さんまにうろこはないの?美味しい秋刀魚を見分ける3つのポイント

秋の味覚と言えば
「さんま」ですよね。

旬のさんまは油がのっていて
とっても美味しいです。

ですが、お店でさんまを買い
「焼いて食べようかな」と思って見てみると…
魚にあるはずのうろこが見当たりません。

「何故さんまにうろこがないのか」
調べて見るとさんまの水揚げ方法に答えがありました。

今回は、意外と知らない!さんまにうろこがない理由と
美味しいさんまの見分け方についてお伝えします。

目次

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さんまのうろこはどこへ⁉水揚げ方法とうろこがない理由との関連性

さんまのうろこは
海の中で泳いでいる間はしっかりあります。

スーパー等で売っているさんまにうろこがないのは
網で捕獲したときに剥がれてしまうからなんです。

まずは、さんまの水揚げ方法について見ていきましょう!

さんまの水揚げ方法は?

さんまは
棒受け網、刺し網 という網漁が一般的です。

簡単に説明すると、棒受け網漁とは
さんまが光に集まってくる性質を利用して
網を張った場所に光を当て誘導しまとめて捕獲する方法。

刺し網漁とは、さんまの通り道に帯状の網をしかけ
クモの巣のように引っ掛けて捕獲する方法です。

一度に大量に捕獲するため
このような漁法が行われているんですね♪

さんまにうろこがない理由は?

さんまのうろこは
捕獲されるときに剥がれ落ちてしまいます。
 
さんまはとても臆病な生き物。
網で捕獲されると
パニックになって大暴れします。

周りの仲間とぶつかり合っているうちに
うろこがぽろぽろ剥がれてしまうので

お店で販売されている時点では
ほとんどうろこは残っていません。

さんまのお腹からうろこが!これは一体⁉

まれにさんまのお腹の中から
うろこが出てくることもありますが
これも大量にとる網漁ならではの理由があります。

網で捉えられたさんまは
パニックになるとピチピチと跳ねます。

すると、うろこが剥がれて飛び散り
うろこが別のさんまの口の中に入ってしまう為、
お腹の中からうろこが出てくることがあるんです。

さんまのうろこはもともとあっても
私たちが目にするときには
すでに剥がれてしまっている状態なので

「さんまにうろこがない!」と
言われるようになったんですね♪

 

1分でわかる!美味しいさんまの見分け方の3つのポイントとは?

たくさん並んでいるさんまを見ると
どれも美味しそうに見えてしまいますが
同じ値段で買うなら美味しいものを買いたいですよね。

そこで、美味しいさんまを見分ける
3つのポイントをご紹介します。

 
1:くちばしの先が黄色い
一番わかりやすいのは
さんまのくちばしの先が黄色いかです。

一説では、
「プランクトンをたくさん蓄えた色、油の色」
と言われていますが
口の黄色は、鮮度のバロメーターとして
見ることが出来ます。

鮮度が落ちてくると黄色から茶色に変化するので
なるべく黄色が濃いものを選びましょう

 
2:澄んだ目をしている
命がつきたり、元気がなかったりすると
目から生気が失われていくように
さかなの鮮度も目に現れます。

そのため
なるべく透明で、澄んだ目をしているものの方が
鮮度が良いです。

買う時は
さんま一匹一匹と目を合わせてみましょう!

 
3:体がキラキラしている
「青魚は足が早い」と言われているように
触るとすぐに色が変わっていきますよね。

そのため
体がまだキラキラしているものは 鮮度が良いと言うことです。

さらに肉厚かどうか確かめるために
お腹のあたりを見てみましょう。

ふっくらしていて胴が太いものは 美味しいさんまの可能性大です。

魚の目利きは難しいですが
美味しいさんまの特徴を見てみると

見た目で「美味しそうだな」と思う感覚は
間違いではないようですね♪

まとめ

<さんまにうろこがない理由>
さんまを網で捕獲した時にパニックで暴れ回り
うろこが剥がれてしまうから。

<美味しいさんまを見分ける3つのポイント>
・くちばしの先が黄色い
・澄んだ目をしている
・体がキラキラしている

以上が、さんまにうろこがない理由と
美味しいさんまを見分けるポイントです。

うろこがないのは、さんまが最後まで
闘った証でもあることがわかります!
美味しいさんまの見分け方も、
これでマスターできましたね♪

旬の食材は、
その時期に必要な栄養源でもありますので
命に感謝してありがたくいただきましょう!
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