学校での置き勉に賛否両論!?ダメな理由とメリットを簡単解説!

最近、置き勉を許可する学校が
増えてきています。

置き勉とは、
教科書を持ち帰らずに教室の机やロッカーに
入れておくことです。

昔は置き勉をすると
怒られることもありましたが、
今はそういった機会は減ってきました。

しかし、置き勉が許可されていない学校
まだまだたくさんあります。

置き勉がダメな理由とはなんでしょうか?
また、置き勉にはどんなメリット
あるのでしょうか?

置き勉がダメだと言われる理由は、

・授業の予習復習に教科書を使う
・紛失や盗難のリスクがある
・大事なものを持ち帰り忘れるのを防止する

という3つの理由があります。

 
また、置き勉のメリットは、

・体への負担が減る
・教科書を忘れるリスクが減る
・貸し借りのトラブルが減る

ことです。

 

目次

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なぜダメなの!?置き勉のデメリット3つを解説!

学校側が置き勉をダメだと言う理由は、
主に3つあります。

・授業の予習復習に教科書を使う
・紛失や盗難のリスクがある
・大事なものを持ち帰り忘れるのを防止する

これらの理由を
1つずつ解説していきます。

 

授業の予習復習に教科書を使う

学校の授業は、
教科書に沿って進められます。

子どもたちが授業の予習復習をするには
教科書が必要だというのが、
学校側の基本的な方針です。

また、教科書を持ち帰ることで
家でも勉強する習慣を身に付けてほしい
という考えもあります。

実際に、
家で教科書を使うかどうかは別問題ですが、
学校としてはそのような考えを持っている
ところが多数といえるでしょう。

 

紛失や盗難のリスクがある

学校の机は、鍵もなく開放された空間です。
個人ロッカーに鍵が付いていない学校も
ありますね。

このような場所に教科書を置いておくと、
誰かに盗まれるリスクは高まります。

もし盗まれた場合、子どもたちの間で
喧嘩トラブルが起きることに
なるでしょう。

その場合、誰が盗んだのかを突き止めるのは
教師の仕事になります。

ただでさえ多忙な教員が、
このような出来事まで抱えてしまうと
さらに負担が大きくなります。

 
また、教科書をなくしたら
新しく買う必要があるので、
保護者にとっても損失になりますね。

置き勉がダメな理由として、
盗難問題が一番大きいのではないかと
思います。

 

大事なものを持ち帰り忘れるのを防止する

宿題や連絡帳、保護者へのプリントなど
学校から家へ、必ず持ち帰る必要のある
書類があります。

これらを教科書と一緒に置いていったら、
大変なことになりますね。

置き勉が日常的になったら、
大事なものも置いて行ってしまう子どもが
出てくると思います。

そうなったときに、
担任教師や他の教員が対応に追われることに
なりそうですね。

 

トラブルは軽減!?置き勉の3つのメリットを解説!

置き勉にもメリットがあります。

・体への負担が減る
・教科書を忘れるリスクが減る
・貸し借りのトラブルが減る

これらのメリットについても
知っておく必要がありそうです。

 

体への負担が減る

ランドセルはおよそ5kgの重さがあります。
それに教科書を入れると6~7kg、
教科書が多いときでは
10kg近くにもなります。

これは転倒時の怪我防止という点では
威力を発揮しそうですが、
毎日背負って歩くと子どもの体に
負担がかかりますね

置き勉すれば、
ランドセルはかなり軽くなりそうです。

通学時間が長い子だと、
肩や腰が痛くなってしまいます。

時々、通学路の途中でランドセルを置いて
休憩したり、遊んだりしている子どもを
見かけますが、きっとランドセルの
中の荷物が重いのだと思います。

成長期だとなおさら、
体への負担は心配ですよね。

 

教科書を忘れるリスクが減る

置き勉では学校に教科書に置いていくので
授業で教科書を忘れるリスクは減ります。

特に授業頻度の低い教科の図録や資料集は、
忘れる子どもが多いと思います。

美術や保健などの、
家で使わないような教科書
ずっと学校に置いておいたほうが
安心感がありそうです。

 

貸し借りのトラブルが減る

これは②とつながる内容ですが、
教科書の忘れ物が減ることで
貸し借りのトラブルも起きにくくなります。

別のクラスの友達に教科書を貸したら、
その子が返し忘れて、自分が使うときに
見つからず困ってしまう…。

そういったトラブルは、
経験したことのある人も多いのでは
ないでしょうか。

また、教科書を貸したら
状態が悪くなって返ってきたという
悲しいトラブルもありますよね。

置き勉によって、
これらの心配はなくなります。

 

まとめ

置き勉がダメな理由は、学校側からすると
切実な問題であることが多く、
置き勉のメリットは子ども側に多くある
と思います。

私のような大人の立場としては、子どもには
勉強を嫌いになってほしくないし、
できれば好きでいてほしいという
思いがあります。

そのためにも、子どもたちの視点に立って、
置き勉について議論することが
重要になるのではないかと考えています。
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