意外と多い?!万博が日本で開催された回数は?歴代の日本万博を紹介!

2025年に大阪・関西万博が開催されます。

日本での万博開催は
20年ぶりということもあり、
大きな期待がかかっています。

では、これまでに日本では
どのような万博が開かれたのでしょうか?
あなたは、何回開催されたか
知っていますか?

実は、日本では過去に5回
万博が開催されています。

意外と多いと思う人も
多いのではないでしょうか?

 

目次

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日本の歴代万博の特徴を小学生にもわかりやすく紹介!

過去に開催された5つは具体的には

・日本万国博覧会
・沖縄国際海洋博覧会
・国際科学技術博覧会
・国際花と緑の博覧会
・2005年日本国際博覧会

です。

古いものから紹介していきましょう。

 

日本万国博覧会

日本が最初に主催した万博で、
1970年に大阪で開催されました。

来場者数も6422万人と、
歴代の日本の万博では最高の数字でした。

テーマは、「人類の進歩と調和」です。

有名な展示物としては、太陽の塔や、
アメリカ館の月の石があります。

太陽の塔は今でも記念公園内にあり、
大阪の人気観光スポットのひとつと
なっています。

そして、この万博では
原子力発電所で作られた電気が会場に運ばれ
電工掲示板に使われました。

当時は原子力発電が夢のエネルギーとして
大きな期待を寄せられていたことが
分かります。

これは、振り返って考えてみると
非常に興味深い考え方ですね。
当時の世相を象徴するものだと言えます。

 

沖縄国際海洋博覧会

1975~1976年に沖縄で開催されました。

テーマは、
海-その望ましい未来」ということで、
世界で初めてがテーマとなった万博です。

実は来場者数はほかの4つと比べて、
349万人とかなり少ないです。

しかしこの万博は
日本や沖縄にとって重要な意味を
持っています。

1972年に沖縄が日本に返還され、
その3年後に開催されました。

この万博は、
日本に復帰したことを祝う目的や、
それまでの沖縄の歴史環境
世界に示すための大きな役目を
果たしました。

跡地は海洋博公園となり、
美ら海水族館などが運営されています。

これには正直驚きました。

美ら海水族館は
何度か観光で行ったことがあるのですが、
そのような歴史がある深い意味を持った場所
だとは知りませんでした。

 

国際科学技術博覧会

1985年に茨城県にて開催されました。

テーマは、
人間・住居・環境と科学技術」で、
当時の最新技術をお披露目する万博でした。

日本からも、
自動車テレビ、エネルギー関連の展示が
出展されました。

科学技術の発展や今後の展開を
期待させるような万博となりました。

跡地は科学万博記念公園になっており、
つくば市の桜の名所としても有名です。

科学万博の跡地が桜の名所になるというのは
なんだか面白いですね。
一周回って、自然に回帰しているような
印象を受けます。

 

国際花と緑の博覧会

1990年に大阪にて開催されました。
テーマは「自然と人間との共生」です。
大阪での二度目の開催ですね。

会場は野原・街・山の3つのエリアがあり、
美しい花や各国の庭園が展示されました。

現在では跡地は花博記念公園鶴見緑地として
残っています。

コスプレの聖地としても有名で、
まさに自然と人間が一緒になっている
場所だと言えますね。

 

2005年日本国際博覧会(愛・地球博)

2005年に愛知県で開催されました。
テーマは「自然の叡智」です。

テーマが4回目と少し似ていますが、
愛・地球博の会場は文字通り
自然に囲まれているのでその点では
異なっています。

マスコットキャラクターの
モリゾーキッコロも有名になりましたね。

永久凍土で見つかったマンモスの標本が
展示され、見学者が大行列を作りました。

跡地には2022年に
ジブリパークが開業予定です。

 

これからの万博に期待されることは閉会後の跡地利用がポイント?

今後の万博に期待することは、
個性跡地の有効活用だと
私は考えています。

どの万博も、それぞれの掲げる
テーマに沿って独自性を出してきました。

それが目立つものであるか
硬派なものであるかは関係なく、
どの万博でも時代を反映した展示に
なりました。

今後の万博でもこの傾向が続けば、
開催する意義があるといえます。
そして、跡地の活用も大切なことです。

開催だけして跡地が
空虚なものになってしまっては、
意味がありません。

いままでの万博のように、閉会後も
市民から親しみを持ってもらえるような
使い方をされることが期待されます。

 

まとめ

万博は、ほかの国際的な催しものと比べて
コンセプトに大きな決まりはありません。

しかしそれは、
時代に合わせて様々な内容の企画を
立てられるというメリットにも繋がります。

自然を重視したものや、
技術に焦点を当てたものなど
幅広いテーマを採用できるのが
強みなのです。

もしかしたら、今後は
ポップカルチャーやITなどの
今までにないものがテーマになる可能性も
あります。

万博の今後が
ますます楽しみになってきましたね!
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