あなたは、使い込んだタオルが臭くなって
困ったことはありませんか?
買ったばかりのときは
ふわふわの心地よい感触で
いいにおいだったタオルも、
使っているうちに生乾きの臭いが
してきます。
そうなると、拭くたびに嫌な臭いがして
気分も落ち込みますよね。
しかし、タオルの生乾き臭は
消すことができます。
その方法を紹介しましょう。
タオルの生乾き臭を消すには、
4つの方法があります。
・コインランドリーで乾かす
・熱湯で煮る
・漂白剤につける
・クエン酸で洗う
どれも今すぐ、手軽にできますよ。
目次
なぜタオルは臭くなる?原因と生乾き臭が消える4つの方法
臭いを消す方法を詳しく解説する前に、タオルが臭くなる原因を知って理解を
深めましょう。
タオルが生乾きによって臭くなるのは
雑菌が原因です。
雑菌自体も問題ですし、
増殖する過程で排出された
雑菌の糞が特に臭うのだそうです。
雑菌は、汚れが残っていたり
洗剤が落とし切れていなかったり
濡れたまま放置することで
どんどん増えていきます。
そのため、
臭くなったタオルの臭いを消すには
雑菌を殺すことが一番重要です。
では、一つずつ解説しましょう。
コインランドリーで乾かす
家庭用洗濯乾燥機と比べてコインランドリーの乾燥機は
かなり高温で乾かしてくれます。
家庭用はだいたい60度前後で
乾かすのですが、
コインランドリーの乾燥機なら
160度くらいの熱が出ます。
高温で乾かすことにより殺菌されて
嫌な臭いはすっかり無くなりますよ。
また、コインランドリーで乾かすと
タオル生地がふわふわになるのも
嬉しいポイントですね。
近くにコインランドリーがある人は
ぜひ試してください。
熱湯で煮る
ここからは、家で生乾き臭を消す方法です。
熱湯で煮沸する方法は
昔ながらの方法ですが、効果は高いです。
こちらも
コインランドリーの乾燥機と同じく、
高温により殺菌するという仕組みですね。
用意するものは、
ステンレス製の鍋と重曹
(または洗濯用せっけん)のみ。
アルミ製の鍋は、
重曹やせっけんのアルカリ性に弱いので
使ってはいけませんよ。
鍋にたっぷり水を入れて沸騰させたら、
重曹(または洗濯用せっけん)を全体に
まぶして混ぜましょう。
水の色が少し変わるくらいでOKです。
そこにタオルを入れて、
10分ほど煮沸します。
終わったら重曹
(または洗濯用せっけん)を
洗い流して干せば、完了です。
熱湯を扱うので
火傷にだけは注意してください。
漂白剤につける
酸素系漂白剤がある人は、漬け込み洗いすることで生乾き臭が
消せます。
お湯を張った桶に酸素系漂白剤を入れて、
(製品により使う量は異なります)
タオルをつけて20~30分ほど
放置しましょう。
最後に漂白剤をしっかり洗い流したら、
あとは干すだけです。
煮沸のようにずっと見張っている必要が
ないので、とてもお手軽ですね。
クエン酸で洗う
洗濯機で洗って干すだけで臭いを消したい人は、
クエン酸で洗うのがおすすめです。
水10リットルに対して
10グラム程度のクエン酸で
タオルを洗いましょう。
このとき、洗剤は入れません。
しっかりすすぎと脱水をして干せば、
完了です。
クエン酸は熱湯消毒や漂白剤よりは
威力が弱めですが、
特別な作業が一切いらないので
面倒くさがりの人におすすめです。
タオルの生乾き臭は防げる!普段から習慣にしたい予防方法3つ
一度生乾き臭を消せたら、再び臭くなるのを予防したいですよね。
予防方法はいくつかあります。
できるだけすべてのことに
気を付けましょう。
洗濯物は溜めない
洗濯を毎日しない人や、たくさん溜めてから洗う人は要注意。
汚れや濡れたまま放っておいたタオルでは
雑菌が大繁殖してしまうからです。
洗濯機を定期的に掃除する
洗濯物をこまめに洗っていても、洗濯機が汚いと結果的に
汚れてしまいますよね。
2~3週間に1回くらいは、
掃除をするようにしましょう。
洗濯機の中が雑菌の温床になるのを
防げます。
干すときは間隔を開ける
これは地味ですが、重要なポイントです。乾かすときに十分な間隔があいていないと、
乾きにくくなってしまいます。
濡れている時間が長いほど
雑菌は増えていきますね。
まとめ
タオルに付いた生乾きの臭いは、家庭にあるものやコインランドリーで
簡単に消せることが分かりました。
雨の日や梅雨の季節など、
特にタオルの臭いが気になると思います。
毎日使うタオルですから、
清潔でいいにおいを
維持していきたいですね。
そうすれば、
生活の質も少し上がることでしょう。