個室付きの列車というと、観光列車や
寝台列車などでよく見られます。
個室付きの列車は、たいていの場合
旅行で利用されます。
旅行で利用する公共交通機関というと、
新幹線や飛行機、高速バスを連想しますよね。
個室のある列車はそれらと違い、
それぞれのグループのプライバシーが
確保されるため最近になって注目を
集めています。
個室付きの列車に乗ってみたいけど、初めてだから
どの列車にしたらいいのか分からない…というあなた。
そんなあなたにおすすめの列車は、東京~伊豆を結ぶ
『サフィール踊り子』です!
目次
ここがスゴイ!サフィール踊り子をお勧めする3つの理由とは?
サフィール踊り子は、東京駅から横浜~伊東を経由し終点の伊豆急下田(静岡県)まで
運行する観光列車です。
この列車のうち、2・3号車は個室となっていて、
1~4人用の部屋と1~6人用の部屋があります。
初めての方にこの列車をおすすめする理由を
3つ説明していきましょう。
①所要時間が短い
個室付きの列車というと、寝台列車のように
長時間乗車するものを思い浮かべるかもしれません。
いきなり長い時間の乗車に挑戦するとなると、
出発までの準備が大変になってしまいます。
しかし、サフィール踊り子なら
始発駅の東京駅から終点駅の伊豆急下田駅まで
乗っても、かかる時間は約2時間半です。
長すぎず短すぎない、ちょうどよい
時間の長さだと思います。
②きれいな車両と景色が見られる
サフィール踊り子は、
2020年3月に運行開始しました。
まだまだ新しい列車ですね。
そのため、車体はもちろんピカピカです。
乗る前に列車の前で記念撮影をしたら、
忘れられない思い出になると思います。
個室にはコンセント口やテーブル、
ソファなどの設備も充実しています。
スマホの充電もできますね。
また、個室のある部屋は必ず海側に
大きな窓が付いています。
伊豆の青く輝く海を眺めながら時間を
過ごすことができるのです。
サフィール踊り子の「サフィール」は、フランス語で
サファイヤという意味です。
伊豆半島の海は、太陽の光によって輝きが増します。
列車の名前になるほど海が美しいということですね。
目的地へ行くまでの間も、素敵な景色を
堪能できるのは嬉しいですよね。
私も海を優雅に眺めながら電車に乗れたら、
きっとテンションが上がると思います!
③手軽にオリジナルメニューを食べられる
4号車には食堂がありますが、
なんと個室の乗客はわざわざ食堂へ行かなくても
部屋までデリバリーをしてくれます!
スマホで事前に予約できるので、
列車に乗ったら食事が来るのを待つだけです。
とても楽ですね。
メニューも充実しており、
神保町の名店『傅』の長谷川在佑氏が監修した
限定ヌードルを食べることができます。
10月15日からは新メニュー、
チャーシューヌードルも登場しますよ。
そのほかにも、富士山パンやかつおスナック、
温州みかん100%のジュースなど静岡の特産品を
お手軽に味わうことができます。
私は乗車中に空腹で気持ち悪くなることがありますが、
これならそんな心配もせずに済みそうです。
まずは列車で軽く食べてから、
現地でがっつりとグルメを楽しめますね!
要注意!サフィール踊り子をより楽しむために気を付けることは?
サフィール踊り子に乗るときに気を付けることはなんでしょう?
乗車前から乗車中の注意点を説明します。
○乗車前
まず予約ですが、個室のきっぷはJRの
みどりの窓口でのみ購入できます。
インターネット予約は扱っていないので気を付けましょう。
みどりの窓口は曜日と時間帯によっては
大混雑するのでいつ買いに行くかを事前に
計画しておくといいと思います。
また、事前に食事の予約も忘れないようにしましょう。
数に限りがあるため当日の注文は、
空きがある場合しか受け付けてもらえません。
食事予約はスマホから行えるので、
すぐにしておきましょう。
○乗車後
個室ではプライバシーが確保されますが、
勝手に備品を動かしたりするのはやめましょう。
また、体調が悪くなったときは係の人に伝えてください。
すぐに対応してもらえます。
これらのことに注意して、旅行をしたいですね。
まとめ
サフィール踊り子は、気軽に楽しめる個室観光列車です。友達同士で集まっておしゃべりをしながら
過ごすもいいですし、恋人・夫婦で景色を
満喫しながらゆったり過ごすのにも向いています。
せっかく旅行に行くなら、その過程も
充実したものにしたいですよね。
サフィール踊り子なら、
その希望がきっと叶うことでしょう。
そしてこの列車に乗ってみて、
全国にたくさんある他の観光列車にも
興味を持ってもらえたら嬉しいです。