![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/08/3470438_s-300x200.jpg)
子供達の夏休み宿題などの「宿題代行」。
算数の問題みたいに
答えの用意されたものだけでなく、
読書感想文・自由研究といった
子供達の感性が必要とされる宿題まで対象になっています。
企業がやってるものから個人がやってるものまで
宿題業者はありふれています。
【※費用の例】
・小学生の国語・算数ドリル1冊:6,000円
・読書感想文1文字:6円〜
・英文翻訳1文:50円
・ポスター1つ:15,000円
・工作作品:6,000円
などがあります。
対象年齢幅も広く、
小学生〜大学生と課題代行まで行っているようです。
依頼に関しては小学生〜中学3年生の受験を
頑張っているお子さんの母親からの依頼が
9割を占めるそうです。
理由は「時間の無駄」や「宿題の量が多過ぎる」 と言ったものです。
受験勉強している家庭にとっては
学校の教育水準を上回っているので
宿題が時間の無駄になってしまうことが多いのですね。
また、宿題代行サービスを考えている親御さんたちに
検討する際の注意点を調べました。
一番考えるべきはやはり子供への悪影響でしょう。
目次
どんな悪影響を及ぼすの?
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/08/859249_s-300x211.jpg)
・子供の「学び」 ・親子のコミュニケーション に悪影響があると思います。
子供の生活の大半は学校に通っている時間であり、
遊ぶことも大切ですが、
学ぶことも同じくらい大切ではないでしょうか。
学校での学びを予習・復習できるのが
宿題なのに宿題代行を行ってしまうと
学力が身につかなくなってしまいます。
ましてやそれがお金で解決できると知ってしまったら、
歪んだ認識を持ってしまうことも考えられます。
私は小学生の頃、宿題で分からない問題があると
親に聞いて教えてもらっていましたが、
そこにコミュニケーションが発生していた事は確かです。
宿題の他に大事なものがあり、
それに時間を割かなければならないのなら
有効活用だと思いますが、
宿題や課題に向き合わなければ 課題解決力や計画性が欠けてしまうこともあります。
悪影響ばかりではない?使い方が重要
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/08/3464596_s-300x225.jpg)
サービスを利用する人が多数いるのも事実。
宿題代行サービスを利用するのなら
以上の点を理解、納得した上で
利用した方がいいと思います。
一番大事なのは子供の意思だと思いますので、
親がどう言おうと「宿題をするのは子供本人だ」 と言うことを理解して話し合いをした上で利用しましょう。
子供が知らない間に親が決めてしまう事を続けていれば、
自然と親子の間で精神的距離が遠くなっていくでしょう。
時間をお金で買うことは効率的だと思うので、
親として「何が子供にとって大事なことなのか?」 を考えて利用することが重要ではないでしょうか。
宿題代行サービスを利用する前に親ができること
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/08/3079825_s-300x200.jpg)
何でもかんでもお金を払えばいい
というものではありません。
1:宿題をした上で受験勉強できる時間を作ってあげること
宿題をするほどの余裕がないという受験勉強量は
子供にとって大きな負担になっています。
もう一度相談し合ってスケジュールを決めましょう。
2:宿題の量が多いのであれば学校に相談する
受験勉強に影響するほど宿題が多いと感じるのであれば
学校か担任の先生に相談するのも1つの方法ではないでしょうか。
3:子供は宿題代行サービスを利用することに納得しているか
親子で話し合い、利用するかを決めましょう。
まとめ
![](https://narunavi.com/wp-content/uploads/2020/08/519094_s-300x200.jpg)
毎年最後まで残してしまう子供だったのですが、
最終日でなんとか片付けていました。
このサービスを知っていたら
親に相談していたかも知れません。
絶対利用はしてくれなかったでしょうが。
時代の流れで便利なサービスが増えてきますが、
結局は使い方次第だなと思います。
情報が増える世の中で、
適切に取捨選択をしていく必要がありそうです。