なかなか頑固で落ちにくいものです。
料理をする方なら、
誰もが一度は経験したことが
あるのではないでしょうか。
いきなりスポンジを使って洗おうとすると、
スポンジに油分がついて
汚くなってしまいます。
また、食器用洗剤を使って洗っても、
べたつきが残って
しっかり落とせていないような
気がしますよね。
実は、鍋の油汚れは洗剤で洗うよりも
適した方法があるのです。
家にあるものでできる
簡単な油汚れの落とし方を
紹介しましょう。
・ラップで拭きとる
・小麦粉を使う
・重曹を使う
こちらの3つの方法をおすすめします。
目次
鍋に付いた油の落とし方3つの方法:ぬるま湯を使うのがコツです
3つの方法を紹介する前に、まずは鍋に付いた油汚れを落とすときの
共通の注意事項を説明します。
それは、
必ずぬるま湯で洗うことです。
油は冷水につけると固まってしまい、
汚れが落ちにくくなるからです。
仕上げに洗うときは、
必ずぬるま湯を使用しましょう。
では、一つずつ解説します。
ラップで拭きとる
手元に使用済みのラップがあれば、今すぐ使ってみてください。
ラップは油を吸着してくれるので、
鍋の油汚れを剥がしてくれます。
時間が経った鍋だと
効果はあまり高くありませんが、
調理後時間が経っていない鍋なら
綺麗に油が拭き取れますよ。
ゴミになるはずだった使用済みラップの
再利用もできるので、一石二鳥ですね。
ラップで拭いた後は、
ぬるま湯でしっかり洗いましょう。
小麦粉を使う
ラップでも拭き取れない油汚れは、小麦粉を使って剥がしましょう。
方法は簡単です。
小麦粉を鍋にまんべんなく振りかけたら、
鍋の内側にこすりつけて油分を吸わせます。
この小麦粉は、
新品を使うようにしてください。
油を吸い終えたら小麦粉を生ごみに捨てて、
ぬるま湯で鍋を洗います。
この方法のメリットは、
処理後の油がベタベタしないことですね。
ラップで拭いた場合だと、
ラップに付いたベトベトの油が
気になってしまう方もいることでしょう。
小麦粉に吸わせる方法だと
処理後の小麦粉もそこまでベタベタに
ならないので捨てるときに嫌な気分に
なりにくいですよ。
重曹を使う
やり方は小麦粉と似ていますが重曹が家にある人は
こちらの方法をおすすめします。
個人的に小麦粉と重曹両方の方法を
試したところ、やはり重曹を使ったほうが、
きれいに油を落とせているという
実感がありますね。
方法としては、
重曹を鍋にまんべんなく振りかけて
放置します。
重曹の色が汚れと同じくらいになるまで
待ちましょう。
その後、
キッチンペーパーで重曹を拭き取り、
ぬるま湯で洗えば油汚れが落とせます。
家庭内の掃除に役立つ重曹ですが、
鍋の掃除にももってこいですね。
それでも油が取れない場合は鍋を火にかけて沸騰させよう
3つの方法を試してもまだ油が残っている場合は、
お湯の力を使って剥がしてしまいましょう。
鍋の3分の1くらいまで水を入れて、
火にかけ沸騰させます。
沸騰させながら菜箸などでお湯を混ぜて、
鍋全体の油を剥がしていきます。
剥がし終わったらお湯を捨てて、
キッチンペーパーで
内側を拭き取りましょう。
最後に食器洗剤を使い、
ぬるま湯で洗って完了です。
沸騰したお湯を使うので、
やけどに注意してください。
まとめ
鍋の油汚れの落とし方を紹介しました。ラップや小麦粉は
ほとんどの家庭にあると思うので、
すぐにできると思います。
もしここで紹介したすべての方法を用いても
油汚れが落ちない場合は、
残念ながら鍋の交換時期かもしれませんね。
長期間使っていると、
鍋のコーティングが剥がれて
汚れが落ちにくくなってしまうのです。
そうならないためにも、
油汚れはひどくなる前にしっかり落として
綺麗な状態を保ちたいですね!