5分で解説!公衆電話料金の変化!10円で何秒電話できる!?

公衆電話で
10円を入れて通話できる長さは、
約56秒間と言われています。

ただし、
通話の距離や時間帯によっても
変わってきてしまいます。

 
昼の時間帯で距離が
160キロメートル以内の区域内であれば
約56秒ですが、
距離が160メートルを超えてしまうと
8秒から12秒程度と
一気に短くなってしまいます。

 
深夜早朝の時間帯
(午後11時から午前8時)は約76秒、
距離が160キロメートルを超えると
約13.5秒となります。

時間よりも距離を気にしたほうが
良さそうですね。

 

目次

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昔は無制限だった!?公衆電話の料金と歴史!

今は、
公衆電話が10円で約56秒しか
通話することができませんが、
昔はそうではなかったようです。

今がこんなにも公衆電話の利用が
高額になっているのは、
終戦後からの公衆電話の変化と料金の変化、
使用者数の減少などによるものだったようです。

 
1970年1月、公衆電話からの通話は
無制限から3分の時間制限がつくように
なりました。

当時は交換手と呼ばれる人が
口頭で通話の終了を知らせてくれる
システムでした。

終戦直後は通話料を利用者が
電話を置いているお店の人に
直接支払うシステムになっていました。

 
 
しかし、
インフレにより紙幣の流通が増え、
交換手が料金をどのくらい入れたのかを
確認することが困難になってしまいました。

そこで、電話横に置かれた箱に
通話料を投入するシステムに変えましたが、
支払い不足や未払いが増え、
電話に直接料金を投入する今のシステム
とられるようになりました。

 
1900年の公衆電話導入時には
1通話15銭で5分でしたが、
1904年には高すぎるという声を受けて
5銭に下げられました。

1953年に1通話3分10円と定められ、
しばらく維持されていましたが、
1993年には通話時間が
90秒10円と値上げがされました。

 
原因は、携帯電話の普及による
公衆電話の利用者数の減少にありました。

今では子供でも安全のためにと
子供ケータイを持たせる親御さんも増え、
子供でも公衆電話を使う機会が
ほとんど無くなってしまいました。

そのため、高騰が続き、
現在の通話料金になったようです。

 

どこにあるか知ってる?緊急時に役立つ公衆電話!

現在、公衆電話の需要が減り、
街では見かけることが少なくなって
しまいました。

そのため、
携帯電話の電池切れ緊急時など、
いざ使おうとしても
なかなか公衆電話が見つからない
といった事態も発生します。

著者自身は高校に上がるまで
携帯電話を持たせてもらえませんでした。

小学校高学年から
部活動に所属していたので、
帰りが遅くなる時も多く、
学校にある公衆電話で親の迎え
呼んでいました。

学校の近所の
クリーニング屋さんの向かい側にも
公衆電話はありましたが、
著者が小学校中学年のときに
無くなってしまっていました。

私と同じような理由で
公衆電話を使う生徒は多くいたので、
公衆電話の前にはいつも
行列ができていたのを覚えています。

今は
子供にも携帯電話を持たせる時代ですが、
緊急時はその携帯電話が
使えなくなることもあります。

 
緊急時や災害時に慌てることが無いよう、
今のうちに、今ある公衆電話は
確認しておいた方がよさそうです。

また、
公衆電話の使い方を知らない子供
今の時代は多いようです。

もし公衆電話の使い方を知らない方が
周りにいらっしゃるようであれば、
教えてあげたほうが良いですね。

これも、
防災対策になること間違いなしです!

 

まとめ

今ではなかなか見かけることが
少なくなってしまった公衆電話ですが、
緊急時災害時には思わぬ力を
発揮してくれるかもしれません。

今できることはきちんと行い、
何かあったときに
備えておくようにしましょう。

緊急時や災害時に
連絡を取ることができる手段がある
分かっているだけで、
何か起こったときに安心できますよ。
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