していますか?
もちろん掃除している、と答えた人は
多いと思います。
では、室外機はどうですか?
室外機まで定期的に掃除している人は
あまりいないのではないでしょうか。
室外機は元々屋外に置くのを前提として
作られているので雨や汚れなどにも
強いです。
しかし、ずっと掃除しないでいると
ホコリが溜まって動作効率が
悪くなってしまいます。
せっかくなら、室外機もいい状態を
維持しておきたいですよね。
室外機掃除のやり方は、
・表面のホコリを取る
・側面または裏面の詰まりを除去する
・ドレンホースを綺麗にする
この3ステップだけで終了します。
どのステップも、家にある掃除道具だけで
完結するのでぜひ試してみましょう。
目次
室外機の掃除方法3ステップと用意する4つの掃除道具
冒頭でも述べたように、室外機は外に置くものであるため
ある程度の汚れが付いても問題なく
動作します。
また、室外機が汚れたからと言って
エアコンから汚い空気が入ってくる
というわけでもありません。
よって、室外機の掃除頻度は
1年に1回程度でも十分です。
また、室外機の内部の掃除は
素人では危険なので
専門業者に頼みましょう。
では、先ほどの3つのステップに従って
詳しいやり方を解説していきます。
まず初めに、用意するものは
・濡らした雑巾
・ほうきやハタキ
・掃除機
・使い古しの歯ブラシ
の4点です。
汚れ具合によっては
中性洗剤を使うこともあります。
表面のホコリを取る
まずは面積が広く掃除がしやすい箇所から始めましょう。
室外機の表面は、
土やホコリが直に当たる部分です。
まずは、ほうきかハタキを使って、
表面に付いた大きなホコリを払いましょう。
そのあとに濡らした雑巾でしっかり拭きます。
もしこのときに、
頑固な汚れで落ちにくいと感じたら
中性洗剤をブラシにつけて
磨いてください。
磨き終えたら、
水で丁寧に洗い流しましょう。
室外機は雨などの水がかかるのも想定して
作られているので、
不自然なかかり方さえしなければ
全く問題はありません。
また、空気の吹き出し口も
一緒に拭いていきます。
もしプロペラに葉っぱやビニールなどの
大きなゴミが付いていたら、
ほうきの先端で掻き出してください。
側面または裏面の詰まりを除去する
エアコンには、フィンと呼ばれる熱交換器が必ずついています。
ここに汚れが溜まると、熱交換の効率が
悪くなってしまうので綺麗にしましょう。
フィンは金属製で
強い力が加わると変形する、
という特徴があります。
そのため、歯ブラシを汚れに沿って
優しく動かして綺麗にしていきます。
フィンには
水や洗剤は使わないようにしてください。
ドレンホースを綺麗にする
ドレンホースが、室外機掃除の中で最も重要です。
というのも、ドレンホースは室内と直接
つながっているからです。
ドレンホースの役目は、
水を外に排出することです。
外の気温や湿度が高い日にエアコンを使うと
水がたくさん出てきますよね。
ドレンホースの内部に何かが詰まっていると
水が排出されずに水漏れを起こします。
そうなると
室外機の故障になりかねないので、
しっかり綺麗にしましょう。
まず、ホースの内部にホコリやクモの巣など
詰まっているものが無いか確認します。
引っかかっているものがあれば、
はたいて落としましょう。
このとき、ホースにヒビがないか
ということも確認します。
ヒビがあったら専門業者に
交換してもらいましょう。
最後にドレンホースの外側も
雑巾で拭いて終了です。
室外機の汚れを溜まりにくくする方法と便利なグッズ
室外機は外に置くため、いろいろな汚れが付きます。
完全に綺麗な状態を維持するのは
難しいのですが、
汚れを溜まりにくくする方法はあります。
それは、
すだれや日よけでカバーすることです。
日よけは
室外機専用のものが売られているので
購入して取り付けるだけでOKです。
すだれの場合は、
室外機から1メートルくらい離れた場所に
設置しましょう。
個人的におすすめしたいのは
マンションなどの集合住宅なら日よけ、
一軒家ならすだれです。
日よけは室外機のすぐ上に設置するので
場所を取りませんし、
すだれは日差しが入らないように
してくれるので
部屋の中まで涼しくなるからです。
あなたが住んでいる場所に合わせて
対策を取りましょう。
まとめ
室外機の掃除のやり方について説明しました。
室外機は普段あまり気にかけない人が
多いかもしれませんが、
外から見ると意外と汚れが目立つものです。
家の景観にも少なからず影響があると
言えますね。
汚れが溜まってきたらしっかり掃除して
綺麗な状態にしてあげてください。