「なんでこんな単純なミスをしたんだろう!」
「気づけたのに!」
と歯がゆいミスをしてしまうことが
ありますよね。
それでも繰り返してしまうことがある
“ケアレスミス”。
何故起こるのでしょうか。
人間の集中力はずっと一点に
向かう訳ではありません。
例えば書類作成をしているとき、
『隣のデスクの人の会話が耳に入ってしまい、
無意識に会話を追いかけてしまう』
なんてことはありませんか?
実はこれだけでミスが生まれる条件が
揃っているのです。
ケアレスミスの原因は『不注意』です。
上記のように、書類に100%の注意力が
注がれていない状態では、いつミスが
起こっても不思議ではないのです。
しかし、最初から最後まで一転集中で作業を
するためには自分の集中力はもちろん、
作業環境の問題もあります。
完全に解決することは難しいですよね。
でも、上記が原因の一部ということは、
それらを改善することでミスを減らす
効果も見込めるのです。
まずできることは、作業の手を止める
スマホや物が溢れたデスクなど、
『注意をそらす刺激』を少しでも減らすこと。
出来るだけ作業に真っすぐ向き合える環境を
整えてあげることが脱・ケアレスミスへの
近道となります。
それでは原因と改善について、
もっと詳しく見ていきましょう。
目次
環境を整えるだけ!ミスが起きない仕事場とは?
ケアレスミスは前述した以外にも様々な要因で発生します。
- 途切れた集中力のまま作業を進める
- 万全の体調ではなく、
判断力や注意力が欠落している - 慣れによる注意力散漫
- せっかちな性格が災いしてしまう
いずれも
『完遂すべき事柄へ意識が100%向いていない』
という共通点がありますよね。
しかし原因がわかるなら、
対処方法を考えるのも簡単です。
『途切れた集中力』を補うのは
『作業しやすい環境』です。
環境音を無くすことは無理でも、
せめて自分の手に届く範囲で集中力を
削ぐものを遠ざける努力をしましょう。
そしてしっかり睡眠をとって
体調も整えましょう。
慣れた仕事でも「これは仕事だ!」という
『緊張感』を忘れないように、『落ち着いて』
目の前の業務に集中しましょう。
そして「間違えたら自分がショックを受ける」と
言い聞かせて、面倒くさがらずに、しっかり
見直しをする余裕をもちましょう。
『一日寝かせる』という言葉があるように、
時間をおいてチェックするのもオススメです。
先入観が抜けて冷静な視点で
違和感に気づけるかもしれません。
放置したらどうなる?ミスが減らない人が取るべき1つの行動とは
『どんなに努力してもケアレスミスを繰り返してしまう。』『そんな自分が嫌になる。』
わかります、その気持ち。
「チェックはしっかりしよう!」と
気を付けていても、不意に起こるのが
ケアレスミスです。
努力しても改善されないことが続くと、
人は“学習性無力感”を感じてしまいます。
そうなってしまうと「どうせ直らない」と
諦めがちになってしまいます。
その無力感が更なるミスを呼び、
自己評価もどんどん下げ、
強い落ち込みを感じさせてしまう…。
負のスパイラルの完成です。
ケアレスミスが多いのには
様々な理由があります。
もしかしたら、何か病が
隠れているのかもしれません。
しかし、原因さえわかれば
『改善』の余地はあります。
自分の仕事を振り返り、
『何がミスを引き起こしているのか』を
しっかり分析することが、ミス発生を
抑制する近道かもしれません。
まとめ
起こしたくもないのに発生してしまうのが『ケアレスミス』です。
簡単なミスであればあるほど、
自信も砕けてしまいますよね…。
すごくわかります…。
ミスを繰り返すのは
『気が散っているから』。
でも、100%の集中力を何時間も
仕事に向けるのは到底無理です。
ミス常習犯の私は、
『ミスを起こしているのを前提として
チェックする』
ことを心がけています。
つまりは『疑いながらチェックをする』
ということですね。
これは先入観をなくすためと第三者視点で
見られることができるかな、と思って
やっています。
…それでも油断した時に
ポロっとやってしまいますけどね…。(泣)
ミスをして悔しい思いをするのは自分です。
ずっと緊張感を持っているのは疲れますが、
悔しい思いをしないために一つ一つ丁寧に
仕事に向かっていきましょうね!