機種変前に検討すべき!?5Gが日本全国で使えるのはいつから?

4G(LTE)に代わる
新しい通信方式として、
5Gが広がりつつあります。

日本では2020年3月に
スタートしました。

5Gは4Gと比べて、
通信速度が格段に速いことで
知られています。

 
例えば、4Gでは
2時間ほどの映画を
ダウンロードするのに
約5分かかりますが、
5Gなら3秒で終了します。
驚くべき速さですね。

 
また、
5Gは同時にたくさんの
数のデバイスを接続でき、
大容量のデータもスムーズに
やり取りすることができます。

 
 
スマホを持つ人が急激に増え、
ドローンロボットなどを
活用する企業も出てきています。

そんな現代において5Gは
とても便利な通信方式なのですが
まだ全国に普及していません。

基地局やアンテナの数が
まだ少ないのです。

 
では、5Gが
全国で使えるようになるのは
いつになるのでしょうか?

結論から述べますと、5Gが
全国で使えるようになるまでは
まだ数年はかかる見込みです。

 
 

目次

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ドコモは5年計画!?5Gの全国展開に時間がかかる理由とは?

5Gが全国展開するまで
まだ数年はかかるというのが
現在の見込みですが、
5Gの現状について
ドコモの例を挙げて見ていきましょう。

 
ドコモは
5Gサービスを開始する際、
5年以内に全国の90%以上に
基地局を置くことを掲げました。

5年もかかるの?と
びっくりするかもしれませんが、
それだけ時間のかかる
計画なのです。

 
ドコモはまず、都市部
利用者の多いJRの駅やタワー、
人が集まりやすいドームなどを
メインに基地局を整備して
いきました。

その結果、東京や大阪、
名古屋などの大都市部では
サービス開始当初と比べて
5Gのスポットが何倍にも
増えました。

 
 
しかし、地方
同じようにはいかないのが現実です。

岡山県を例に出してみましょう。

岡山県では
5Gが始まってから
半年経った9月の時点で
「ドコモショップ大元店」の
1つのスポット
整備されています。

ほかのスポットはありません。

 
そして2021年2月には、
新たに「岡山コンベンション
センター」と
「岡山県総合展示場
コンベックス」の2か所
スポットができる予定です。

 
サービス開始から
1年弱かけて整備される
スポットがたった3つだけなのです。

 
 
都市部とのあまりの差に
頭がクラクラしてきそうですが、
それも仕方がないでしょう。

都市部は人口が多く、
ビルや大きなも数多くあります。

対して地方では、
地方都市を離れると途端にビルが
なくなるという場所も
少なくありません。

 
また、5Gの工事は
基地局と通信拠点を新しく
光ファイバで結ぶなど、
複雑なことも行います。

さらに、5Gの基地局を
整備するにあたって
4Gとは別の周波数
割り当てる必要もあります。

電波は
無限にあるものではないので、
これらの調整が必須です。

 
とにかく
5Gには多くの準備が
必要になることが分かります。

消費者は気長に待つことが
求められそうですね。

 

5Gスポットは狭い!?全国どこでも使えるようになるの?

5Gが全国展開したとして、
4Gと同じようにどこにいても
通信ができるように
なるのでしょうか?

実は、
それは難しいことだと考えられます。

 
なぜなら、
現時点での5Gのスポットは
非常に範囲が狭いからです。

特に屋外では
エリアを広げるのが難しいです。

 
例えば、東京駅に1つ
スポットがあったとして
駅から何百メートルも離れると
5Gは利用できなくなります。

4Gの通信エリアは
面のように広がっていますが、
5Gの通信エリアは
点が分布している、と
イメージしてもらうと
分かりやすいでしょう。

 

まとめ

5Gは
期待の高い通信方式ですが、
全国で気兼ねなく
使用できるようになるのは
まだまだ先です。

非常に待ち遠しいですが、
ここはゆっくり待ちたい
というのが私の気持ちです。

 
5Gは、いろいろな場面で
役に立つといわれています。

 
例えば、災害が起きて
被災者を救援するときの通信では、
遅延が少なくなることで、
救援への負担が軽くなります。

また、山間部への
ドローンを使った配送や、
農業でのドローンの活用など、
遠隔地で精密な操作を
するときにも5Gの
大容量通信は役立ちます。

 
5Gは将来、いろいろな人達の
生活の助けになることでしょう。

そうなることを期待して、
首を長くして待っていたいと
思います。
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