季節になってきました。
香ばしくて飲むとホッとする玄米茶ですが、
実はこれ、市販の玄米茶を買わなくても
材料の玄米と緑茶さえあればおうちでも
簡単に作れるのです!
作り方はフライパンで煎った玄米と
緑茶を混ぜるだけ。
あとはいつものようにお茶を淹れる
要領でお湯を注ぐだけ。
市販品では味わうことのできない
出来たての玄米茶の美味しさ、
ぜひ体験してみてください。
目次
意外と簡単!玄米茶のつくりかた
用意するもの
材料
必要な材料は緑茶と玄米のみ!お好みの日本茶と無農薬の玄米を
用意しましょう。
4人分の量の目安は各大さじ1です。
作業自体は単純なので、慣れてくると
一気にまとめて作りたくなりますが、
作りたての美味しさを楽しむために、
一度に作るのは1,2回で飲み切る程度の
分量にとどめておくのがおすすめです。
また、玄米と緑茶の割合は1対1にするのが
基本ですが「もっとサッパリ感を出したいなー」
という場合は緑茶を多めにするなど、
玄米と緑茶の割合は好みで調整していただいて
かまいません。
道具
必要な道具はフライパンとガスコンロ、あとは加熱時にかきまぜるためのヘラです。
IHクッキングヒーターでも構いませんが、
IHは火力がわかりにくかったり
フライパンを持ち上げたときに通電が
止まってしまったりするのが難点です。
できれば「煎る」という作業が得意な
ガスコンロを使うほうがおすすめです。
我が家では鋳物の鉄のフライパンと
木製のヘラを使っていますが、みなさんが
いつも炒め物に使っているフライパンで
かまいません。
つくりかた
1.玄米を洗って軽く水切りをしておきます。
2.フライパンに玄米を入れ、
中火で煎ります。
火力が弱すぎると時間がかかりすぎます。
火力が強すぎると部分的に焦げているのに
全体では煎り足りない、といった
加熱ムラがでてしまいます。
火が強すぎるかな?と思ったら
いったんフライパンを引き上げて
かき混ぜたり火力を弱めたりして
調整してください。
3.こんがりするまで煎り続けます。
全体的によく加熱するために、
ときどきフライパンを振ったり
ヘラでかき混ぜたりしましょう。
途中で、玄米に含まれる水分が蒸発して
白い水蒸気が出てきます。
玄米の水分が飛んで水蒸気の量が
落ち着いたら完成も間近です。
ここからは焦げやすいので要注意ですが、
全体的にこんがりするまで煎り続けます。
4.皮が割れて中の白い部分が見えたら
すぐにコンロから外します。
全体的に茶色になり、玄米の皮が割れて
中の白い部分がチラッと見えるように
なったら、すぐにコンロからフライパンを
外しましょう。
火から外してもフライパンは熱いままなので、
焦げすぎないように余熱が収まるまで
しばらくよくかき混ぜます。
これで「煎り玄米」の出来上がりです!
5.好みの緑茶と混ぜます。
煎り玄米に緑茶を混ぜます。
これで「玄米茶」の完成です。
おつかれさまでした!
ここが重要!玄米茶を美味しく飲むコツ
ふわりと立ち上がる玄米茶の香ばしさを楽しむために、淹れ方のコツを
ご紹介します。
玄米茶を急須に入れ、熱湯(95℃)を
注いで30秒ほど待ってから人数分を
均等に少しずつ湯呑みに回し注いで
いきます。
熱湯は湯沸かしポットのお湯でかまいません。
抽出時間が長いほど濃い味になります。
最後になるほどおいしさが凝縮しているので
最後の一滴も残さず注ぎ切りましょう。
そして2煎目は、急須にお湯を入れたあとは
待たずにすぐ湯のみに注いでください。
2煎目でおいしさはほとんど出尽くします
ので次からは茶葉を取り替えましょう。
まとめ
市販の玄米茶の多くは精米した白米を原料としていることが多いそうですが、
こちらでご紹介した玄米茶の作り方では
「本当の玄米の香ばしさ」を
味わうことができます。
おうちで簡単に作れるのはもちろん、
必要な道具もガスコンロとフライパンと
ヘラだけなのでアウトドアでも
楽しめそうですね。
ひんやりした屋外で飲む、
出来たての玄米茶の香ばしさは
格別に美味しいことでしょう。
「本当の玄米茶」を作って、
ぜひ出来たての美味しさを
体験してみてください。