日傘を使う人が増えてきます。
日傘は紫外線予防や熱中症対策に
大きな効果がありますよね。
ただ、日傘には寿命があることは
知っていますか?
そして日傘の種類によって
寿命は大きく異なります。
どのようにして見分けたらいいのでしょう?
日傘は大きく分けて
UVカット加工とUVカット素材
の2種類に分けられます。
UVカット加工の日傘は
表面が色褪せたりこすれ跡が
出てきたりしたら替え時です。
対して、UVカット素材の日傘は
基本的に壊れるまで使えます。
目次
日傘の寿命は何年?大きくちがう素材をチェック|あなたはどちら?
冒頭で述べたように、日傘の種類によって寿命やその見分け方が
大きく変わってきます。
まずは自分の日傘がどちらのタイプなのかを
判別しましょう。
UVカット加工の日傘の特徴は、
・UVカット率は90%以上/
カット率の表記なし
・値段が安い
・軽い
・折りたたんだときにコンパクト
UVカット素材の日傘の特徴は
・「遮光傘」/UVカット率が99%以上
・値段が高め
・重め
・折りたたんでもゴワゴワしている
です。
特徴を見てみると、
相反する特徴が多いことが分かります。
あなたの日傘はどちらでしょうか?
UVカット加工の日傘
量販店や雑貨屋で売られている日傘の多くはUVカット加工の日傘です。
傘の表面にUVカットのコーティングをした
日傘ですね。
コーティングには
紫外線反射剤や吸収剤が含まれており、
これらのおかげで紫外線を防げるのです。
ただ、このコーティングは
自然とはがれ落ちてしまいます。
だいたい2~3年くらいが限界です。
コーティングが落ちると
傘の表面が色褪せたり
こすれたような跡が付いたりします。
それらを基準にして
交換するようにしましょう。
黒や紺など、色の濃い傘だと
色褪せが分かりやすいですね。
反対に白系の傘では
色だけで判断するのが難しいです。
白系の日傘を使っている人でも
色褪せを判別する方法はあります。
個人的におすすめなのは、
出かけたときにお店で他の日傘と
見比べることです。
自分の日傘を隣に持っていって
明らかに色が違って見えたら
交換時の可能性が高いです。
UVカット素材の日傘
遮光傘とも呼ばれています。こちらは生地がUVカットであったり
内側にUVカットフィルムを施していたり
する傘です。
素材自体がUVカットになっているので、
ただ表面を加工しただけの日傘よりも
圧倒的に劣化が遅いです。
基本的に、
傘が壊れるまではその効果を発揮します。
ただ、UVカット素材の日傘は
UVカット加工の日傘と比べて
何倍もの値段がします。
よって、日傘を使う頻度が高い人や
丁寧に扱う人は、こちらのタイプを
買うのがおすすめです。
日傘の寿命を長持ちさせる方法3選!UVカットが続くコツとは?
寿命は分かりましたが、それでも傘は長く使いたいですよね。
そこで、
日傘を長く持たせる方法も紹介します。
UVカットスプレーを使う(UVカット加工の日傘)
スプレーで二重にコーティングをして傘自体のコーティングが落ちるのを遅くする
という方法があります。
これは、UVカット加工の日傘には
大きな効果が期待できますね。
雨の日は使わない(どちらも)
雨の衝撃によって、コーティングや傘の生地に負担がかかります。
最近の日傘は晴雨兼用のものが
ほとんどですが、やはり雨の日は
雨専用の傘を使ってほしいですね。
摩擦を減らす(UVカット加工の日傘)
摩擦によってコーティングがはがれることがあるので、
畳んだ後はケースに入れておくのが
いいですね。
ケースがない日傘は、
鞄に突っ込まずに手で持ちましょう。
まとめ
短いものだと2~3年が寿命の日傘ですが、実際は使い方や頻度によって
もっと長く使うこともできます。
週に7日日傘を使う人と
週に2日しか使わない人では
前者の方が確実に傘の寿命は短いですよね。
だからといって使用頻度を下げるのは
現実的ではありません。
近年の夏の日差しは非常に強く、
少し出かけるだけでも、
直射日光を浴びるのは
熱中症のリスクを高めてしまいます。
日傘は今後、
夏のお出かけを安全・快適にするための
必需品となるでしょう。
多くの人がもっと気軽に日傘を買ったり
替えたりできるようになれば嬉しいです。