![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/c8d5d7fa270caf3270da59e1461c1837-300x199.jpg)
環境に配慮する活動が世界各地で強まってきました。
そんな中でもエコ活動というものがよく聞く言葉ですね。
日本でも最近レジ袋の有料化が
コンビニなどを含めた飲食店などでも始まりました。
今回はそんな環境対策として最近耳にするようになった
『サステナブル』という言葉についてご紹介します。
実はエコとはまた少し違った言葉を持っているんです。
目次
「サステナブル」ってどういう意味?実はずっと前から存在していた!?
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/b7d1d31075a3727120d0f99ebf30b110-300x209.jpg)
sustain『持続する』とable『〜できる』の
ふたつの言葉からなる造語です。
つまり、『持続可能な』という意味になりますね。
深刻化する環境問題に対して、
「世界中の人々が持続可能な社会をつくるために
生活をしていこう」という意味が
込められているそうです。
日本ではまだまだ馴染みの浅い
『サステナブル』という言葉ですが、
意外にもだいぶ昔からありました。
1987年に国連が発表した
「我らの共有未来Our Common Future」
という報告書の中に記載されていたそうです。
日本では最近になり、
様々な企業などが使い始めた言葉だったので、
ここまで長い歴史があるとは、驚きますね。
同時に日本の環境に関しての
世界各国と比べた意識の遅れも感じます。
ファッション業界が最先端!?「サステナブル」の活動内容とは?
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/3a5575e7b39817842b5e90aad8cd69c9-300x213.jpg)
多くの人々に浸透したきっかけは
ファッション業界によるものです。
着られなくなった服や、売れ残った服の廃棄数が
多くの環境問題につながっているとして、
問題視されていたファッション業界。
そこで、有名ハイブランドを中心に
新作で古着のリメイクを発表したり、
オーガニックな素材で作り替えたりなど、
今までの方針を大きく変えていきました。
最近では、
特に廃棄処分の数が多いファストファッションでも
その動きは高まり大手外資系ブラント「H&M」などでは、
いらなくなった古着を店頭で回収して、
お店で使えるクーポンを配ったりもしています。
回収した洋服は、
リサイクルやリメイクとして再利用しているそうです。
まさにファッション業界は
持続可能なものへと変わり始めていますね。
「サステナブル」とは未来の話!?「エコ」との違いを簡単解説
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/3d957ffeadda0a86ae1adc871201384d-300x200.jpg)
どちらも環境問題に対して生まれてきた言葉なので、
同じものだと勘違いしてしまいがちですが、
実はちょっと違います。
『サステナブル』とは先ほどもお話しした通りに、
持続可能な暮らしを続けるためのことを指します。
サステナブルな社会、サステナブルな暮らし、
などという言葉を最近よく耳にしますが、
つまりこれは、
「これから先も続けていく環境への自らの行動」
を示しています。
『エコ』とはエコロジーという生態系を表す言葉
からできたもので、
単に環境にいいもののことを表しています。
サステナブルよりももっと簡単に、 誰もがすぐに実践できることを指します。
例えば、カフェでドリンクを頼むときに
マイタンブラーを使ってみたり、
ゴミを減らすためにスーパーではエコバックを持参したり、
などですね。
まとめ
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/09/efa5c0f8a60d4a690bcb1febe6e2ab6d-300x200.jpg)
『サステナブル』も『エコ』もどちらかひとつではなく、
一人一人がどちらにも気を使って生活をする事が
環境問題をくい止めるには必要なことだとわかりますね。
世界各地では環境に対する意識が高く、
特にヨーロッパなどでは、
さらに進んだ取り組みを多くしているそうです。
日本が最近始めたレジ袋有料化も、
ヨーロッパでは以前から当たり前の事で、
エコバックを持ち歩くのはみんながしているそう。
これから「サステナブル」な活動が
広まり続けるはずなので、
ぜひ今からでも自分でできる事に
挑戦していきたいですね。