シフトスイッチとは?進化する性能やメリット・デメリット徹底解説

最近、車のシフト操作部分が
シフトスイッチになっているものが
増えています。

これまでシフト操作と言えば、
シフトレバーを動かすのが定番でした。

しかし、最近はレバーからスイッチに
変わりつつあるのです。

シフトスイッチとは、
シフト操作ができるスイッチのことです。

レバーを動かす代わりに、
スイッチを押すだけで
シフトチェンジできるようになります。

2003年に発売された二代目プリウスには
シフトスイッチが採用されており、
その後だんだんとシフトスイッチを
搭載した車が増えてきました。

では、シフトスイッチのメリットは
何でしょうか?

シフトスイッチのメリットは、
・操作が簡単
・内装がすっきりする
・握力がいらない
の3つです。

 

目次

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運転が楽しくカンタンになるの?シフトスイッチのメリット3選

冒頭でも述べた通り、
シフトスイッチのメリットは
操作が簡単、内装がすっきりする、
握力がいらないの3つです。

詳しく解説しましょう。

操作が簡単

シフトスイッチは
押すだけで操作できるので、
誰でも簡単にシフト操作が
できるようになります。

レバーを動かしていて、
これはどうやって動かせばいいんだっけ?
と迷うこともなくなりますね。

特に、ハイブリッド車はレバー操作が複雑で
覚えにくいことが多いと思います。

ハイブリッド車の人は
シフトスイッチに変えることで
煩雑な操作をしなくて良くなりますよ。

 

内装がすっきりする

シフトレバーからシフトスイッチの
車に変えると、内装が非常にすっきりとした
印象になります。

レバーは意外と場所を取るので、
それが平らなスイッチになるだけで
圧迫感もなくなるのですね。

実際、
車の内装のスタイリッシュさを求めて
シフトスイッチにする人もいます。

また、凹凸が少なくなるので
掃除も面倒ではなくなりますね。
 
普段からクロスでサッと拭くだけで、
綺麗な状態を保つことができます。

車内の見た目が気になる人には
シフトスイッチがおすすめです。

 

握力がいらない

シフトレバーは、レバーをしっかり握って
動かす必要がありますよね。

よって、お年寄りや手に力がない人は
レバー操作がやりにくくなるのです。

しかし、シフトスイッチなら
ボタンを押すだけでいいので
お年寄りや手に力が入りにくい人でも
操作が可能になります。

シフトスイッチを採用することによって、
運転がよりバリアフリー
近づくというわけです。

ある程度のお年寄りや手に障害のある人でも
運転が楽に行なえるようになれば、
より多くの人が運転を楽しめるように
なりますね。

 

安全面にまだ不安の声もある?シフトスイッチのデメリット2選

操作が楽になるシフトスイッチですが、
デメリットもあります。

車種によってボタン位置が異なる

シフトスイッチは、車種によって
ボタンの配置が違うことがあります。

そのため、初めて乗るときは
位置をしっかり覚えなければいけません。

操作を間違えたら、
事故につながりかねませんからね。
 
個人的に懸念しているのは、
ボタン操作の際に目を下に向けてしまう人が
出てくるのではないか、という点です。

ボタン位置を覚えておらず
シフト操作のたびに
視線を下にやっていたら、
何かあったときにすぐ対応できません。

 

非常時に使えなくなる可能性がある

例えば、
水害によって車が水没したとしましょう。

レバー操作の車なら、
ニュートラルに戻しさえすれば
勝手におかしな動きをする心配が
なくなります。

これがシフトスイッチの車だと、
スイッチが効かなくなっている場合が
あるので戻せなくなるかもしれません。

日本は災害が多いので、いざというときに
使えなくなるのは心配ですね。

 

まとめ

シフトスイッチは便利な反面、
安全面から不安の声も上がっているのが
現状です。

しかし、
将来シフトスイッチの性能やシステムは
進化すると予想しています。

今は運転自動化の研究も進んでいますし、
もしかしたらシフト操作のガイドが
行なわれるようにも
なるかもしれませんよね。

今はまだ普及しきっていない
シフトスイッチですが、
今後の発展に期待したいです。
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