【深刻】日本ではまだ知られていない!?フッ素による環境問題とは?

あなたは、フッ素が環境汚染を進行させる
原因の一つであることを
知っていますか?

フッ素と言ってもいろいろな種類があり、
有機化合フッ素は、いろいろな製品の
加工段階で使われるフッ素です。

撥水加工ができるほかにも、
耐熱性アップやすべりやすさアップ、
絶縁性など様々な効果をもたらします。

調理器具やアイロン、アウトドア用品など
幅広く使用されています。

しかし、有機化合フッ素の中には
環境問題を引き起こすものがあるのです。

具体的にどんな問題を
引き起こすのかというと、

・川の汚染
・土壌汚染
・飲み水の汚染

です。

水に関連した環境汚染が問題視されている
ということです。

 
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原因は有機化合フッ素!?3つの環境汚染とは?

すべてのフッ素が
悪いわけではありません。

子供の頃に歯の健康のために
フッ素を使った経験のある人も
いることでしょう。

そういったフッ素ではなく、
問題視されているのは工業用に作られる
有機化合フッ素です。

有機化合フッ素は、主に水や土壌の環境に
悪影響を与えるとされています。

では、具体的に解説しましょう。

 

川の汚染

撥水加工などを行なう工場からの排水に、
有機化合フッ素が混ざっていることが
世界中で問題になりました。

有機化合フッ素の多くは
半永久的に残るもので、
捨ててもいつかは自然になくなる
という風に考えるのは難しいです。

このため、川の水が汚染されることになり
生態系が崩れるきっかけ
なってしまいます。

ただでさえ他の環境汚染で
生態系が危機を迎えている川は
増えつつあるというのに、
さらにそれに追い打ちをかける形に
なってしまいます。

 

土壌汚染

排水は川に問題を引き起こすだけでは
ありません。

土壌の中に排水は染み込み、
有機化合フッ素が蓄積されるケース
あるのです。

その場合、周辺の土壌が汚染されてしまい、
そこで農業を行なうと作物に悪い影響が
出る危険性があります。

 

飲み水の汚染

私たち人類にとっては最も深刻な問題が
飲み水の汚染です。

川や土壌が汚染されることによって、
飲み水にも有機化合フッ素が混ざることに
なります。

現に2000年のアメリカでは、
工場排水に混ざった有機化合フッ素の
PFOA(ピーフォア)により、
周辺の飲み水が汚染されました。

実は昔から何十年もその状態が続いており、
十年単位で基準値を超える有機化合フッ素を
含んだ飲み水を飲み続けた人に
健康被害が出たのです。

潰瘍性大腸炎になったり
高コレステロールになったりと
体の様々な部分に被害が出ました。

これを受けて、2019年には
国連でPFOAの製造や使用が
禁止されました。

日本では大丈夫なのかな?
と不安になった人もいるかもしれません。

実は、日本においては
何とも言えないのが現状です。

というのも、環境省が令和元年に
全国の河川などで有機化合フッ素の濃度が
調査されたのですが、基準を超えたのは
171地点中37地点だったからです。

そのどれもが飲用水には
使われていない場所だったので
すぐに問題になるかは疑問です。

参考:https://www.env.go.jp/press/108091.html
 
ただ、日本では有機化合フッ素が
一切使われていないというわけでは
ないので将来的にどうなるかは不明です。

 

有名企業も!?フッ素による環境汚染防止の取り組み!

 
どんな問題があるのか分かったところで、
企業はどのような取り組みを
しているのでしょう?

まず、水筒で有名なタイガーは、
ボトルの表面を加工する有機化合フッ素を
一切使用していません。

環境に影響を及ぼさない
別の技術を用いているそうです。

そしてアウトドアメーカーのKEENは、
通常なら靴に使用する撥水のための
有機化合フッ素を95%以上の製品で
使わないようにしています。

 

まとめ

あなたの家の中を見渡せば
フッ素加工されている製品を
一つ以上は見つけられると思います。

それくらいフッ素による加工は便利で、
普及してきたという証です。

しかし、この便利な技術には
大きなデメリットがあることが
分かりました。

有機化合フッ素による環境問題は、
個人の問題というよりも
企業の問題である部分が
大きいことでしょう。

おそらく今後は、
有機化合フッ素を使わない企業は
増えていくと予想できます。

そうなったときに、
環境に配慮している企業を応援するのが、
私たちにできることかもしれません。
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