最近では様々なシルエット・
デザインのものがあるので、
秋冬のコーデを考えるのが楽しいですよね♪
しかしこのニット製品の面倒なところは
“お手入れ”が難しいこと!
うっかりお気に入りの一枚を
縮ませてしまった…という方は
私だけではないハズ…!
ニット製品はTシャツの様に
洗濯機に入れて洗えばいい!というワケでは
ありません。
ニットが縮んでしまう原因は、
素材の性質によるものです。
ニットの素材は大きく3種類に
分かれています。
綿(コットン)などが含まれる
『植物性天然繊維』、
ウールなどが含まれる
『動物性天然繊維』、
ポリエステルなどが含まれる
『化学繊維』です。
『植物・動物性天然繊維』は
水分を含むと膨張します。
その繊維が元に戻ろうと働く力により
縮みが引き起こされてしまうのです。
一方、『化学繊維』は
上記2種より扱いやすい素材ですが、
熱に弱い性質を持っていて、
乾燥機やアイロンなどが原因で
縮んでしまいます。
このように素材によって
縮む理由や性質が異なります。
ニットを洗濯する際は、洗濯表示をよくみて
『使われている素材』と
『推奨の洗濯方法を守ること』が
最も大切です。
目次
もう縮ませない!ニット製品の縮み対策とは?洗濯時の注意点!
天然繊維素材は水に濡れた後、乾く際や力が加わることで
縮んでしまいます。
これを防ぐためには下記に注意して
洗濯をしてみてください。
▽洗濯表示の内容をしっかり確認して
推奨の洗濯方法をする
ニット製品に関わらず、
洗濯をする際は洗濯表示を確認すること。
ここには衣類の情報が
コンパクトにまとめられています。
チェックポイントとしては
『水洗いの可否』です。
『水洗い可』だと
自宅でも洗ことが可能ですが、
『水洗い不可』の表示がある場合は、
非常に縮みやすい素材であることが
予想されます。
この場合は
クリーニング店にお願いしましょう。
「ま、いっかー」で適当に洗濯すると
お気に入りの服が二度と着られない…
なんてことになるかもしれません。
▽オシャレ着用の洗剤を使用する
よくCMされている“オシャレ着用”の洗剤は
普通の洗剤と成分が違います。
洗浄力は劣るものの、衣類を縮みにくくする
シリコンを含んでいたり、
生地にダメージを与えないように
優しく洗う特徴があります。
▽手洗いまたは洗濯機の手洗いコースを
活用する
ニット製品の繊維はとても繊細です。
なので、繊維を傷めることなく
優しく洗うことが大切です。
洗濯機でガラガラ洗いたいところですが、
最適なのは“手洗い”もしくは
“手洗いコース”で優しく洗って
あげること。
手洗いの場合も繊維を擦ったり揉んだり
強い力を加えずに、押し洗いに
徹しましょう!
▽化学繊維には熱を加えない
天然繊維より扱いやすい化学繊維ですが、
弱点はあります。それが『熱』です。
アイロンや乾燥機などの高温は
流石の化学繊維と言えど
大きなダメージになりますので
使用は控えましょう。
さらに心掛けたい!ニット製品を洗濯するときのポイント2つ!
お洗濯の際は前述に追加して、下記のポイントも心掛けると良いですよ!
▼洗濯ネットを活用する
ニット製品が
洗濯機の中で縦横無尽に動いたり、
他の洗濯ものたちに触れて
ダメージを受けないようにするために、
洗濯ネットを活用しましょう!
これで余計な負荷がかからなくなりますよ!
洗濯ネットのサイズは、
ニットを畳んで入れた際に
ちょうど収まる程度でOK!
大きすぎるネットは
ネットの中で衣類が動いてしまい、
意味が無くなってしまうので
注意してくださいね。
▼干すときは日陰で平干しする
ニットに直射日光を当ててしまうと、
繊維へのダメージの原因となるため
日陰で干すようにしましょう。
平干しする理由は、
ハンガーなどに掛けて干すと
自重で伸びてしまったり、
肩にハンガーの跡がくっきりと
残ってしまうことに…。
平干し用のネットなどを利用して
干しましょう!
まとめ
春夏服より冬服の方が好きな筆者としても、ニットはコーデの一軍選手なのですが
うっかり縮ませたことも何度かあり、
毎回ショックを受けていましたw
あと、最後に書いたハンガー跡も頑固で
着るに着られなくなったことも…。
ニットのお洋服って凄くかわいいんですけど
お手入れが面倒で、着るのをちょっと
ためらってしまいます。
しかし、洗濯方法さえ頭に入れてしまえば、
そんなに難しくはありません。
最近は洗剤も優秀ですしね♪
正しい選択方法で
オシャレを楽しみましょう♪