無糖の炭酸水を飲む人が増えてきました。
昔は炭酸水というと、
ジュースなどを割るときに使うイメージが
ありましたね。
しかし、今では水の代わりとして
炭酸水をそのまま飲む人もたくさんいます。
ただ、炭酸水は苦い味がするときが
ありますよね。
ジュースや清涼飲料水のように
味付けされているわけではないのに、
なぜ味がするのでしょう?
実はそれには、
主に4つの原因があります。
・硬度が高いから
・重曹の味がするから
・強炭酸だから
・塩の味がするから
あなたが飲んでいる炭酸水が
この中のどれか一つでも当てはまる場合は
何か味がすると思います。
ぜひ確認してみてくださいね。
目次
炭酸水をそのまま飲むと味がするけど大丈夫?苦みを感じる原因4選
先ほど述べたように、無糖の炭酸水で苦みを感じるのは
主に4つの原因があります。
それぞれの理由詳しく解説しましょう。
硬度が高いから
これは、外国産の炭酸水によくみられる傾向です。
水には軟水と硬水がありますが、
日本で採取できる水は
ほとんどが軟水となっています。
軟水はミネラルなどが少ないのが
特徴ですね。
一方、ヨーロッパで採れる水は
硬水が多いという特徴があります。
硬水にはマグネシウムが
たくさん含まれており、
これが苦く感じることがあるのです。
普段から硬水を飲む人は
マグネシウムの味に慣れているので
味を感じにくいのですが
軟水を飲んでいる日本人にとっては
違和感があるのですね。
重曹の味がするから
お店で売られている炭酸水には3つの種類があるのを知っていますか?
・天然水炭酸水
(天然水に炭酸ガスを加えて作る)
・人工炭酸水
(純水やろ過された水から作る)
・天然炭酸水
(汲んだ時から炭酸が入っている)
最初の2つは、後から炭酸を加えて
炭酸水として売り出します。
日本では3つ目の天然炭酸水は
ほとんどないので
人工で作られた炭酸水が
メインとなりますね。
炭酸水を人工で作るときは、
重曹=炭酸水素ナトリウムを入れて
作ります。
炭酸水素ナトリウムがとけると
炭酸ガスが出て炭酸水になるのです。
この過程で苦い味が出てしまい、
完成品に残ることによって、
味を感じることがあります。
重曹は体に悪いものではないので
人工の炭酸水自体には
全く問題はありません。
ただ、作る過程で
苦くなってしまうんですね。
強炭酸だから
これは、最近よく見る強炭酸水に当てはまる特徴です。
前途した通り、
刺激の強い炭酸水を作るには
重曹の量も多く必要になります。
よって、苦い味になりやすくなるのです。
実際に微炭酸と強炭酸を両方飲んだことが
ある人は、強炭酸独特な苦みが
分かると思います。
刺激やのど越しがさっぱりする分、
微炭酸のようなマイルドさは
強炭酸にはありませんね。
塩の味がするから
無糖の炭酸水にも塩分は若干入っています。これは、炭酸の泡や風味などを
調整するためです。
塩分は
ほんの少ししか入っていないのですが、
その味が気になるという人も
いるかもしれませんね。
苦い炭酸水をおいしくできる?カンタンに飲みやすくする方法2選
炭酸水が苦く感じて飲みにくいときは、これから紹介する方法を試してください。
まずは、炭酸を弱くしてみましょう。
完全に炭酸が抜け切ると
塩の風味が強く出て余計にまずくなります。
完全に炭酸を抜くのではなく、
少しだけ炭酸を弱めるのが
ポイントです。
コップに炭酸水を注ぎ、
かき混ぜて放置します。
5分くらいすると炭酸が弱まって
口当たりがよくなりますよ。
それでも飲みにくい場合は、
レモン汁を足してみましょう。
レモンの風味で苦みを抑えれば
飲みやすくなります。
元からレモン風味が付けられた
炭酸水もあるので、そちらの購入も
検討してみるといいですね。
まとめ
無糖の炭酸水が苦い味がするのには、いくつかの原因があることが分かりました。
どれも炭酸水には欠かせない要素なので、
これらに当てはまらない商品を探すのは
難しいかもしれませんね。
市販の炭酸水の味がどうしても苦手だけれど
炭酸水を毎日飲みたい人は、
炭酸水を作れる家電を買ってみるのも
いいでしょう。
自宅で簡単に
水道水やミネラルウォーターから
炭酸水ができるので、
自分好みの風味にして作ることができます。
いろいろな方法で炭酸水を
楽しんでみてくださいね。