日傘を雨の日に使うと浸水する⁉不安定な天気でも対応できる傘の選び方

夏になると突然やってくる夕立。
「今日雨降らないって言ったのに~!!」
と思うことよくありますよね。

雨で困っていた時にカバンを見て
小さい日傘が入っていたとしたら

「日傘って雨の日に使ってもいいんだっけ?」
と疑問に思いませんか?

実は、日傘を雨の日に使うと水が浸水します…
日傘と雨傘には作り方に決定的な違いがあるのです。

今回は、雨傘と日傘の違いについてお伝えしていきます。

目次

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知らなかった!見た目がそっくりな雨傘と日傘の決定的な違いとは?

雨傘と日傘、見た目は似ていますが
どんな違いがあるのでしょうか。

材質と加工の2つの違いに注目して
疑問を解決していきましょう!

Q1.雨傘と日傘の材質の違いは?
A.雨傘は空気と水を通しませんが
日傘は空気と水を通す材質で出来ています。
 
日傘の材質は主に、綿・麻・ポリエステル
雨傘の材質は主に、ナイロン・ビニール・ポリエステル
となっており、材質にはかなり違いがあります。

ポリエステルに関しては、どちらにも使われていますが

雨傘は、雨や風を防ぐために作られているので
雨も空気も通さない材質で作られています。

一方日傘は、UVをカットや暑い日でも風が通りやすいように
雨も空気も通るような材質で作られています。

見た目はそっくりでも用途によって材質も
しっかり工夫されているんですね!

Q2.雨傘と日傘の加工の違いは?
A.雨傘は防水加工と撥水加工がされ
 
日傘はUVカット加工がされています。
 
 
 
雨傘は、雨の日に使うものなので
雨に濡れても平気なように防水加工と撥水加工がされています。

一方日傘は、日差しを遮断するために作られているので
UVカット加工がされています。

さらに、雨傘は強い雨風が吹いても耐えられるように
骨が丈夫に作られています。

このように素材と加工の違いから
日傘を雨の日に使うと浸水してしまう可能性があります。
私は、日傘を雨傘の代わりにするときは
緊急事態の時のみにしています!

 

日差しが強く夕立も多い季節…どんな傘を持っていけば良い?

天気が不安定な季節だと
どんな傘を持っていけば良いか悩みますよね。

日傘は雨傘の代わりにはできませんが
雨傘を日傘の代わりにすることはできるのでしょうか?

雨の日でも晴れの日でも安心できる傘の選び方についてお伝えします!

 
Q1.雨傘を日傘の代わりにすることは出来る?
A.出来ますが、傘の色が重要です。
 
雨傘はUVカットがされていないので
日差しを遮断する効果は劣ってしまいます。

しかし、傘の色によってはUVカット効果が期待できるのです。

例えば、黒・青・緑などは
紫外線を90%以上カットしてくれる色とされています。

もし雨傘を日傘として使いたい場合は
暗い色のものを選ぶようにするのがお勧めです。

 
Q2.日差しが強くて夕方から土砂降りの日は日傘と雨傘どっち?
A.雨晴兼用傘を一本常備しておきましょう。
 
兼用傘というと晴雨兼用傘がメジャーとなっていますが
晴雨兼用傘とは日傘に防水加工・撥水加工がされたもののことです。

一方で雨晴兼用傘は、雨傘にUVカット加工がされたもの。

つまり
日傘と雨傘、どちらを土台に作られているかによって
名前が異なっています。
晴雨兼用傘でも、防水加工がされているので
雨の日でも使えますが
雨傘に比べ、強い雨風を凌げる耐久性が低くなっています。

そのため
昼間は日傘として使いたいけど、土砂降り予報の夕方は雨傘として使う という場合は、雨晴兼用傘がお勧めですよ♪

 

まとめ

<雨傘と日傘の違い>
1.雨傘の特徴
・雨や空気を通さない
・防水加工・撥水加工がされている
・骨が丈夫に出来ている

2.日傘の特徴
・雨や空気を通す
・UVカット加工がされている

日傘を雨の日に使うのは避けましょう。
 
<雨傘を日傘の代わりに使う場合>
・黒・青・緑などの暗い色ならUVカット効果が期待できる

<天気が不安定で迷った場合>
・日差しが強くて土砂降りが心配な時は雨晴兼用傘なら間違いなし

以上が、日傘と雨傘の違いについてです。

違いがわかると、雨傘と日傘を上手に使い分けることができ、
雨の日と晴れの日どちらの天気でも安心してお出かけできますね♪

2つ持っていくのは大変なので
是非、兼用傘を活用して雨も日差しも乗り越えましょう!
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