付けることを義務化しようと
検討されています。
バックモニターとは、
車の後方に付けたカメラの映像を
運転席のモニターに映すものです。
バックギアを入れるだけで起動します。
大きめの車には初めから
装備されていることが多いのですが、
そうでない車にも数万円で後付けできます。
最近は、安全のために
後付けでバックモニターを
取り付けるという人も増えてきました。
では、バックモニターを付ける
メリットにはどのようなものが
あるでしょう?
自動車にバックモニターを付けると、
- 後方の死角が減る
- チャイルドシートがあっても
後ろが見やすい - 駐車がやりやすくなる
- 周りの物の位置が分かりやすくなる
目次
運転が得意でも助かる!?バックモニターのメリット4つを解説
バックモニターには、先ほど述べたようないくつかの
メリットがあります。
運転が苦手な人はもちろん、
運転に慣れている人でも
バックモニターのメリットを
享受することはできます。
では、詳しく解説しましょう。
後方の死角が減る
バックモニターの最大のメリットともいえるのが、死角が減ることです。
車の後方は、運転者の目視だけでは
すべてを見ることはできませんね。
たとえ軽自動車だったとしても、
もし小さな子供が車の真後ろに来たら
気づかない可能性が高いです。
バックモニターがあれば、
目視では見えない後方部分も
はっきりと映してくれます。
よって、思わぬ事故を防ぐ効果が
あるのです。
チャイルドシートがあっても後ろが見やすい
小さなお子さんのいる家庭なら、チャイルドシートを車の後方座席に
置いていることでしょう。
チャイルドシートは本体が大きく、
作りもガッシリしているので
後ろを見るときに視界を遮って
しまいますよね。
しかし、これを外すわけにはいきません。
そこでバックモニターさえあれば、
チャイルドシートでよく見えなかった部分も
見ることができます。
駐車がやりやすくなる
3つ目のメリットは、特に運転が苦手な人におすすめできます。
運転が苦手な人は、
バック駐車や縦列駐車なども
苦手意識を感じる人が多いと思います。
実はバックモニターは、
ただ後方の景色を写すだけではないのです。
現在のハンドルの状態で
車がどのように動くか、
はっきりと動線が表示されるように
なっています。
よって、駐車が苦手な人も
動かし方の目安が分かるようになるので
駐車時の負担がかなり軽減されます。
私も運転が得意ではなく
駐車時にストレスを感じますが、
バックモニター付きの車を運転すると
疲弊度がかなり少なくなります。
周りの物の位置が分かりやすくなる
3つ目のメリットとも関係がありますが、車の動線に沿って四角くラインが
写されるようになっています。
他の車や壁などの障害物との距離も
色別に分かれて出てくるので、
車の後方をぶつける心配が
少なくなりますね。
あまり運転しない車に乗るときや、
距離感をつかむのが不得意な人にとって
ありがたい機能だと思います。
他人事ではない!?バックモニターを付ける事のデメリットとは?
バックモニターはメリットばかりに見えますが、デメリットもあります。
それは、側面の確認がおろそかになる
ことです。
バックモニターに頼り過ぎると、
後方ばかりを画面でチェックして
車の側面を見ないようになってしまいます。
その結果、
車の側面をぶつけたりこすったりして
傷を作ってしまうのです。
ただ、バックモニターだけに頼るのを
やめれば、このような悲劇は防げます。
まとめ
車のバックモニターを取り付けることで、安全面において大きなメリットが
あることが分かりました。
今後は自動運転技術も発達し、
ますます運転へのハードルが
下がることでしょう。
その一方で、
不注意による事故も十分に起こりえます。
優れた技術を活用できるところは
とことん活用し、
そればかりに頼り過ぎないことが
大切ですね。