見どころがたくさん!
そんな星々の中でも国際宇宙ステーション
ISSは私たち人類が歴史上初めて
宇宙につくった研究施設です。
なんと広さはサッカー場ほどもあり、
重さはおよそ420トン!
これは路線バスを28台合わせたくらいの
重さなんですよ!
以下では、このISSがどんなものなのかを
見ていきます!
目次
ISSがこんなに大きいのはなぜ?その役割を簡単解説
あなたはISSの広さを知っていますか?ISSの広さはおよそ108.5m×72.8m!
これはサッカー場くらいの大きさに
なります。
しかも質量はなんと420トン!
あなたがまちで見かける路線バスが
15トンくらいですから、実に28台分の
路線バスと同じ重さということに
なります!
そんなに大きくて重いものが
地球の周りを回っているなんて
驚きですよね!Σ(・□・;)
でもISSがこんなに大きいのは
なぜでしょう?
実は、それはISSの役割に
関係しています。
ISSは宇宙にある実験施設。
一歩外に出れば宇宙空間が広がっていて、
常に危険ととなり合わせ!
たしかに、空気も無くてただただ広い
空間ってとってもこわいし、
あぶないですよね。
ISSにはそんな環境でも宇宙飛行士たちが
安全に仕事ができるように、
様々な仕組みがあるのです!
ISSは大きく「実験モジュール」と
「居住モジュール」に分けられています。
「モジュール」というのは
「部品」みたいな意味です。
あなたは宇宙飛行士が船内でヘルメットを
付けずに手をふっている中継を見たことは
ありませんか?
あのように、モジュールの中では地球と
同じように宇宙飛行士が生活できる
空気がととのえられています。
実験モジュールは宇宙飛行士が仕事を
する場所で、ここで宇宙飛行士たちは
会社や大学から頼まれた
実験をしています。
ISSにはアメリカと日本、そして欧州が
開発した実験モジュールがそれぞれ
1つずつあります。
実験をする建物には
船の外、つまり宇宙空間でも実験できる
「船外実験プラットフォーム」
などもあります!
そして居住モジュールは
宇宙飛行士がご飯を食べたり
眠ったりする場所です。
ここでは世界中から選ばれた
宇宙飛行士たちが、みんなでいっしょに
生活しているんですよ!
その他にもモジュール同士をつなぐ
「結合モジュール」、電気をつくる
「太陽電池パドル」など様々な
パーツがあります。
国際宇宙ステーションはこのすべてが
合わさってつくられているんです!
これで、どうして国際宇宙ステーションが
あんなに広くて重いのかが分かりましたね!
ISSが作られた訳とは?宇宙での実験は大きな意義がある!?
じゃあ、どうしてそんなに大きなものを宇宙につくったんでしょう?
それは、宇宙でしか行えない
実験をするためです!
というのもISSは約90分で1周する
くらいの速さで地球を回っていて、
その中には地上の100万分の1の
重力しか、はたらかないんです。
宇宙飛行士が船の中をふわふわ
浮いているのを見たことは
ありませんか?
重力がないと、あんなふうにモノも
ヒトもプカプカ浮かんでしまいます!
重力があるのとないのとでは
実験の結果が大きく変わります。
だから、地球にいる科学者たちは
ISSで実験をしてもらって、地上で
その結果をもとに研究を進めているのです。
ISSの中でも、日本が開発した「きぼう」
という実験施設では、企業や大学が
困っている問題を解決するために、
そこでしかできない実験をしています。
実際に、2020年6月12日には
実験によってある線維(せんい)が、
地上と宇宙では違うつくりになることが
分かりました!
このちがいから、もっとくわしい仕組みが
明らかになれば、この線維に関係する
病気の治療法などにつながると
考えられています!
こんな風に、私たちの知らないところで、
日々様々な実験が行われているんですね!
( ̄□ ̄)
なんだかISSについて
ちょっと知れたような気がしませんか?
過去にどんな実験が行われたのかも
調べたくなっちゃいますね!
まとめ
さーていかがだったでしょうか!ISSの大きさはサッカー場くらい、
重さはバス28台分くらい!
覚えておくと誰かにじまん
できちゃうかもしれませんね!
ちなみにISSの様子は毎日LIVE配信
されていて、日によっては宇宙飛行士が
手を振ってくれることもありますよ!
宇宙飛行士のヘルメットに地球が映る
光景を見ると、かれらが今、まさに
この時、本当に宇宙にいるんだと
感じることができます!
地上にいる私たちとISSの距離は
とっても遠いですが、あそこに
いるんだな!と思うと少し楽しく
ありませんか?
超巨大実験施設、ISS!
これからどんな実験がされるのか
わくわくしますね!