“ロックアイス”。
使ったことが多い方も
いらっしゃるかと思います。
私も最初は
「氷なんて家でタダで作れるじゃん」
と思ったのですが、
始めて買ったロックアイスで
ドリンクを作った時は
『お金を払ってでも買う理由』が
わかりました。
見た目もとても良く、
美味しそうに見えて特別感がある!
そして溶けにくいから
ドリンクの味を損ないにくい!
ちょっとした贅沢な時間を
より満足させてくれる気がしました!
でも『結局は氷だし、
自分でも作れるのでは?』と感じますよね。
調べてみたところ、家庭で作る場合は、
たったひと手間でロックアイスが
作れることがわかりました!
《ロックアイスを家庭で作るポイント》
・水はゆっくり凍らせる
・不純物を取り除く
ポイントは2つでOK!
では方法と理由を解説していきますね♪
目次
簡単にできる透明な氷の作り方!シンプルかつおすすめの方法2選!
前述したように、ロックアイスのような透明な氷を作る方法は非常にシンプルです。
最も大切なのは『ゆっくり凍らせること』。
池や水たまりに出来た氷って
透明だと思いませんか?
あれは外気によってゆっくり冷え、
ゆっくり凍ったためなんですよ!
つまりドリンク用の透明な氷も同様に、
水温を下げつつゆっくり凍らせば
良いワケです。
その方法は色々あります。
その1.
チルド室等で水温を0℃に近づけてから
冷凍庫に入れる。
その2.
容器に水を入れたら、周りをぐるりと
タオルを巻いて冷凍庫に入れる。
そしてそのまま放置はせず、
時々ゆっくりかき混ぜる。
そうすることでゆっくりと凍り、
純度が高い氷となります。
主にはこの2つの方法で作れるかと思います。
ゆっくり凍らせることで透明度の高い氷ができるのはなぜ?
普通に氷を作ると、白く濁ってしまいますよね。
その濁った氷をよく観察すると、
『周囲は透明なのに中央に向けて
より白く濁って凍っている』様子が
うかがえるかと思います。
この理由はズバリ『水と不純物の融点
(液体が固体になる温度)が異なるため』。
水の融点は0℃のため、
家庭用冷凍庫(大体-12℃前後)に入れられると
側面から中央に向かって
急速に固体化し始めます。
それにより逃げ場を失った不純物や
含まれていた空気が容器の中央に
集まってしまうのです。
そしてそのまま凍結してしまうことによって
それらの不純物や空気が白い濁りとして
視認できるようになってしまい、
透明な氷とはならないのです。
一方、ゆっくり凍結させた場合、
凍結していく過程で含まれていた空気が
徐々に逃げていくだけの猶予が生まれます。
その為余分な空気が含まれていない、
より純粋な水に近づくため、
白く濁った氷ができにくいとされています。
沸騰させた水を氷に利用する場合は、
沸騰させることによって不純物を除去させる
働きを利用しています。
つまり、家庭で最も透明な氷を作る方法は
『沸騰させた水をゆっくりと凍らせる』
ことといえます。
手間はかかりますが、
純度が高い氷は通常の氷より解けにくく、
飲み物の味を損なわせません。
見た目だけでなく、味も楽しめるワケです!
まとめ
最後に記したように、氷は不純物が多いほど溶けやすい
という特徴があります。
白く濁っている氷は
不純物や多くの空気を含んでいますので、
あっという間に溶けてしまいます。
すると、せっかくのドリンクの味も
薄くなってイマイチに…なんて
モヤッとする経験は誰しもあると思います。
ちょっと贅沢な飲み物を楽しむときに
そんな不満は解消したいですよね!
ロックアイスは
コンビニでも簡単に買えてしまうのですが(笑)
自分で作るとなると、
丸型など好きな形で作ることが可能なので
ちょっとこだわったオリジナル氷も
作ることが可能です。
より目で楽しめるものに
なるのではないでしょうか。