夏に良く食べられる鰻。
さっぱりとした味わいから、
ご飯のお供として定番の梅干し。
「食べ合わせが悪い」なんて言われますね。
じゃあ実際食べた場合、
体にどんな悪影響があるんでしょうか?
今回はそんな食べ合わせのお話です。
目次
鰻と梅干
実際、私も食べてみたことがあります。
でも、なんにも起きませんでした。
強いて言うなら、
甘くて濃いめの鰻のタレと梅の酸味が、
私には合いませんでした。それだけです。
医学的にはどうなのでしょうか。
調べてみた所、梅干しが胃酸を濃くして、
鰻の脂分を消化する働きを助けるので、
一緒に食べることは好ましいとありました。
えっ!?消化に良いのか!!
私も驚きました。
食べ合わせが悪い食べ物の中でも、
代表格のこの二つがどうして、
ダメと言われ続けているのか。
①梅干の酸味が食欲増進に一役買うということで、
高価な鰻を食べすぎないよう、贅沢を戒める為。
②もし鰻が腐っていても、梅干しの酸味で分からない。
つまり、腐った鰻を食べないように、食中毒予防の為。
③梅干しのさっぱりとした味わいが、
栄養分を消してしまうと思われていたため。
どれも言われれば、そうかとも思えそうですが、
どうやらこの組み合わせには大した害はなく、
むしろ好ましいということがわかりました。
天ぷらとすいか
こちらも良く聞かれますね。
一緒にお弁当に入ってるのを想像しても、
自分から進んで食べたいとは思えませんが(-_-;)
こちらはきちんと医学的根拠があるもので、
体質によっては危険かもしれません。
というのも、天ぷらの油分とスイカの水分が、
胃液を薄め消化不良になってしまうというのです。
お腹が弱い人は避けた方が無難です。
「危険」な事態になるかも・・。
トマトときゅうり、大根と人参
サラダなどよくある組み合わせですが、
こちらも医学的にはNGなんです。
何故かと言うと、トマトと大根には
たっぷりのビタミンCが含まれています。
対して、生のきゅうりと人参には
「アスコルビナーゼ」という酵素が含まれています。
このアスコルビナーゼ、
ビタミンCをぶっ壊してしまいます。 しかも、すりおろした方が活発になるそうです。
折角ビタミンCが補給できるのになんということでしょう!!
それが加熱と酸です。
煮たり焼いたり蒸したり、とにかく熱に弱い。
そして、酸というのはレモン汁であったり、
お酢ですね。これを掛けて食べても良いでしょう。
今までサラダで良く食べてきましたが、
あれはあんまり意味がなかったことにびっくりです。
まとめ
いかがでしたか?今回は食べ合わせについて3つご紹介しました。
他にも「茄子の漬物とお蕎麦」や
「レバーとミョウガ」など数々ありますね。
食べる前に少し思い出して頂ければ幸いです。