マットレスの変え時はいつ?交換のタイミングが分かる4つのポイント

睡眠は、1日24時間のうち約3分の1を
占める大事な時間です。

ぐっすりと良い睡眠をとれると、次の1日を
元気に過ごすことができますね。

いい睡眠をとるにはいくつかの
大切な要素がありますが、その中でも
マットレスの状態はかなり重要なものです。

買ったばかりのマットレスは
とても寝心地がいいものですが、
古くなったマットレスを使い続けると
睡眠の質が落ちてしまいます。

では、マットレスの替え時は
いつなのでしょう?

マットレスは素材によって替え時が
異なります。

寿命の目安としては、
スプリングタイプ(ポケットコイル):
8~10年

スプリングタイプ(ボンネルコイル):
6~8年
高反発:6~8年
低反発:3~5年

これくらいの年数が経過したら
買い替えを検討しましょう。

 

目次

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替え時は素材によって違う?交換した方が快適になる4つの目安

冒頭でも述べたように、
マットレスの替え時は素材によって
3~10年と大きく変化します。

一般的に、耐久年数が長いほど
値段も比例して高くなります。

スプリングタイプのマットレスは、
クッションのみのマットレスよりも
耐久年数が長いです。

高反発クッションで6~8年、
低反発クッションでは3~5年くらいです。

低反発のマットレスは体重の負荷が
かかりやすいため、高反発のマットレスに
比べてすぐダメになりやすいです。

これはマットレス以外のクッションでも
言えることですね。

スプリングタイプは
ポケットコイルが8~10年持ち、
ボンネルコイルは6~8年持ちます。

ポケットコイルとは、コイルが
敷き詰められているタイプのものです。

一つ一つのコイルがそれぞれ違う
沈み方をすることができます。

それに対してボンネルコイルは、コイルが
ワイヤーで連結されて一つの大きな面の
ようになっているものです。

ポケットコイルは各コイルに負荷が
分散されるので、劣化しにくく
最も長い期間使うことができるのです。

交換年数が分かったところで、
その他の交換する目安も紹介しましょう。

交換年数に達しており、かつこれらのうち
1つでも当てはまるものがあれば新しい
マットレスに変えた方が快適に眠ることが
できます。

 

カビが生えた

マットレスは体に密着するため、就寝中に
カビを吸ってしまう危険性があります。

できるだけすぐに交換したほうが
いいでしょう。

 

朝起きたときに体が痛い

疲れがうまく取れなかったり
寝心地が悪いというのは、マットレスの
クッション性が低下している証拠です。

 

マットレスがへこんでいる

寝る前にマットレスを触ってみて、
腰の部分がへこんでいたり広範囲が
へこんでいたりするなら
交換したほうがいいです。

クッションがへたっている証拠です。

 

コイルのきしむ音が気になる

スプリングタイプのマットレスでは、
寝ている間にコイルのきしむ音が
することがあります。

これはコイルが摩耗するためです。

気になるくらいの頻度で音がするなら、
コイルがダメになりかけている
ということです。

 

マットレスを長持ちさせるには?2つのポイントに注意すればOK!

では、マットレスをできるだけ
いい状態で長持ちさせるには
どうすればいいでしょう?

気を付けるのは2つだけで
・湿気を逃がすこと
・体重の負荷を分散させること
です。

言い換えるなら、カビの発生と
クッションのへたりを予防するのが
最も大事なのです。

まず湿気対策ですが、
マットレスを直接床に置いて使うのは
避けましょう。

湿気の逃げ場が無くなりすぐに
カビてしまいます。

すのこベッドの上にマットレスを
置いて使うのがおすすめです。

寝ている間も湿気を下から
逃がし続けてくれるので、カビ予防に
絶大な効果を発揮します。

また、寝室の湿度もできるだけ低めを
保ちましょう。

高くて50%台に抑えるのがポイントです。

寝室での部屋干しは避け、乾燥した日は
窓を開けてマットレスに風を
送り込みましょう。

 
次に、負荷の分散です。

マットレスは定期的に向きを変えて
体重のかかり方が偏らないようにします。

月に1回、マットレスの裏表や上下を
交換して使うだけで負荷を分散することが
できます。
 
 

まとめ

睡眠の質を決めるうえで、マットレスの
状態はかなり大きな割合を占めます。

マットレスは安くて数万円、
高いと10万円以上のものもあるので、
できる限り長く使いたいですよね。

日々のお手入れをきちんと行ない、
いい状態を保てるようにすれば、
マットレスは十分長く持ちます。

ぜひあなたも、マットレスの
メンテナンスについて見直してみましょう。
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