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花言葉は贈り物を選ぶ時にも左右されるほど
その花のイメージとなるものです。
秋になると良く見る「彼岸花」にも花言葉がありますが
彼岸花と聞くと何だか不吉なイメージありませんか?
私も子どもの頃、祖母にそう教えられた記憶があります。
「もしかしたら彼岸花の花言葉が怖いのかも…」
と思い調べて見たところ彼岸花の花言葉には
プラスイメージのものが多かったのです。
では、何故不吉なイメージを持たれているのか?
今回は、そんな彼岸花の花言葉と不吉な噂の真相について
お話していきます。
目次
彼岸花の花言葉は前向き⁉それぞれの色に込められた思いとは?
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実は、白と黄色の彼岸花もあります。
それぞれの色によって花言葉が異なりますので
一つずつ見ていきましょう。
<彼岸花の花言葉一覧>
1.赤い彼岸花
「情熱」「独立」「再会」「諦め」「転生」「悲しい思い出」
「思うのはあなた一人」「また逢う日を楽しみに」
2.白い彼岸花
「思うのはあなた一人」「また逢う日を楽しみに」
3.黄色い彼岸花
「追想」「深い思いやりの心」「悲しい思い出」
赤と白どちらにも入っている
「思うのはあなた一人」「また逢う日を楽しみに」は
赤だと、一途な想い。白は清純なイメージで、
どちらも今は亡き人を思う心が現れているように感じます。
また、黄色には「追想」「深い思いやりの心」という言葉があり
悲しい思い出から前向きになるイメージや
人を思う暖かい心が現れていますよね。
調べて見ると、思った以上に
怖いイメージのものはありませんでした。
むしろ、「再会」「また逢う日を楽しみに」など
前向きなイメージの花言葉が多いように見えます。
一見、「諦め」や「悲しい思い出」は
後ろ向きのイメージがありますが、
「諦め」は仏教でいう「悟り」に当たるもの。
決してマイナスのイメージではありません。
また「悲しい思い出」は、彼岸花が墓地で多く見られたことから
故人との別れを連想し、つけられたと言われています。
花言葉には不吉なイメージがつけられた由来はなさそうです。
では、何故そのようなイメージになってしまったのでしょうか?
悲しい真実…彼岸花の不吉なイメージは人々を守るために生まれた
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気になるところですよね。
実は彼岸花の不吉なイメージは
・お墓の周りにたくさん咲いていたから
・彼岸花の毒から子どもたちを守るため
この2つによって生まれたものでした。
墓地にたくさん咲いている
お墓参りなどに行くと、彼岸花を見かけますよね。それを見ると、墓地があるところに
彼岸花があると思いがちですが
あれは勝手に生えてきたのではなく
人がそこに植えたから生えているのです。
実は彼岸花には毒性があり
そのまま食べると生き物が死んでしまうくらい
強い毒があると言われています。
その毒性を利用して
虫や動物からお墓を守るために
墓地の周りに植えられました。
しかし、それを知らない人々が
墓地に咲いている花=不吉と考え
マイナスイメージが定着してしまったと考えられます。
人々が広めた3つの迷信
彼岸花には強い毒があるため子どもが誤って食してしまうと
死に至ることもあります。
そのような事故を防ぐために
大人は次のような迷信を流しました。
・彼岸花を家に持ち帰ると火事になる
・彼岸花を摘むと死人が出る
・彼岸花に触ると手が腐る
不吉な噂は
彼岸花から子どもたちを守るために
広められたものだったのです。
墓地を守るために咲いてくれた彼岸花…
しかし毒から子どもを守りたいという大人の思いが
現代に伝わるほどの恐怖を人々に植え付けてしまいました。
何とも悲しい話です。
最後にまとめると…
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- 彼岸花の花言葉は「再会」「また逢う日を楽しみに」など
前向きなものが多かった - 彼岸花は動物や虫からお墓を守ってくれていた
- 彼岸花の不吉なイメージは毒から子どもたちを守るためだった
改めて知ると、彼岸花に対するマイナスイメージも払拭され、
彼岸花を見る目も変わりますね!
彼岸花は不吉なイメージから贈り物として適してはいませんが、
見るととても儚く美しい花です。
今回の知識をきっかけに、お墓参りで少し彼岸花を観賞する
時間を作ってみてはいかがでしょうか?