夜の掃除は縁起が悪いの?言い伝えに隠された本当の理由とは⁈

あなたは一日の中で、
家の掃除をどのタイミングでしていますか?

昔から夜に掃除をするのは縁起が悪い、
という声が聞かれます。

例えば、
・夜に洗濯を干すと運気が下がる
・夜に掃除をすると金運が下がる
などという言い伝えです。

どちらかというと、年配の方のほうが
夜の掃除を嫌がる傾向にあるかもしれません。

しかし、実際のところ夜に掃除をしても
縁起が悪いということはありません。

昔は夜になると、早くに電気を消して寝る
家庭が多かったので近所で音を立てて掃除を
している不自然に目立ってしまったのです。

それを不審がることもあったので、
夜の掃除は縁起が悪いという言い伝えが
広まっていきました。

ただ、今でも夜にしないほうがいい
掃除はあります。

掃除機などの音が出る掃除や、
洗濯を干すことです。

 

目次

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夜の掃除は縁起が悪いと言われるようになった事情とは?

冒頭でも述べたように、夜の掃除は縁起が
悪いと言われるようになったのは、
近所迷惑の観点からでした。

昭和中期頃までは、現代とは異なる事情が
いくつもあり、それが原因で縁起が悪い
という説が生まれました。

詳しく解説していきましょう。

 
まず、昭和中期ごろまでは
夜遅くまで家族が起きているという家は
ほとんどありませんでした。

まず遅くまでテレビ番組をやっていませんし、
ネットもありません。

時々夜なべをすることはあったでしょうが、
日常的に夜遅くまで起きているという習慣は
ありませんでした。

起きていたとしても、
今の様に明るいLEDや蛍光灯もないので、
電球の光になります。

そうすると、
夜はぼんやりとした明るさ程度になりますね。

そのような家ばかりだったので、
今よりも夜は遥かに静かだったはずです。

そんな中で夜に掃除をしている家があれば、
物音もかなり聞こえたでしょう。

近所の人からするとびっくりしますし、
夜逃げかいざこざでも起きたのではないか?
ということを考える人も出てきます。

このように、夜中に音を立てると近所の人が
不気味がるため、縁起が悪いという
言い伝えの形になって広がっていきました。

では、現代ではどうでしょう?

生活リズムは人によってバラバラですし、
夜遅くまで起きている人も
かなり増えています。

それが当たり前になったので、夜の掃除も
あまり気にされなくなりましたね。

しかし、一つ気を付けてほしいのは
夜の掃除は問題ないからと言ってなんでも
していいわけではないということです。

まず、騒音になるので夜に大きな音を立てる
掃除はやめましょう。
 
掃除機をかけたり、集合住宅で洗濯機・
乾燥機を回したりするのは騒音トラブルに
なります。

また、夜に洗濯物を干すのも良くないです。

夜に干すと日光に当てることができないため、
雑菌が繁殖しやすくなります。

洗濯物が乾いたときに臭うので、
おすすめできません。

 

夜に掃除するならどこがいい?おすすめの場所2選

では、夜の掃除でおすすめの箇所は
どこかと言うと、キッチンとトイレです。

どちらも一日の汚れを夜のうちに落として
リセットできるからです。

私は特にキッチンをおすすめします。

キッチンでは油汚れや食材のカスなどが
出るので、そのまま一晩越すと汚れが
落ちにくくなったり虫が寄ってきたり
するからです。

具体的には、まずコンロの油汚れや
食材のカスを落とします。

台を拭いた後、最後にシンク内を
拭き掃除しましょう。

べとべと汚れ→水汚れの順です。

 
トイレ掃除も、大きな音が出ないので
夜の掃除がおすすめです。

便器内の汚れ、便座周り、床などを綺麗に
しましょう。

もしも余裕があるなら、
リビングに散らかったものを
元の位置に戻して置くのもおすすめします。

翌朝起きてきたときに整頓されたリビングを
見ると気分が良くなるはずです。

 

まとめ

夜に掃除をするのは問題ないので、
ぜひあなたの都合のいいタイミングで掃除を
するようにしましょう。

床掃除をしたいけど夜しか時間がないなら、
掃除機ではなくフローリングワイパーなどを
使うのもいいですね。

騒音が出ないのと、手軽にサッと床拭きが
できるのでとても楽です。

ぜひ、毎日の掃除を
充実したものにしてみましょう。
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