数分待ってから
ファスナーを動かします。
一度目で動かなくても、
ファスナーが動くようになるまで
繰り返し塗ってください。
注意点は
潤滑剤の油分が布地につくとシミになる、
ということです。
できるだけ歯の部分から
はみ出ないようにするために
綿棒のような細い棒で塗ると
やりやすいですよ。
まとめ
ファスナーは使っているうちに少しずつ劣化し、
古くなると頻繁に引っかかるように
なってしまいます。
応急処置として今回紹介した方法を
試すのはいいのですが、
できるだけファスナーの劣化は
避けたいですね。
対策方法としては、
・濡れたままにしないこと
・洗濯のときはファスナーを閉じて洗うこと
などがあります。
ぜひ気を付けてみてください。