お供え物にはどんなものを選ぶと良いのでしょうか?
普通に焼き菓子やフルーツ等でいいのか、
迷ってしまいますよね…。
また、お供え物にかけるのし紙のマナーも
知っておいた方が良いでしょう。
ということで今回は、
お墓参りの際に知っておきたい、
お供え物のマナーについて解説していきます。
目次
マナー違反してない?お墓参りのお供え物で避けるべきお菓子とは?
基本的にお盆やお彼岸などでお墓参りをする際は、
常温で日持ちのする、 個別包装になっているお菓子を選ぶべき。
ケーキやアイスなど
常温ではお供えできないお菓子は、 マナー違反となってしまうので避けるようにしましょう。
クッキーやマドレーヌ、水ようかん、
ゼリー、おかき、せんべい
などをお供えするのがおすすめですね。
私も夫の親戚のお墓参りに行く時は、
必ず焼き菓子かゼリーを持参するようにしていますよ。
また、季節の果物をお供えするのも良いでしょう。
特にお盆にお供えするのでしたら、
ぶどうや梨などがお供え物に適していますよ。
でも迷った時はやっぱり、
常温で日持ちのするお菓子を選んでおけば、
まずマナー違反にはならないのでご安心を!
ちなみにお墓参りをしたら、
必ずお供え物はそのまま置いておかずに、
持って帰るようにしてくださいね。
そのままお墓に食べ物を置いておいてしまうと、
カラスなどがやってきて食べ物を漁り、
お墓を汚してしまうので注意が必要。
お供え物は忘れずに持ち帰るようにしましょう。
そうすれば安心ですよ。
ただしお仏壇でしたら、
そのままお供え物のお菓子を置いておいてもOK!
でもある程度の時間お供えしたら、
みんなで分け合って食べるようにするのが良いですね。
9割が勘違いしている!?お墓参りのお供え物の正しい「のし」の向き
お供え物にかけるのし紙は、『御供』と表書きを印刷された、
不祝儀用のものを使うようにしましょう。
黒白か銀、黄白の水引きが『結び切り』に
印刷されているものを選び、
包装紙の外側にのし紙をかけるようにしてくださいね。
のし紙の選び方について迷った時は、
お供え物のお菓子を購入する際に、
販売員さんに『お供え物用なのでのし紙をお願いします』
といえば、正しいものをかけてくれますよ。
そしてお墓にお供えする際の向きは、 お墓側から見てのし紙が正面に向いていること。
つまりこちら側から見ると、
のし紙が逆さになっている向きで、
お墓にお供えするようにしましょう。
確かに、
お墓つまり故人様にお供えするんですから、
故人様側から見て、のしが正面を向いていないと、
ちょっとおかしいですよね。
ということで、
のし紙の向きはお墓からみて、 正面を向いているようにお供えするようにしましょう。
そうすればマナー違反にはなりませんよ。
でも、家によっては、
お供え物は箱から取り出した状態で、
お墓にお供えする場合もあるので、
その時はのし紙の向きは気にしなくて大丈夫です。
包装紙をかけた状態のままお供えする時だけ、
のし紙の向きに注意するようにしましょう。
まとめ
お墓参りの際は、常温で日持ちして、なおかつ
個別包装になっているお菓子
を選ぶのがベスト!
のし紙は
『御供』と表書きが印刷されている、
不祝儀用のものを使い、お墓側から見て、
のし紙が正面を向くように
お供えしてくださいね。
また、お墓にお供えしたものは、 必ず全て持ち帰ることを忘れずに。
そうすればお墓参りのマナーはバッチリなので、
安心してくださいね!